2024年05月29日更新

立民、「パーティー禁止法案」提出の裏でパーティー開催…岡田幹事長「批判は自民・維新のプロパガンダ」

立憲民主党が政治家のパーティーを禁止する法案を提出した。しかしその裏で「施行前だから」という理由で党内議員のパーティー開催が発覚し、国民から批判を受けている。仕方なしに党内パーティー禁止の方針を示すも、岡田幹事長は「この批判は自民と維新のプロパガンダ」という謎理論を展開。どこまで他責思考なのだろう。

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▼「政治資金パーティー禁止法案」を提出した立憲民主党

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出典：twitter.com

立民、政治資金パーティーの全面禁止を打ち出す
活動資金はどうやって捻出するのだろうか？
財源は確保できているのか…？

　立憲民主党は5月20日、「政治資金パーティーの開催の禁止に関する法律案」を衆院に提出しました。
引用元：cdp-japan.jp（引用元へはこちらから）

　今回の政治とカネの問題は、自民党の派閥の政治資金パーティーの裏金問題に端を発しており、政治資金パーティーの開催を規制するのは国民感情にかなっています。また、政治資金パーティーは、参加の対価という本来の目的が薄れ、事実上の企業・団体献金になり、献金の公開や量的規制の抜け道となっていること、1件当たり20万円まで購入者名が公表されず、パーティー券を誰にいくら売ったかの確認・突合が極めて難しく裏金の温床になることなどから、「資金力」の格差が選挙の公正性や政策決定を大きく歪めています。
引用元：cdp-japan.jp（引用元へはこちらから）

　そこで、本法律案は、政治資金パーティーの開催を全面的に禁止し、違反した場合の罰則や、寄附金控除の拡充に関する検討条項について定めるものです。

　また、政治資金パーティーの公開・収入規制の適用を受けず、一般の事業収入として扱われるオンラインパーティーについても、政治資金パーティーの開催禁止に含むことにしています。
引用元：cdp-japan.jp（引用元へはこちらから）

「パーティーを開催した場合『1年以下の拘禁刑』に」

立憲民主党は17日、政治資金パーティーの開催を禁止する法案の要綱案を公表した。派閥だけでなく、政治家個人による開催も禁じる。開催した場合は1年以下の拘禁刑と50万円以下の罰金の両方かいずれかを科すと記載した。
引用元：www.nikkei.com（引用元へはこちらから）

要綱案に「何人も政治資金パーティーを開催してはならない」と明記した。違反した議員の公民権を停止する規定を設けるとも盛った。
引用元：www.nikkei.com（引用元へはこちらから）

適用上の注意として集会や政治活動の自由といった「憲法の保障する国民の自由と権利を不当に侵害しないように留意しなければならない」と記した。
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立民は国民民主党との政治資金規正法などの改正案を20日に共同提出する。パーティー全面禁止については国民民主と折り合えず、単独で法案を提出することとなった。
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自民党の政治資金問題を追及する延長線上で、
立憲民主党が単独で打ち出した「政治資金パーティーの全面禁止」。

しかしその裏で、党内の幹部クラスの議員が
しれっとパーティーを開催していたことが発覚し、大騒動となった。

▼立民執行部のパーティー開催が発覚！国民の反感を買ってしまう

【表明】立憲民主党、法施行までパーティー容認禁止法案との「言行不一致」批判もhttps://t.co/1Z0s9UsCF8立憲は政治資金パーティーの全面禁止法案を提出しているが、実際に岡田克也幹事長本人を含む複数の議員が近く開催を予定しており、与野党から「言行不一致」と批判が相次いでいた。 pic.twitter.com/Oab93BYDN6
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 24, 2024

自民党の山下貴司元法相は２４日午前の衆院政治改革特別委員会の質疑で、政治資金パーティーに関し、立憲民主党の岡田克也幹事長が今月２７日に会費２万円の「昼食会」として予定し、安住淳国対委員長は４月２５日に会費２万円の「朝食会」として開催した、と指摘した。その上で、自民派閥パーティー収入不記載事件を受けて立民が提出し、特別委で審議中の「政治資金パーティー開催禁止法案」について、政治活動を行う上で現実的ではないと主張した。
引用元：www.sankei.com（引用元へはこちらから）

立民の法案提出者の本庄知史氏は、岡田、安住両氏のパーティー開催を否定せず、「２つのパーティーは現行法に基づいて適法に行われている」と応じた。
引用元：www.sankei.com（引用元へはこちらから）

山下氏は「責めているつもりは全くない。（開催は）当たり前のこと」と強調。岡田氏の政治資金収支報告書によれば、パーティー収入は（私設秘書らの）人件費や事務所費など必要経費に使われていると指摘し、「パーティーを禁止してしまうと、政治活動に大きな制限を加える」と主張した。
引用元：www.sankei.com（引用元へはこちらから）

立民では、大串博志選対委員長も６月１７日にパーティーを予定していることが明らかになっている。禁止法案を提出する一方で党幹部が開催する状況に、与野党から整合性を疑問視する声が上がっている。
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自民党・山下元法務相「法律が通らなければやり続けるのが立民のスタンス？」

自民党　山下元法務大臣「安住国対委員長が会費2万円の朝食会をされたと聞いております。そして来週月曜日、まさに審議の真っただ中、大阪で岡田幹事長が会費2万円の昼食会をされると。立民の幹部の方もやっているんです。大串さんだけじゃないんですね。法律が通らなければやり続けるのが立民のスタンス？」

法案提出者　立憲民主党　本庄知史議員「現行法に基づいて適法に行われているものなんですね。違法に行っているかのような印象を受けかねないような…。言い方はお控えいただきたいなと。法案の成立・施行前に党所属議員にパーティー開催の自粛を求めることはせず、各議員の判断に委ねるとこれが党の方針です」
引用元：www.khb-tv.co.jp（引用元へはこちらから）

岡田幹事長「自民がやり放題しているのに自分たちが縛ったら競争にならない！」

立憲民主党　岡田幹事長「自民党の方は自由にパーティーも献金もやり放題というなかで自分たちで縛ってしまったのでは競争にならないではないかと。自民党が明らかにキャンペーンを打っていると思いますね。なんか立憲、おかしいみたいな。自民党は何もやらないんですから、パーティーについて」
引用元：www.khb-tv.co.jp（引用元へはこちらから）

「自民がやっているから自分たちだけ規制するのはおかしい！」と言い放つ岡田幹事長。
しかし立民の立場上「施行前だからやりたい放題」という理論は通用しない。
言い出しっぺがこれでは、法案がいくら肝いりでも国民の理解は得られないだろう。

ネット民「言行不一致」「不適切だと思うから禁止したのでは？」

5/18立民・泉代表「政権交代へ約束をし過ぎない」https://t.co/jmxhhoUKCh　↓5/20立民「パーティー禁止法案を提出しました！」　↓5/23立民・大串選対委員長がパーティー開催https://t.co/MA8XPukQP4　↓5/24立民・岡田幹事長と安住国対委員長がパーティー開催https://t.co/tlcllz75S0 pic.twitter.com/ySAOeSBLUf
— やるOHTANI (@Yaruo2024) May 24, 2024

何だ、これ！？岡田幹事長、安住国対委員長、大串選対委員長と、そろいもそろって(呆)「政治資金パーティー禁止法案」を提出していてこれって、ワケわからんよ。有権者に説明がつかないでしょう。政党助成金だってガッポリもらってるんだから！#立憲ボイス https://t.co/OCoFMngCiu
— 川上芳明 (@Only1Yori) May 24, 2024

立憲民主党議員のパーティー開催は容認。理由は、岡田幹事長を含む数名が近くにパーティー開催の予定があるから。パーティー全面禁止の法案を出した直後からこれ。ほんと言ってることとやってる事が違いすぎる。【表明】立憲民主党、法施行までパーティー容認禁止法案との「言行不一致」批判も pic.twitter.com/X9JgEjJEtV
— 妖精トロール🧚カバじゃない (@amse070707) May 24, 2024

状況認識の甘さ、判断のセンスの無さ。それじゃダメでしょう。
— 腰痛持ち (@tristan0823) May 24, 2024

なんで禁止法案提出した？言行不一致の極み
— みてるノ (@mitelnonV) May 25, 2024

駆け込みパーティーはお止め下さい。
— いし3 (@isaamhi) May 24, 2024

こいつら自爆しすぎだｗ
— 1173bB@Plug（ぷ～）さん (@Plug_in_Hybrid) May 25, 2024

ご覧の通り、SNSでは大炎上である。
すると今度は批判が怖くなったのか、岡田幹事長は急遽「パーティー中止」を公言したのだ。

▼岡田幹事長「やっぱりパーティー中止します！」

岡田幹事長(きのう)「自民党は何もやらないのに、立憲に文句を言ってるのはおかしな話だ！」「パーティーを中止する考えはない！」　　　↓岡田幹事長(きょう)「色々と考えた結果、政治資金パーティーは中止する事にしました」 https://t.co/gCVI5SW976 pic.twitter.com/wOmx74nSZo
— Chum(ちゃむ)🪿🌼 (@ca970008f4) May 25, 2024

　立憲民主党の岡田克也幹事長は２５日、大阪市で２７日に開催予定だった自身の政治資金パーティーを中止すると表明した。青森市で記者団に「政治改革議論の決着まで控えた方がいい。誤解を解く」と述べた。立民はパーティー開催禁止法案を国会提出しており、党対応との「言行不一致」が指摘されていた。岡田氏は２４日、法案提出に伴う自粛の必要性はないとしていたものの、世論の批判がやまずに方針転換を余儀なくされた格好だ。
引用元：www.tokyo-np.co.jp（引用元へはこちらから）

　大串博志選対委員長も２５日、東京都内で６月１７日に予定していたパーティーの中止を発表した。大串氏は、禁止法成立までは開催に問題はないとの考えを示していた。
引用元：www.tokyo-np.co.jp（引用元へはこちらから）

　岡田氏らのパーティー開催意向を巡っては、禁止法案との整合性を疑問視する声が党内外から上がった。立民の一部若手は２４日、党執行部に対応を改めるよう求める提言書を出していた。
引用元：www.tokyo-np.co.jp（引用元へはこちらから）

岡田幹事長「政治改革の議論が決着するまで控えた方がいい」なんかおかしくない？パーティー全面禁止の法案出してるのは立憲だよね？パーティーやる前提の話になってるじゃん！二転三転する立憲民主党、終わってるよ。【表明】立憲民主党・岡田克也幹事長、27日の政治資金パーティー中止へ pic.twitter.com/6gy9QtQoRD
— 妖精トロール🧚カバじゃない (@amse070707) May 25, 2024

このブレブレっぷり。さすが立憲民主党といった感じだ。
ちなみに、この一連の騒動は岡田幹事長ならびに立民執行部の自業自得なのだが、
岡田幹事長は「パーティー批判は自民・維新によるプロパガンダだ！」と主張しているようだ。
なんだその謎理論ｗ

▼「これは自民・維新のプロパガンダだ！」←は？ｗｗｗ

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出典：news.yahoo.co.jp

一連の批判を「自民と維新のプロパガンダ」と責任転嫁してしまった岡田幹事長
どう考えても自業自得だろう。

　立憲民主党が今国会に政治資金パーティー全面禁止法案を提出しながら、議員個人のパーティー開催を認めていることへの批判について、立憲の岡田克也幹事長は26日、「日本維新の会とか、自民党とか、一部メディアによる『立憲がおかしなことをやっている』というプロパガンダだ」と反論した。
引用元：www.asahi.com（引用元へはこちらから）

　宮城県名取市での街頭演説で述べた。岡田氏は、いまの衆院議員の任期が1年余りとなっていることを念頭に、立憲だけが法成立前にパーティーを禁止すれば「自民はやりたい放題続けるわけだから、(立憲議員は)選挙区で圧倒的に不利になる」とし、党の方針に理解を求めた。
引用元：www.asahi.com（引用元へはこちらから）

端的に言って、立憲民主党は終わってる。特に岡田幹事長ら首脳部はクソ以下だと思う。資金パーティーを禁止する法案を作ったのにそれを承認して提出した首脳部もパーティー三昧。酷いダブスタに批判も続出。これに対して岡田幹事長は「自民維新のプロパガンダだ」と。本当に終わってるよコイツら。
— ウハ＠ゆっくり政治チャンネル (@yukkuriseijich) May 26, 2024

立憲・岡田幹事長、パーティー批判に「自民、維新のプロパガンダだ」。いや、どこがどうプロパガンダなのか説明してほしい。なぜパーティー全面禁止法案を提出しておきながら、自分たちはパーティーを開催しておいて非難されないと考えたのか？⇨立憲の岡田克也幹事長「日本維新の会とか、自民党とか、…
— 金子洋一神奈川20区（相模原市南区、座間市）日本維新の会 (@Y_Kaneko) May 26, 2024

※ちなみにパーティー批判は党内議員からも噴出している

【独占】東京都議補選・目黒区で、立憲民主党の西崎翔さんの応援に来た蓮舫さんが、政治資金パーティーを開催すると言っていた岡田克也さん、大串博志さんに対し、「ふざけるな！」と一喝。中止になっても「えらい迷惑」と激おこ。 pic.twitter.com/XvyzExIbUJ
— 選挙ウォッチャーちだい (@chidaisan) May 25, 2024

いい加減なのはあんたの党幹部連中じゃんオザーさんに批判されるのは終わってる。立民小沢一郎氏党幹部の“政治資金パーティー開催予定”批判岡田幹事長「タイミングから見てもおかしな話申し訳ない」https://t.co/u4KLXr0y0e https://t.co/AqpAvZJkoJ pic.twitter.com/O2Ip7ArA7Q
— 凝視する眼鏡 (@zOIgycOMjO85595) May 29, 2024

ダブスタを指摘されて「プロパガンダだ！」と返す幹事長、控えめに言ってヤバい。
そもそも無理のある法案を提出して「自民を追い詰めている」感を出していたのは立民の方である。

▼【悲報】パーティー禁止法案、議論不足だった

①パーティー禁止法案を提案するも、自分たちはパーティーを開催②そのダブスタを指摘すると、プロパガンダと主張③そもそもパーティー禁止法案を党内で全く議論していない←new!!立民岡田幹事長政治資金パーティー中止“党内で議論したい” | NHK https://t.co/9U32qhfTbG
— 麻布食品 (@azabu_food) May 27, 2024

立憲民主党の岡田幹事長は、27日に予定していた政治資金パーティーを代金を返還して中止し、講演会を開きました。このあと岡田氏は、党内で政治資金の集め方について議論したいという考えを示しました。
引用元：www3.nhk.or.jp（引用元へはこちらから）

「党内ではパーティーをしている議員がいて『やめる』と言うのは簡単だが、政治資金をどう集めるのか考えないと、幹事長の責任を果たしていることにならない。役員会で議論しなければならない」と述べ、党内で政治資金の集め方について議論したいという考えを示しました。
引用元：www3.nhk.or.jp（引用元へはこちらから）