最近話題となっている「アサクリ問題」で、日本大学はロックリー准教授の経歴を公式サイトから抹消しました。また、NHKは関連番組を削除するという対応を取りました。
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ロックリーはネット上のアカウントをすべて削除して逃亡。日大も調査中のもよう。NHKにとっても番組まるごと捏造というのは、佐村河内以来のスキャンダルだ。 https://t.co/mWpUdhIZuG
— 池田信夫 (@ikedanob) Jul 19, 2024
この番組は事実誤認ではなく、最初からロックリーの筋書きにあわせた確信犯。多くの史料の黒人の話をすべて「弥助」にし、それはおかしいという専門家は無視。近世だからうるさいやつはいないと思ったんだろうが、黒人奴隷という爆弾にふれてしまった。 https://t.co/5iLyJpm5iD
— 池田信夫 (@ikedanob) Jul 19, 2024
弥助という名前も正式の名前ではなく、信長は「黒坊主」などと呼んでいた。小姓は正式の身分で苗字があるが、弥助は「道具持ち」などと呼ばれていたので、ボディガードのような身分らしい。記録文書で見る”黒人侍”弥助|STST https://t.co/K2DmI8KuQg
— 池田信夫 (@ikedanob) Jul 19, 2024
いずれにせよ雑用係で、苗字帯刀の「侍」ではなく、戦闘に参加した記録もない。これを「黒い侍」と題して歴史を偽造したNHKの番組(ロックリー監修)はBPOもの。https://t.co/NAuKBbOwls https://t.co/wxmjrTsIMc
— 池田信夫 (@ikedanob) Jul 19, 2024
いや『信長と弥助』は2017年。それをWikipediaで拡散してBBCもCNNもNHKもネトフリもだまされ、今度はハリウッドで"African Samurai"の映画ができる。アトキンソンが信じるほど、英語圏では定着したデマ。 https://t.co/8nVAo7MeyA
— 池田信夫 (@ikedanob) Jul 19, 2024
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いや信長が弥助(異本では弥介)と呼んだという記録が『信長公記』にある。 https://t.co/y8SXZdF85N
— 池田信夫 (@ikedanob) Jul 19, 2024
道具持ちを「侍」とはいいませんよね。ただ弥助が本能寺で刀をもって戦ったというのが事実なら、ボディガードのようなものだったのかもしれない。 https://t.co/mhTgk1n9ix
— 池田信夫 (@ikedanob) Jul 19, 2024
それは侍の定義による。江戸時代には大名家に所属するのが侍で、それ以外は(苗字を名乗っても)侍ではなかったので、弥助は定義によって侍ではない。ただ戦国時代にそういうルールが確立していたかどうかは不明。これがNHKの逃げ道だが、弥助が奴隷だったというのは嘘。 https://t.co/5eNPj2hQEu
— 池田信夫 (@ikedanob) Jul 19, 2024
NHKの番組では"Black Samurai"というタイトルが適切だったのかが問題だが、いま国際的なもめごとになりそうなのは「日本の大名が黒人奴隷を使っていた」というロックリーの記述。これはまったく事実無根。
— 池田信夫 (@ikedanob) Jul 19, 2024
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