社会学者で作家の古市憲寿さん(36)が18日、自身のツイッターに新規投稿。前日につぶやいた内容について「あのさ、これ、友達が結婚するので、お祝いメッセージなんだけど。」と釈明した。
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前日に「『謝ればいいってものじゃない』って怒るひとは、どうせ謝らなくても怒るひとなので、結果的に『謝らないで無視する』が最適解になってしまう。個人的には謝罪や許しよりも、忘れることが大事だと思っている。忘却がないと、断絶は広がるばかりだよ。社会も、愛情も、友情もね。」とツイート。東京オリンピック開閉会式の制作メンバーの1人で作曲家の小山田圭吾さん(52)の過去の「いじめ告白」問題について述べたことと解釈され、反響を呼んでいた。
古市さんは「ビデオレターで結婚が長続きするコツという話題になったので、そっちも観て下さい。というわけでこんな時期だけど、結婚おめでとう!」「あえて結婚に限定せずに書いたわけだからどう解釈されても別にいいんですが(だからダイゴにも返信した。結婚にも言えるし)、なんでみんな自分と全く同じタイムラインを他人も見ていると思うのだろう。謎すぎる」「なんか、友達の結婚式に味噌をつけてしまったようになったのは悔やまれる。。。」と連投。重ねて誤解だと説明した。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
「謝ればいいってものじゃない」って怒るひとは、どうせ謝らなくても怒るひとなので、結果的に「謝らないで無視する」が最適解になってしまう。個人的には謝罪や許しよりも、忘れることが大事だと思っている。忘却がないと、断絶は広がるばかりだよ。社会も、愛情も、友情もね。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 17, 2021
謝ればいいってもんじゃないと思うなら裁判でもすればいいだけの話よな twitter.com/poe1985/status…
— メンタリストDaiGo (@Mentalist_DaiGo) Jul 17, 2021
本当そうだよね。まあ民事の場合、裁判を起こすには頭とお金がいるから。。。 twitter.com/Mentalist_DaiG…
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 17, 2021
みんな林真理子さんの『小説8050』を読んだらいいのに。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 17, 2021
コロナの騒動が終わったら、全てバラ色の輝かしい毎日が待っているわけではなくて、少子高齢化が進み、どんどん貧しくなりながら、どうでもいいことで人々がいがみ合ったり、いきり立ったりする、もとの残念の日本社会が戻ってくるだけ。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 17, 2021
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というのは、そうなんだけどさ、みんなの優しさとか、誰かを思う心を、もっとポジティブに使っていけたらいいのにね。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 17, 2021
どうしても一年前の音楽の日のことを思い出してしまう。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 17, 2021
どうでもいいニュース速報はやめてほしいよね。。。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 17, 2021
ものものしくて、どことなくSFらしさがある。 #新国立競技場 #東京散歩 instagram.com/p/CRbmPW8lMl1/…
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 17, 2021
In 2021😊 いやあ、カバーでは原曲通り「In 1997」ってことが多かったのだけど、ここを変えてもらうと、一気に今につながる気がするね。 twitter.com/cirol777/statu…
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 17, 2021
「小山田さんの件で炎上してるね」と言われて「はあ?」と思って検索したら、このツイートらしい。あのさ、これ、友達が結婚するので、お祝いメッセージなんだけど。ビデオレターで結婚が長続きするコツという話題になったので、そっちも観て下さい。というわけでこんな時期だけど、結婚おめでとう! twitter.com/poe1985/status…
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 18, 2021
あえて結婚に限定せずに書いたわけだからどう解釈されても別にいいんですが(だからダイゴにも返信した。結婚にも言えるし)、なんでみんな自分と全く同じタイムラインを他人も見ていると思うのだろう。謎すぎる。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 18, 2021
なんか、友達の結婚式に味噌をつけてしまったようになったのは悔やまれる。。。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 18, 2021
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えーなに、攻撃的な返信つけたひとはみんな謝ってくれるの?いや、謝ってくれなくていいんだけど、ちょっと新しく別の結婚メッセージも考えるよ。。。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 18, 2021
飯田芳弘『忘却する戦後ヨーロッパ』に詳しいですが、戦後、ナチズムの凶悪さを強調することによって、各国の犯罪行為や対独協力が隠蔽されたのは「忘却の政治」と言えないでしょうか。記憶と想起を重視する戦後政治において、現実的課題を前に政治はしばしば「忘却」を強いてしまう。 twitter.com/kankimura/stat…
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 19, 2021
確かにそれは「強者の論理」で手放しに肯定されるものではない。それでも「忘却」の効用も認める必要があると思うのは、僕自身の著作で言うと『誰も戦争を教えられない』で戦争博物館について調べていたからです。関ヶ原には関ヶ原ウォーランドなる施設があります。恐らくそのような施設は、
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 19, 2021
時間的に近い戦争では不可能でしょう。究極的に、あらゆる対立や禍根には「忘却」が重要なのではないか。もちろん、忘却とは関係者が同時に行うことが重要で、強制であってはいけない。その点については過去に『週刊新潮』で書いたことがあり、来月発売の新書にも再掲される予定です。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 19, 2021
なので「義務」という言葉がどこから出てきたのかはわかりませんが、社会的に重大な事件における本当の意味での忘却は数百年は不可能でしょう。しかもある時代以降は記録が克明に記録されるようになったため、その期間はさらに延びるかも知れません。その意味で、国家や政治は「忘却の政治」を、
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 19, 2021
より巧妙に強いるかも知れない。それはデジタル監視社会の議論ともつながる点だと思います。強いられる忘却に警戒するのは当然として、それでもなお、忘却の価値を認めざるを得ない時があるのではないか。それはもう現実とのバランスだと思います。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 19, 2021
そこでそもそもの話に戻ると「結婚が長引く夫婦のコツはお互いに忘れること」という素朴な生活実感の話でした。友人三人でビデオレターをお祝いに撮っていて、忘却について盛り上がった。そもそもの問題意識に忘却と記憶の政治があったので、「愛情」だけではなく「社会」という言葉も入れました。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 19, 2021
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蛇足ながら付け加えると、個人の人間関係でも忘却というのは、容易くなされるものではない。話題になった一例を挙げれば萩尾望都 『一度きりの大泉の話』が象徴的だと思います。同書を読む限り、萩尾さんがあの頃を忘れることはないだろうし、和解も限りなく難しい。
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 19, 2021
だから究極的には忘却が解決策であるのだろうけれど、それは極めて難しい。一方で、記憶が唯一の解決策かといえばそれも違う。再び戦争と個人の関係に戻すならば、まず安田武の葛藤を思い出します。そんな簡単に語れるのか、そんな簡単に伝えられるのか。皮肉的に「旧い世代も忘れていくんだよ」と
— 古市憲寿 (@poe1985) Jul 19, 2021
小山田氏の知的障害者への虐待についてのこのやり取りが流れてきて、息子が小学生の時、息子を狩った健常児たちの「(知的障害のある)この子なら大人に言い付けないと思った」という言葉を思い出した。
— お京 (@lesharicots) Jul 19, 2021
これって、浮気発覚後の男の開き直りメンタリティそのものじゃないですか twitter.com/poe1985/status…
— モルカー (@sexless3years) Jul 19, 2021
タイミングがアレ過ぎて誤解を招いてる(本人談)ようだけども、
— く牛ううう (@usi_930) Jul 19, 2021
本質的には間違った事言って無いと思うんよねこれ。
ある程度忘れなければ前に進めない時も実際あるし。 twitter.com/poe1985/status…
これは例のミュージシャンのことを言っているのかな? twitter.com/poe1985/status…
— 🌟KNY🌟 (@kekedelta1) Jul 19, 2021
これが結婚のお祝いのメッセージ…?
— ともはる (@COPY_SIZE_B5) Jul 19, 2021
長続きするコツを聞かれての言葉とのことだが「お前の結婚相手はそんな人かも」って想定した上での言葉な訳でかなり失礼では?お祝いの言葉も微塵もなくて、こんなんもらったら全く祝福されてないなって自分なら思う。 twitter.com/poe1985/status…
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