再春館システム株式会社が運営するeスポーツチーム、Saishunkan Sol 熊本(以下、SS熊本)は、2024年7月に開幕するカプコン公式チームリーグ戦『ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024』への出場に向け、新たにウメハラ選手とふ~ど選手を迎えることを発表しました。この動きは、チームのパフォーマンスを大幅に向上させ、日本で最初のプロゲーマーであるウメハラ選手と、世界の舞台で多くの功績を残したふ~ど選手の2名が加わることにより、SS熊本の初優勝を現実的な目標としています。ウメハラ選手は、15歳で初めて日本を制し、その後17歳で世界チャンピオンに輝きました。彼の名は、格闘ゲーム界のカリスマとして広く知られています。ウメハラ選手はまた、2010年には米国企業とプロ契約を結び、日本初のプロゲーマーとしての道を切り開きました。彼の伝説的な逆転劇は、2004年のEVOでの一戦として「プロゲーム史上最も記憶に残る名場面」として知られています。ふ~ど選手もまた、2011年のEVOで優勝デビューを果たし、それ以来、世界の舞台で活躍し続けています。彼のアグレッシブで戦略的なプレイスタイルは、多くのファンに愛されています。さらに近年、若手や女性プレイヤーの育成にも力を注いでおり、格闘ゲームの魅力を広める活動を積極的に行っています。同時に、SS熊本は次世代を担うスター選手の育成を目指したアカデミープロジェクトを始動します。このプロジェクトは、熊本および九州地域からプロライセンスを獲得する選手や、ストリートファイターリーグで活躍できるスター選手の輩出を目指しています。選抜されたアカデミー生は、実際にプロ選手からのコーチングを受けながら、プロライセンス取得およびストリートファイターリーグ出場を目指します。また、大会出場支援など多方面でアカデミー生のサポートを行う予定です。SS熊本はこれまでに競技シーンへの参戦やファンミーティングなどの活動を通じて、地域密着型のチーム作りを進めてきました。今後は、熊本・九州の若手選手の育成に力を入れ、日本や世界で活躍する選手の輩出を目指すことを明らかにしています。これにより、チームとしての一体感を高め、地域社会とも強い絆を築くことを目指しています。SS熊本は「太陽」の意味を持つチーム名「Sol」に込められた地域社会を照らす存在として、今後も熊本を中心に活動を展開していく予定です。