総合家電メーカーのハイセンスジャパン株式会社は、2024年5月中旬に新製品「U8Nシリーズ」を発売することを発表しました。U8Nシリーズは、地デジやBS・CS放送、4K衛星放送に加え、ネット動画や様々なエンターテインメントを手軽に楽しめる最新の4K液晶テレビです。新たに採用されたMini LED バックライトと量子ドット技術により、これまで以上に高画質な映像を提供します。
U8Nシリーズの主な特徴として、まず「Mini LED バックライト」が挙げられます。従来の液晶テレビよりも小型のLEDバックライトが数多く配置されており、細部までメリハリのある高コントラストな映像を実現します。また、「広色域量子ドット」はバックライトの光を量子ドットで変換することで、純度の高い色彩を生み出し、特に緑と赤の色表現を大幅に改善しました。
「ローカルディミングPro」技術により、直下型Mini LEDバックライトを細かくエリア分割して制御します。このことで明るい部分と暗い部分の差が鮮明に表れ、映像の奥行き感が増します。さらに、低反射&広視野角パネルを採用し、外光の反射を抑えることで明るい部屋でも映り込みの少ない画面を提供します。
他の注目すべき点としては、TVS社と共同開発した新しい「HI-VIEWエンジンII」を搭載しています。このエンジンは4K映像を高速で処理するため、地デジやBS/CS放送、4K放送だけでなく、ネット動画やゲームのコンテンツもAIが自動的に最適な高画質に調整します。
音質に関しても、「重低音サウンドシステム」と「Dolby Atmos」を採用し、迫力ある立体サウンドを楽しむことができます。「オートボリューム」機能も搭載しており、番組とコマーシャル間の音量差を適切に調整して、安定した音量で視聴できます。
ネット動画視聴のための「VIDAA OS」は多くの国内人気動画に対応し、その操作性も向上しています。また、ゲーム機能も充実しており、低遅延で4K 144P入力に対応する「ゲームモードPro」や、最新の144Hz VRR(可変リフレッシュレート)技術に対応しています。これにより、アクションゲームやFPS、格闘ゲームでも滑らかな映像を楽しむことができます。
ハイセンスグループは1969年に中国青島で設立され、現在では世界中で多角化経営を行い、特にテレビ製品において高いシェアを誇っています。スポーツの公式スポンサーとしても幅広く活動しており、2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会やUEFA EURO 2020、横浜DeNAベイスターズの公式スポンサーとしても知られています。
今後もハイセンスは、最高の技術と品質をもって消費者に「暮らしの楽しさ」と「心の豊かさ」を提供し続けることを目指しています。詳細はハイセンスジャパン株式会社の公式ウェブサイトをご覧ください。