2024年03月22日更新
藤井八冠 永瀬九段 将棋

【悲報】藤井八冠に負けた永瀬九段、完全にモチベ喪失「生きているとは思うんがそれぐらいしかわからない」

2023年の将棋界の一大ニュースとしては、藤井聡太が21歳で「八冠」を達成したことが挙げられます。彼と熾烈な戦いを繰り広げたのが永瀬拓矢九段です。将棋観戦記者の大川慎太郎氏が永瀬にインタビューし、激しい対局の思い出や藤井に勝てなかった理由について尋ねました。

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2023年の将棋界の一大ニュースとしては、藤井聡太が21歳で「八冠」を達成したことが挙げられます。彼と熾烈な戦いを繰り広げたのが永瀬拓矢九段です。将棋観戦記者の大川慎太郎氏が永瀬にインタビューし、激しい対局の思い出や藤井に勝てなかった理由について尋ねました。

開幕戦では永瀬が激しい戦いの末に勝利しました。第2局では有利な局面もあったが敗北し、第3局と第4局では逆転負けを喫しました。特に第4局では藤井が詰みを逃した場面がありました。藤井自身も「スコアが逆でもおかしくなかった」と振り返るほど、試合は非常に接戦でした。

永瀬は「内容が良すぎたのかもしれません。特に勝勢だった第3局と第4局は全てが順調でしたが、藤井さんに終盤一本で差し切られてしまい、結果的に勝利に恵まれませんでした。そのため、負けの痛みは思ったよりも強く感じました。」と語りました。

永瀬はこの五番勝負の間に、藤井の強さを痛感した瞬間があったと述べています。「終盤です。他の要素ではそれほど劣っていなかったと思います。終盤の時間が限られた中での速読能力は本当に素晴らしいです。それが藤井さんがタイトル戦で負けない理由です。将棋は恐ろしい競技です。勝利寸前まで迫っていても、終盤で一気に逆転されてしまうことが残酷です。私は残酷さを知っていましたが、これほどまでには思いませんでした。」

王座戦後、永瀬の調子があまり良くないように見えることについても聞かれました。永瀬は王将リーグ戦で4連勝し首位を走っていたが、連敗により挑戦権を逃しました。

「自分でもよくわからない現象が起きていると言えます。明らかに調子が悪いです。有利な局面で正しい対応が取れないこともあります。また、終盤で敵玉の詰みの有無がわからず、詰んだと思って攻めたのに詰まない将棋も何局かありました。やはり王座戦の影響や反動が大きいのです。

将棋に対するモチベーションも少し下がったように感じます。それによって棋力も低下し、それを取り戻すのに苦労しています。時間が解決策を提供するのを待っている状況ですが、このままでは厳しいことになるでしょう。」

ネットの反応

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