人生100年時代を見据えた保険「ウェルスデザイン」まとめ
多くの方が抱える老後の「お金」と「健康」への不安。今回は、人生100年時代を見据え、時代の変化やニーズを捉えたメットライフ生命の保険商品「ウェルスデザイン」について調べてみました。果たして「ウェルスデザイン」は私たちの不安を拭い去ることができるのでしょうか?早速見ていきましょう。
ウェルスデザインとは?
「ウェルスデザイン」とは、メットライフ生命から2020年に発売された、介護保障と資産形成機能を合わせ備えた保険商品です。2022年には、顧客の選択の幅を広げるために、契約時の基準利率保証期間が10年の商品に加えて、30年の新商品を追加して「ウェルスデザインII」として販売されました。
ウェルスデザインの特徴は?
「ウェルスデザインII」は、介護保障と資産形成機能を兼ね備えた米ドル建ての一時払い終身保険で、契約から3年経過以後に任意のタイミングで円建ての終身保険に移行できる特約を新設し、相対的に金利の高い基軸通貨米ドル建てで運用しながら、市況に応じて円建てで保障を確保する選択肢も提供されています。円建ての終身保険に移行後は、死亡保障だけでなく介護保障も継続できます。
ウェルスデザインの主な特徴
・契約時に保険料を一括して払込む、USドル建の一時払終身保険
・被保険者が死亡したときは、死亡保険金が支払われる
・被保険者が、責任開始時以後初めて公的介護保険制度による要介護2以上の状態に該当していると認定されたとき、介護保険金が支払われる
(※死亡保険金と介護保険金は重複して支払われない)
・死亡保険金、介護保険金は、USドル建で一時払保険料相当額(基本保険金額)が最低保証されている
(※最低保証は死亡保険金・介護保険金をUSドル建で受取る場合であり、円で受取る場合は受取時の為替レートによっては、受取額が一時払保険料の円換算額を下回ることがある<元本割れ>)
・積立金は、USドルで保険期間中運用される。一時払保険料および死亡保険金・介護保険金などはすべてUSドル建となる。そのため、USドルと円を交換する際には為替相場の影響を受ける
・契約日から3年経過以後に申出ること、解約返戻金の円換算額をもとに円建終身保険(介護保障型)に移行することができる(円建終身保険移行特約<介護保障型>)。移行後の積立金は円建で運用され、死亡保険金・介護保険金も円建となる
・解約時、減額時に、運用対象となっている資産(債券など)の価値を解約返戻金額に反映させる「市場価格調整」が行われる(解約日・減額日が基準利率計算基準日の場合「市場価格調整」は行われない)
・契約日から10年未満で解約・減額される際には、経過年数に応じて「解約控除」が行われる(契約日から10年経過後は「解約控除」は行われない)
ウェルスデザイン契約時の注意事項
※一時払保険料、保険金額などは、必ず申込時に申込書および設計書にて確認するようにしてください。
※年齢や一時払保険料、積立金額、被保険者の健康状態などによっては、取扱いできないことや、一部の取扱いが制限されることがあります。
ウェルスデザインの告知項目は?
ウェルスデザインの告知項目は、「公的介護保険制度における要介護・要支援認定の申請歴」と「認知症または軽度認知障害の診断」の有無のみとし、既往症のある方や健康に不安のある方にも申込みしやすいようになっています。
ウェルスデザインの契約年齢範囲は?
ウェルスデザインでは、契約者の年齢範囲は0歳~満100歳まで。被保険者の契約年齢範囲は、契約時の基準利率保証期間が10年の場合は満40歳~満85歳まで。契約時の基準利率保証期間が30年の場合が満40歳~満80歳までとなっています。
ウェルスデザインの評判は?
さまざまなニーズ応えられるところが好評のようです。
ウェルスデザインのどこが魅力的?
・死亡保険金を家族に残せること:44%
・自分で解約返戻金を使えること:37%
・USドル建で運用されること:32%
・介護保険金が増えること:27%
ウェルスデザインに加入して良かったことは?
【50代女性】加入を決めたのは、父母ともに認知症を患い、自分の時には家族に少しでも負担が軽くなる準備をしておきたいと感じたからです。老後の不安はまだまだありますが、備えをしたことで少し焦りが軽減しました。
【60代女性】将来、介護が必要になったとき、子どもたちの負担を減らしたいという気持ちと、元気なままで老後を迎えた自分のために使うお金を用意したいという気持ちの両方に応えてくれる保険だと思いました。
【60代女性】子どもがいないため、甥を代理請求人に指定できたのがよかったです。
【60代女性】保障に加えて、健康生活サポートダイアルやその他のサービスが利用できるのは相談の場が増えるのでありがたいです。
【70代男性】保障だけでなく、くらしの相談ダイアルが利用できるところがいいですね。
【70代男性】介護保険金の指定代理請求について知りました。認知症など介護が必要なときに預金を引き出さずに当面のためのお金を得られる安心感があります。
ウェルスデザインの指定代理請求とは?
上記のコメントにある「指定代理請求」とは、被保険者自身による意思表示が困難であると判断される場合などには、被保険者に代わり指定代理請求人が介護保険金を請求できるというものです。
(介護保険金の指定代理請求に関する特則を付加した場合の取扱いとなります)
ウェルスデザインのリスクは?
契約についてはリスクがあることも、しっかり理解しておきましょう。
為替リスクについて
為替相場の変動により、保険金などの受取時の円換算額が、一時払保険料や保険金などの契約時の為替相場による円換算額を下回ることがあり、損失が生じるおそれがあります。
解約返戻金額が一時払保険料を下回る可能性について
〇解約時または減額時に、運用対象となっている資産(債券など)の価値を解約返戻金額に反映させる「市場価格調整」を行うため、市場環境などの変化により解約返戻金額が増減します。そのため、解約時・減額時の市場環境などの変化によっては、解約返戻金額が一時払保険料を下回ることがあり、損失が生じるおそれがあります。
※一般的に、債券の価値は、市場金利が高くなると下がり、市場金利が低くなると上がる性質があります。
〇契約日から10年未満で解約・減額をされる際には、経過年数に応じた「解約控除」を行います。そのため、解約返戻金額が一時払保険料を下回ることがあり、損失が生じるおそれがあります。
円建終身保険(介護保障型)へ移行する際の影響(リスク)について
円建終身保険(介護保障型)へ移行した後は為替リスクがなくなりますが、移行する際には外貨建の解約返戻金額を算出し、これを円換算した金額をもとに移行後の保険金額などを決定します。そのため、移行時には「市場価格調整」「解約控除」「為替相場」などの影響を受け、移行後の円建の保険金額などが、一時払保険料や移行前の保険金の契約時または移行時の為替相場による円換算額を下回ることがあります。
最後に、ウェルスデザイン契約の前に…
上のリスクを理解することも重要ですし、必ず注意事項などを契約前に十分に読みこんで、その内容を確認・理解してから申込むようにしましょう。
不明点などがあればメットライフ生命に確認することもできますし、理解できない内容があれば、別途専門家に聞いてみるのも良いでしょう。