7月16日、東京都大田区の都立高校で、激辛ポテトチップスを食べた高校生の男女15人が体調不良を訴え、これまでに14人が病院に搬送されました。激辛ポテトチップスは、非常に辛いジョロキアパウダー入りで「18禁」と表記されていた商品でした。

SNS上では、事件に対する多くの反応が見られました。「このような食事は死に至るほど広がっています」との声や、「飲むヨーグルトを口に含むようにして飲もう。とにかく乳製品を摂らないとダメ」と、具体的な対処法を勧める意見も見受けられました。また、「激辛ポテトチップスジョロキアパウダー入り『18禁』表記のカレーチップス...ヤバそうな匂いしかないんだが」と、商品の危険性を指摘する声もありました。

事件の詳細については、「男子1人ってお前どうした⁉︎」と、一人だけ男性が含まれていたことに驚く声や、「高校生なのに数字と漢字も読めないのか」と、「18禁」と表記された商品を食べたことへの批判も上がっています。「ジョロキアは汁の中に入れたら耳かき一杯でコップ一杯の鷹の爪より辛い。唐辛子は喰った瞬間は分からんのよ。口の中に入れて暫くして分かるから一気に飲み込むと慣れてない奴はえらい事になる」と、ジョロキアの辛さについて詳しく説明するツイートも見られました。

このポテトチップスは「18禁」と表記され、未成年者が食べることを禁止していたにも関わらず、高校生が手に取ってしまったことに対して、多くの批判の声が上がっています。「18禁よりも自己責任」と、自己責任を求める声や、「今度はデスポテチか」と、過去の類似の事件を思い出す人もいました。

「ジョロキアパウダー入りのポテトチップスを試したのは、高校生の好奇心からだったのでしょうが、これが大きな問題を引き起こしました」と、あるツイッター利用者は述べています。今回の事件は、激辛食品の取り扱いに関する教育の必要性を改めて浮き彫りにしました。

東京都の教育委員会は、今回の事件を受けて、学校内での食品持ち込みに関するルールを見直す予定です。また、健康被害を防ぐために、生徒たちに対する食品安全教育を強化する方針です。

今回の事件をきっかけに、激辛食品の危険性が改めて注目され、消費者の注意が促されることが期待されます。特に、未成年者が誤って危険な食品を口にしないよう、販売業者や親、教育関係者が連携して安全対策を講じることが求められます。