横浜市と株式会社地球の歩き方が連携し、『地球の歩き方』として初めて市民参加型で制作する『地球の歩き方 横浜市』の表紙デザインが決定しました。この新しい取り組みは、2,500件を超える市民の投票によって実現されました。最終的に選ばれたのは、約70%の票を集めた「みなとみらい」の風景です。『地球の歩き方 横浜市』は令和6年8月1日(木)に発売されることが決定しており、現在予約を受付中です。
この市民参加型プロジェクトは、従来のガイドブック制作の枠を超える新たな挑戦といえるでしょう。市民自身が魅力を発信することで、より親しみやすく、地元愛溢れる内容が実現しました。「みなとみらい」の風景は、横浜市民が誇る美しい都市景観であり、多くの市民から愛されています。
本書の表紙デザインは、「地球の歩き方」のデザイナーによる描き下ろしで、特別感を持たせるために377万人の横浜市民と共に作った特別な一冊であることが記載されています。これにより、読者は地元の方々の声と情熱を直接感じ取ることができるでしょう。
また、『地球の歩き方 横浜市』は単なるガイドブックに留まらず、横浜市内の市立学校や図書館などにも寄贈される予定です。具体的には、531冊が523か所に寄贈され、その内訳は市立小学校336校、中学校144校、義務教育学校3校、高等学校9校、特別支援学校13校、市立全図書館18館となっています。このようにして、市民の近くに『地球の歩き方 横浜市』を届けることで、シビックプライドの醸成にも寄与することを目指しています。
さらに、本日表紙決定等の報告のため、株式会社地球の歩き方の宮田崇統括編集長が山中竹春横浜市長を訪問しました。横浜市と地球の歩き方の今後の連携や協力の可能性についても話し合われ、これからもさらに深まる関係性が期待されます。
『地球の歩き方 横浜市』は、全国の書店およびオンライン書店で購入可能です。発行部数は4万部で、価格は本体2,000円+税となっています。地元民のみならず、観光客や旅行好きの方々にも非常に魅力的な一冊と言えるでしょう。
この市民参加型ガイドブックの誕生は、横浜市民にとって特別な意義を持つと同時に、他の自治体やガイドブック制作における新しいモデルとしても注目されています。今後も「地球の歩き方」は、地域と連携しながら新たな取り組みを進め、観光文化の発展に寄与していきます。