28日深夜、音楽家で俳優の星野源がパーソナリティを務める『星野源のオールナイトニッポン』（ニッポン放送）にて、ネット上での憶測を巡る誹謗中傷について言及しました。この放送で星野は、22日に話題となったネット上の憶測に対して強く反論し、内容を完全に否定しました。

放送冒頭、星野は騒動が発生した当日の状況を詳細に語りました。22日の夜、彼は自宅で夕食を取り、食器を洗った後に自身のInstagramを何気なくチェックしたところ、コメント欄に急増した誹謗中傷の数々に気づきました。「晩ごはんを家で食べて、その後食器洗って自分のInstagramを何気なく見たら、自分の最後のポストのところにコメントが急に増えた瞬間があって。『なんだろう？』と見たらそこにものすごい数の誹謗中傷があって。直後にマネージャーから電話があって把握しました」と星野は語りました。

星野はまた、「100％やっていないことで、事実が一つもないことで日本中から憎悪を向けられた感覚になった。本当に恐ろしかったし、妻も含め仕事仲間とか辛い思いしてるだろうなと思うと本当に悲しかったです。とても悲しかった」と心情を吐露しました。そして、「もう二度とあんな気持ちにはなりたくないと心から思います」と訴え、ファンに向けて「安心してほしいので改めて言います。100％、一つもやってない。完全デマです」と改めて否定しました。

この事態の発端となったのは、22日に公式X（旧Twitter）上で滝沢ガレソ氏が投稿した憶測記事でした。この投稿は瞬く間にネット上で拡散され、星野を巻き込んだ騒動へと発展しました。これを受けて、星野が所属するアミューズ法務部の公式Xでは、「星野源に関してそのような事実は一切ありません。また、当社が記事をもみ消したという事実も一切ありません」と声明を発表し、内容を否定しました。星野自身も自身のInstagramのストーリーズで「事実無根です」と発信しました。

この騒動に対して、SNS上では多くの反応が寄せられました。「まったくの嘘だったのかよｗ」という驚きの声や、「出るとこ出たら」といった法的措置を求める意見もありました。また、「星野ブッ叩いた末に嫌われてたのが顕在化しただけだろとかそんな釈明してる暇があるなら」と、騒動の背後にある感情を指摘する声も見られます。

さらに、「ガレソとかコレコレみたいなのいい加減法で対応できるようにしろよ」という意見や、「８割の人は信じてないから大丈夫だぞ。元気だしてな」と励ます声もありました。一方で、「自意識過剰、ほとんどの人間は興味ない」という厳しいコメントもあります。

星野源の誠実な対応は多くのファンから支持を受けていますが、今回の騒動を機に、ネット上の誹謗中傷やデマ拡散の問題が再び浮き彫りとなりました。今後、このような事態が再発しないよう、適切な対応策が求められています。