静岡県・川勝知事の”妨害”で工事が遅れに遅れているリニア中央新幹線開発。しかし、当事者である川勝知事は「賛成」の立場を取ってみたりと主張が定まらない。各関係者を翻弄しまくる川勝知事に愛知県・大村知事や静岡県島田市・染谷市長らは苦言を呈している。川勝知事が”落ち着く”日は来るのだろうか?
目次
東京(品川)―名古屋間の開業が待たれるリニア中央新幹線。静岡県との折り合いがつかないため、予定していた2027年の開業は遅れそうだ。
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静岡県議らとの面談の場で川勝平太知事が「やくざ」「ごろつき」などと暴言を吐いた問題で、川勝知事は(2019年12月)25日に県庁で釈明会見を開き、暴言を発したことを認め「怒りにまかせて極めて不適切なことを言ったことを、衷心よりおわびします。誠に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。その上で、県議らから説明や謝罪を求められれば「どのようにも対応する」と応じる意向を示した。ただ、発言の撤回はしないという。
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静岡県の川勝知事は年頭の記者会見で、リニア中央新幹線の県内の工事をめぐって(2021年)12月、国の有識者会議が中間報告を示したことについて、着工の認可に慎重な姿勢を改めて示しました。
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川勝知事は「中間報告に書かれているのはトンネルを全部掘ってから水を戻すという案だ。掘削中は水を戻せない」と述べ、県が求めてきた流出する水をすべて戻す方法は示されていないことを強調しました。
その上で、「これから半年間、あるいはしばらくかけて、県の専門部会などでJR東海にただしながら、トンネル工事を認めるかどうか、県民に判断を仰がないといけない。国の有識者会議は、その判断を委ねてくれている」と述べ、着工の認可に慎重な姿勢を改めて示しました。
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東京から大阪まで、静岡県『以外の』9都府県からなる「リニア建設促進期成同盟会」。会長を務めるのは愛知県の大村知事です。
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川勝知事(6月2日 中部圏知事会)
「この席で会長に再申請になりますけれども、リニア中央新幹線建設促進期成同盟会への加盟をしっかりと申し上げたいと思っております」
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愛知県 大村秀章知事(6月2日 中部圏知事会)
「先週の自民党の会合では、私から建設“促進”期成同盟会でありますので、その趣旨にご賛同いただけるということを文書などで確認させていただいたうえで、私どもすべての会員の皆さんと全部お諮りしてやっておりますので、またよくよくご相談させていただければと思っております。
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休憩時間になると、足速に大村知事に近づいた川勝知事。壇上で「リニア期成同盟会」への加入申請書を直接手渡したのです。
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ただ、再申請を受け取った大村知事からは後日、こんな苦言も。
愛知県・大村秀章知事(6月6日)
「あの場でいきなり紙を持ってくるとは思いませんでしたので、そこはちょっと普通は常識的には、普通は事前にこういうことをしますよって話があるもんですわな。普通社会人ならね」
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愛知県 大村秀章知事(6月29日)
「もうすでに、こういう回答が来たということは8都府県には連絡をしています。そのうえでリニア建設促進期成同盟会におきましては、静岡県に10番目のメンバーとして加入していただくことにしていきたいと」
大村知事は静岡県を期成同盟会のメンバーとして受け入れる意向を示しました。
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愛知県 大村秀章知事(6月29日)
「改めて各県に書面で同意をもらって入ってもらうということになると思います。現行ルートでの整備を前提にスピード感を持って課題解決に向けて進めると。それから品川~名古屋の2027年開業、大阪までの2037年開業を目指すという立場を共有するということで同じ方向を向いて取り組んでいただければありがたいなと思っています」
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「現行ルート」を前提にするということで静岡県側も同意しましたが、同盟会への再申請をした中部圏知事会では、川勝知事が“こんな発言”もしていました。
川勝知事(6月2日 中部圏知事会):「できる限り、静岡県としても協力したいと。すなわち甲府から東京、飯田から中津川を経て名古屋、さらに名古屋から大阪まで。そうしたことに対してできる限り建設に協力していきたいと」
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静岡工区が含まれる甲府~飯田間については言及をしなかった川勝知事。期成同盟会の会長・大村知事もそこは見逃していませんでした。
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愛知県・大村秀章知事(6月6日):「今回は建設促進に賛同だというのは書いてありまして、ですが、肝心の静岡工区については建設促進って書かれておられませんので」
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川勝知事が2022年6月2日の中部圏知事会で、同盟会の会長を務める愛知県の大村秀章知事に加入申請書を手渡してから約2週間後。6月15日の会見でも、トンネル工事による大井川流域の水資源や生態系への影響など、県が示した47項目の問題を全て解決するまで、同盟会加入後も県内の着工を認めない方針を示した。
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川勝知事は、同盟会への加入申請後の6月15日の会見で、静岡県北部の南アルプスを通るルートが突然決まったと、その決定過程に関する疑義を提示。国土交通相宛てに文書を送り、ルート決定過程を明らかにするよう要請したと説明した。
静岡県は約2週間後、リニアの現行計画への同意を記した文書を送付。その文書が愛知県に届いた6月29日、川勝知事は会見で、県内ルートに関する国交省の返書が5日前に届いたと明かし、その内容について次のように批判した。
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「環境への影響が大きかろうと小さかろうと関係なしに、経済性や速達性を勘案して選んだと。こう言っているわけだ。驚いた。環境への影響を軽視していると自ら認めた。そういう回答になっている。(ルート決定過程の)不透明性を解消できたとは到底言えない。改めて国交相に正面から回答してもらいたい」
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6月29日の会見に出席した主要メディアは、静岡県が国交省の説明に納得できなければ、県を迂回するルートへの変更を求めていくのかと質問。静岡県の同盟会加入に絡み、川勝知事がルート変更の議論を自ら先導しないと明言したこととの整合性を問う声も上がった。
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川勝知事は「これはこれとしてやってもらう」などと返答。さらに、「全国新幹線鉄道整備法に書かれているように、(ルートは)事業者が考えること。こちらがルートをどうすると言える資格も立場も責任も義務もない」などと正面からの回答を避けた。しかし、食い下がる記者らが「知事からルート変更の議論をしないということでよいか」と畳みかけると、川勝知事は最終的に「そうだ」と答えた。
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リニア中央新幹線静岡工区の建設を巡り、これまでルート変更や工事中止に言及していた静岡県の川勝知事が、現行ルートでの整備を前提とする方針を示したことについて、島田市の染谷絹代市長は7月1日の記者会見で、「知事の真意がよく分からない」と述べた。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
染谷市長は「ルート変更や(工事)中止にも言及していた知事が、『(変更を)私が先導することはない』と言い、期成会の方針に沿う形で加盟する方向になった。知事がどこを目指して発言したのか分からない」と話した。一方、「受け止め方は人それぞれだが、知事の方針は大きく転換してはいないと思う」とも述べた。
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開発が遅れる大きな要因として、静岡県の川勝知事による”妨害”が挙げられる。