2022年7月に亡くなった安倍晋三元総理。しかしその功績が色褪せることはない。安倍元総理の死後、2023年1月に台湾当局が『特種大綬卿雲勲章』を贈るなど、各国が安倍元総理の働きや政治姿勢を讃え続けている。日本の政治家が世界でここまで賞賛を受けることは、後にも先にも例がないだろう。
目次
自由で開かれたインド太平洋戦略(じゆうでひらかれたインドたいへいようせんりゃく)は、2016年(平成28年)8月に、当時の内閣総理大臣・安倍晋三が提唱した日本政府の外交方針。
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日本の構想は、中華人民共和国の経済的台頭を意識して、インド洋と太平洋を繋ぎ、アフリカとアジアを繋ぐことで国際社会の安定と繁栄の実現を目指す。構想実現の3本柱として、
法の支配、航行の自由、自由貿易等の普及・定着
経済的繁栄の追求(東南アジア・西南アジア・中東・東南部アフリカの連結、EPA/FTAや投資協定を含む経済連携)
平和と安定の確保(海上法執行能力の構築、人道支援・災害救援等)
が挙げられている。
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日本の外交戦略としての「インド太平洋」構想は、安倍によって提唱され、推進されてきた。この構想は第1次安倍政権の価値観外交における「自由と繁栄の弧」の概念に始点を持つ。「自由と繁栄の弧」とは、北欧諸国、バルト三国、中欧・東欧、中央アジア・コーカサス、中東、インド亜大陸、東南アジア、北東アジアにつながる弧状の地域を、自由、民主主義、基本的人権、法の支配、市場経済といった価値を基礎とする地域を目指すものであった。
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クアッドは、自由や民主主義の価値観を共有する日米豪印4カ国による、安全保障や経済を協議する枠組み(日米豪印戦略対話)。
英語ではQuadrilateral Security Dialogueを省略し、QSDもしくはQUAD(「4個の」の意味)と呼ばれる。
引用元:www.newsweekjapan.jp(引用元へはこちらから)
もとは2006年に安倍晋三前首相が著書で提唱した構想だった。
2007年から構築を目指すが、当然ながら対中国を意識した戦略対話であり、中国からの反発を恐れたオーストラリアが2008年に撤退。その後はしばらく日の目を見なかった。
だが南シナ海での中国の覇権主義的な行動が強まるなか、10年の時を経て復活。
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現在は「自由で開かれたインド太平洋」戦略とも呼応し、米バイデン政権も重視。NATOのような公式な軍事同盟ではないが、4カ国で合同軍事演習も行う。
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中華民国(台湾)政府は「長年にわたり台日関係の発展に尽力した」として安倍晋三元総理への「特種大綬卿雲勲章」追贈を決め、東京港区の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)で1月26日、勲章伝達式が行われた。
引用元:japan.focustaiwan.tw(引用元へはこちらから)
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式典では謝長廷(しゃちょうてい)代表(大使に相当)が政府を代表し昭恵夫人に勲章を贈った。謝氏はあいさつで「安倍元総理は台湾に最も友好的だった日本国総理大臣である」とした上で、その突然の死去は台湾を震撼させ、政府から民間まで人々が思い思いの形で哀悼の意を表したと振り返った。
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昨年7月に行われた安倍氏の葬儀に頼清徳(らいせいとく)副総統が蔡英文(さいえいぶん)総統の代理として参列。同9月の国葬には対日窓口機関、台湾日本関係協会の蘇嘉全(そかぜん)会長らからなる代表団が派遣され、同10月の山口県民葬にも立法委員(国会議員)や在日台湾人ら約100人が出席した。
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安倍晋三元総理は2021年12月1日、台湾で開かれたシンポジウムに日本からオンライン参加した。緊張が高まる中台関係について、「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事でもある」と述べ、中国側が軍事的手段を選ばないよう、自制を促す取り組みの必要性を訴えた。
引用元:www.asahi.com(引用元へはこちらから)
安倍氏は講演で「日本と台湾がこれから直面する環境は緊張をはらんだものとなる」と指摘。「尖閣諸島や与那国島は、台湾から離れていない。台湾への武力侵攻は日本に対する重大な危険を引き起こす。台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事でもある。この点の認識を(中国の)習近平(シーチンピン)主席は断じて見誤るべきではない」と語った。
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台湾南部の高雄市の廟、紅毛港保安堂に安倍晋三元総理の銅像が建てられ、2022年9月24日に除幕式が行われた。高さ175センチで有志の寄付で造られた。台湾を重視した安倍氏は台湾で評価が高い。
引用元:www.nikkei.com(引用元へはこちらから)
台座には「台湾の永遠の友人」と記されている。除幕式には総統府の元秘書長である陳菊監察院院長ら300人以上が参加。陳氏は「安倍氏は台湾人が最も苦しいときに、日本社会に対し『台湾有事は日本有事だ』と呼びかけ台湾人を感動させた」などとあいさつした。会場では「千の風になって」や「花は咲く」が演奏された。
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除幕式では銅像のほか、2018年2月に台湾東部で地震が起きた際に安倍氏が直筆で送った「台湾加油(がんばれ)」を刻んだ石碑も公開された。
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在日オーストラリア大使館は2022年8月31日、同国の連邦総督が、参院選の街頭演説中に銃撃されて死亡した安倍晋三・元総理に同国の名誉勲章を授与すると発表した。外国籍の市民に授与できる勲章としては最高位になるという。
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日豪経済連携協定の締結や日米豪印の4か国による枠組み「Quad」(クアッド)の創設などを高く評価しているほか、世界中に大きな影響を及ぼした「自由で開かれたインド太平洋」の提唱などを安倍氏の功績として挙げている。
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発表では、安倍氏を「地域の繁栄と安定性」の推進のために「リーダーシップを発揮」し、「日豪関係のために卓越した努力を重ねた」と強調している。
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安倍元首相にオーストラリアのオナラリー・コンパニオン勲章(AC)が授与されることになりました。外国籍の市民に授与できる最高位の🇦🇺勲章です。安倍元首相が🇯🇵🇦🇺関係の発展に尽力されたことに対して、オーストラリアより感謝の意を示します
— Justin Hayhurst ジャスティン・ヘイハースト (@AusAmbJPN) Aug 31, 2022
japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/p…
@AlboMP @MofaJapan_jp https://t.co/GUaOSLYZNi
安倍晋三元総理は、2022年1月23日にネタジ調査局からネタジ賞2022を授与されました。
在コルカタ日本国総領事の中村豊は、ネタジ・スバス・チャンドラ・ボースの生誕125周年を記念して、エルギン・ロードの邸宅で開催された式典で、安倍氏を代表して栄誉を受けました。
駐インド日本大使の鈴木聡氏は、ニューデリーからオンラインでプログラムに演説しました。
伝説的な自由の闘士の孫であり、ネタジ調査局の局長であるスガタ・ボースは、安倍氏をネタジの偉大な崇拝者であると述べました。
引用元:www.thehindu.com(引用元へはこちらから)
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トランプ米大統領は2020年12月、日本の安倍前総理、インドのナレンドラ・モディ首相、オーストラリアのスコット・モリソン首相に、功績軍団章であるレジオン・オブ・メリット勲章を授与しました。
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NSCのツイッターによりますと、安倍前総理は「自由で開かれたインド太平洋」地域に対するリーダーシップとビジョンに対してこの賞が授与されました。モディ首相は「アメリカとインドの戦略的パートナー関係を強化するリーダーシップ」に対して受賞し、モリソン首相は世界的な課題への対応と集団的安全の推進におけるリーダーシップでそれぞれ受賞しました。
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トランプ米大統領は今年8月、安倍前総理は日本史上最も偉大な総理大臣だと称賛していました。
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日本の総理大臣として歴代最長の在任期間を誇り、
日米同盟の強化、対中強硬政策の確立、「アベノミクス」をはじめとする経済対策など
国内のみならず世界の根幹にかかわる政策を打ち出してきた偉大な政治家だ。