米Googleが現在プレビューとして提供している生成AI「AI Overview」（旧SGE）の奇妙な回答が、5月23日ごろからSNSで話題となっています。例えば、「チーズがピザにうまくくっつかない」という検索に対して、「無害な接着剤を8分の1カップほどピザソースに混ぜる」というアドバイスを表示しました。この驚くべき回答に対し、ネット上では多くの反応が寄せられています。

クルト・オプサール氏、Filecoin Foundationで法務顧問を務める彼は、自身のポストでピザに接着剤を使用するという回答のソースが、米Redditに11年前に投稿されたジョークであることを指摘しました。

SNSでは、この件について様々な意見が飛び交っています。

「ええやんけ」（Twitterより）

「思えば２ちゃんって人力のAIみたいなもんだったな。正しい答え教えてくれるし、たまに頓智の効いた答えまでくれた」（Twitterより）

他にも、生成AIの奇妙な回答はこれだけにとどまりませんでした。例えば、犬がNBA（米国のプロバスケットリーグ）でプレイしたことがあるという画像や、バットマンが警官だという画像の投稿もありました。これらの奇妙な回答に対しても、ネット上では笑いや驚きの声が広がっています。

「ゴリラと黒人の区別はつくようになった？」（Twitterより）

「まあ人間だってお米を洗剤で洗っちゃう人がいるらしいですし」（Twitterより）

さらに、撮影で使われるピザについての誤解から生じた回答も指摘されています。

「撮影で使われてるピザは接着剤でチーズをよく伸ばすようにしてるからだろ」（Twitterより）

「物撮りの食品サンプルと混同してるのかw」（Twitterより）

このように、生成AIの回答は時に人々を驚かせ、時には笑わせますが、その精度にはまだまだ課題が残されています。

「まだまだ人間様の足元にも及びませんな」（Twitterより）

「チーズフード使えばええ」（Twitterより）

また、生成AIに対する期待と失望の声も混じり合っています。

「天才やんお前らよりマシ」（Twitterより）

「ヤフー知恵袋で数学の質問したらAI回答が意味不明な回答してきたな」（Twitterより）

「やってみないとわかんないよ？やってみて駄目だったら批判しな」（Twitterより）

このように、生成AIの奇妙な回答は多くの注目を集め、議論を呼んでいます。AIの進化にはまだ時間がかかることが示唆されていますが、それでも多くの人々がその可能性に期待を寄せています。

「大喜利？」（Twitterより）

「別に発狂はしてないな」（Twitterより）

「チーズをピザにくっつけるんじゃない、ピザをチーズにくっつけるんだ」（Twitterより）

「チーズが引っ付かないって質問の方がキチガイだろ」（Twitterより）

Googleの生成AI「AI Overview」の奇妙な回答は、AI技術の進化とその課題を浮き彫りにしています。今後の改善が期待される一方で、ユーザーはその奇妙な回答を楽しみつつ、AI技術の未来に目を向けています。