麻布台ヒルズにオープンした「チームラボボーダレス」は、一歩足を踏み入れるとまるで別世界に入り込んだかのようなデジタルアートの楽園です。その中でも特に注目を集めているのが「スケッチオーシャン」、紙に描いた魚たちがデジタルの海で自由に泳ぎ回る独特の体験型アートです。
来場者は、お絵かきスペースでクレヨンをつかいながら魚の絵を自由に描きます。その描かれた魚がスキャナーで取り込まれ、目の前の巨大なスクリーン内のデジタルオーシャンに命が吹き込まれます。自分が描いた魚が泳ぎ出す様子は子供から大人まで大興奮間違いなしです。スクリーン内の魚は触れることもでき、触れられた魚が一斉に逃げ出す様子はまさにリアルな海の生態系を彷彿とさせます。また、エサ袋に触ると魚にエサをあげることもでき、一段とインタラクティブな体験ができます。
「スケッチオーシャン」の魅力はそれだけではありません。世界中から訪れる来場者によって描かれた魚たちが共存するこの海は、時間の経過とともに日々新しい絵が追加され、常に異なる顔を見せてくれます。中でも、マグロは部屋を飛び出し、同じくチームラボが世界各地で開催している他の「スケッチオーシャン」まで泳いで行く驚きの仕掛けもあります。
さらに、「チームラボスケッチファクトリー」は、自分が描いた魚を缶バッジやタオル、Tシャツ、トートバッグなどのプロダクトとして持ち帰ることができる工房です。アトラクションで描かれた魚は、ファクトリー内でデジタル化され、プロダクトのデザインとしてプリンターに送られます。そのプロセスを見学することもでき、自分だけのオリジナルアイテムを手に入れる楽しさも味わえます。
この「チームラボボーダレス」は、チームラボのコンセプトを最大限に体現した「地図のないミュージアム」であり、アートが空間を超え、流動的に変化し続けることが特徴です。展示されている作品同士が相互に関係し合い、境界を越えて影響を与え合うその様は、訪れるたびに新しい発見と感動を提供します。
麻布台ヒルズの「チームラボボーダレス」は、アートに対する新しい視点を提供し、来場者はその場で体験し、インタラクティブに楽しむことができます。まだ訪れていない方は、ぜひ一度足を運んでみてください。チケットはオンラインで購入可能ですので、事前に予約をお勧めします。詳細な情報やハイライト動画は公式サイトでも確認できます。
チームラボボーダレスの詳細については以下のリンクを参照ください。
公式サイト:https://borderless.teamlab.art/jp/
チケット購入:https://bit.ly/4dcNZkG
ハイライト動画:https://youtu.be/B_ZpR1LFvaU?feature=shared
麻布台ヒルズの地図:https://maps.app.goo.gl/aUZua67qhqKoMWdu7