2024年03月16日更新
エホバの証人 宗教2世 宗教二世

【悲報】エホバの証人、2世信者の92%がむち打ちを経験、81%が輸血拒否カード強制

宗教団体「エホバの証人」から離脱した人々を支援する弁護団が、20日に調査報告書を公表しました。回答した元信者の約90%が、自分自身が子供の頃に親から「ムチ打ち」の体罰を受けた経験があると回答しました。さらに、

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宗教団体「エホバの証人」から離脱した人々を支援する弁護団が、20日に調査報告書を公表しました。回答した元信者の約90%が、自分自身が子供の頃に親から「ムチ打ち」の体罰を受けた経験があると回答しました。さらに、宗教上の理由から輸血を避ける教義に従って、約80%の人が「輸血拒否カード」を所持していました。

昨年12月に国が公表した指針では、このような「ムチ打ち」や輸血拒否は児童虐待に当たると規定されています。弁護団は、「虐待や人権侵害が続いていると強く推測される」として、同日にこども家庭庁に対し、公的機関による調査を求める文書を提出しました。

報告書によると、調査では元信者の約580人、年齢は10歳から70歳代までの人々に対して、「ムチ打ち」や輸血拒否など194項目について回答を得ました。

子供の頃に親から「ムチ打ち」を受けたと回答した人は560人中514人(92%)でした。親に従順でない態度を取ったり、集会で居眠りをしたりした際に、ムチやベルト、定規、素手などで体罰を受けていたそうです。

輸血拒否を示すためのカードを所持していた人も、451人(81%)に上りました。そのうち350人が理由として「保護者から言われたから」と回答し、140人は幹部信者からカードを所持しているかどうか確認されていました。

離脱すると家族や仲間からの交流が断絶される「忌避」に関しては、報告書は「教団が強く推奨している」と指摘し、「虐待による精神面の不調などと組み合わさり、(忌避が)教団からの離脱を困難にしている」と述べています。

エホバの証人は、20日に「ムチ打ち」については「いかなる形の児童虐待も容認していない」とし、また、輸血拒否に関しては「強制されることはない」と説明しました。

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