デジハリ×KiQ 講演会:所作デザインでUI/UXとブランディングを革新!
デジタルハリウッドSTUDIO渋谷校で、KiQ代表の菊地あかね氏による講演会が開催されます。UI/UXデザイン、ブランディングにおける「所作」の重要性、そしてデジタルと伝統の融合について、菊地氏の豊富な経験に基づいた講演が展開されます。
デジハリ×KiQ 講演会:所作デザインでUI/UXとブランディングを革新!
デジタルハリウッドSTUDIO渋谷校にて、クリエイティブスタジオKiQ代表の菊地あかね氏による講演会「所作をデザインに取り入れる これからの時代のUIUXとブランディング戦略とは」が開催されます。
菊地氏は、目に見えない価値を体験によって可視化するブランディングに精通しており、国内外で数々のプロジェクトを手掛けてきた所作デザインの研究家でもあります。今回の講演では、UI/UXデザインとブランディングにおけるユーザー体験の重要性、そして伝統的な所作と最先端のデジタル技術を融合させたブランディング戦略について解説します。
講演では、UI/UXデザインにおけるクリエイティブディレクターの役割を、菊地氏の豊富な実体験に基づいて語られます。ユーザー体験をデザインする意義を深く理解し、より人間中心のインターフェース設計へと繋げるためのヒントが得られるでしょう。
さらに、ブランディングの文脈においては、日本の伝統的な所作や人間の行動様式を、グローバルな市場でデジタル体験とどのように調和させるかについて考察します。現代社会において、文化や伝統を尊重しながら革新的なブランディングを展開していくための戦略的な視点が得られます。
講演の最後には、所作がビジネスやデザインに与える影響について、包括的な考察が行われます。人間の行動を深く理解することで、直感的なUI/UXデザインやグローバルなブランディング戦略をどのように向上できるのか、具体的な事例や分析を通して示される予定です。
本講演は、ブランディング、クリエイティブ、UI/UXデザイン、エンジニアリングなど、幅広い分野に関わる方々にとって有益な内容となっています。デジタルと伝統、そして人間の行動を理解することで、より革新的で人間中心のデザインやブランディングを生み出すためのヒントが得られるでしょう。
【開催概要】
講演タイトル:所作をデザインに取り入れる これからの時代のUIUXとブランディング戦略とは
日時:2024年9月27日(金)19:30~21:00
会場:デジタルハリウッドSTUDIO渋谷
参加費:無料
対象:ブランディング、クリエイティブ、UI/UXデザインに興味がある方、エンジニアの方
【お申込み方法】
info@kiq.ne.jp宛にメールをお送りください。席数に限りがあるため、参加希望の方はお早めにお申し込みください。
【講師紹介】
講師は、株式会社KiQ主宰の菊地あかね氏です。菊地氏はデジタルハリウッドSTUDIOの卒業生であり、18歳でNYへ渡りデザインを学んだ後、帰国して芸者修行を通して日本の伝統的な所作を学びました。その後、米国SXSWでVR作品を発表したり、文化庁メディア芸術祭推薦作品に選定されたAR作品を制作するなど、国内外で活躍しています。大阪大学の石黒浩教授との共同プロジェクトでは、アンドロイドの所作デザインにも携わるなど、その活動は多岐にわたります。
【株式会社KiQ】
KiQは東京を拠点にグローバルに活動するクリエイティブスタジオです。ブランド、プロダクト、サービス、空間演出など、幅広い分野においてクリエーションを行い、オリジナルアート制作やコラボレーションを通して、日常に新たな価値を生み出す挑戦を続けています。グローバルな視点と文化への配慮を大切に、異なる視点を調和させ、未来に残る価値を創造しています。
デジハリ×KiQの講演会は、UI/UXデザインやブランディングに携わる人々にとって、非常に興味深く、刺激的な内容であったと感じました。特に、菊地あかね氏の豊富な経験に基づいたお話は、デジタルと伝統、そして人間の行動という一見異なる要素を融合させるという、新しい視点を与えてくれました。
講演の中で印象的だったのは、UI/UXデザインにおけるユーザー体験の重要性と、ブランディングにおける「所作」の役割についてでした。従来のUI/UXデザインは、機能性や操作性といった側面に重点が置かれることが多かったですが、菊地氏は、ユーザーの感情や行動、そして文化的な背景まで考慮することで、より人間中心のインタフェースをデザインできることを示唆しました。
また、ブランディングにおいては、日本古来の所作や伝統文化を、グローバルな市場でどのように活かすかという点も興味深かったです。菊地氏は、伝統と革新を調和させることで、より深みのある、記憶に残るブランド体験を生み出せることを示唆しました。これは、単に伝統を模倣するのではなく、現代社会に合った形で再解釈し、新しい価値を生み出すことの重要性を示していると思います。
講演全体を通して、菊地氏の情熱と創造性が伝わってきました。デジタル技術と伝統文化、そして人間の行動を深く理解し、それらを融合させることで、今までにない革新的なデザインやブランディングを生み出すことができるという可能性を感じました。
今回の講演は、参加者にとって、単なる知識の習得にとどまらず、自身の仕事やクリエイティブな活動に新たな視点を取り入れるための貴重な機会になったのではないでしょうか。講演で得た学びを活かし、より人間中心で、文化に根ざした、そして未来志向のデザインやブランディングを追求していくことが期待されます。
講演会は、デジタルハリウッドSTUDIO渋谷校という、クリエイティブな人材育成に力を入れている環境で開催されたことも、大きな意味を持っていたと思います。デジタルハリウッドSTUDIO渋谷校は、今後もこのような革新的なテーマを取り上げた講演会やワークショップを開催することで、未来を担うクリエイターの育成に貢献していくことを期待します。