自民党の政治資金問題への対応を批判している立憲民主党の岡田幹事長。しかし身内の公職選挙法違反問題については「調査中」のまま全く進展がない。このまま処分もせず、説明もせずでは自民党以下の対応となってしまうが、岡田幹事長はそれで良いのだろうか?これでは”ダブスタ”というイメージを払拭するのは不可能だ。
目次
立憲民主党の岡田幹事長は3月24日のNHK番組で、岸田総理(自民党総裁)が自民派閥の政治資金規正法違反事件を巡り、「選挙における非公認」以上の処分を科す方向の安倍派元幹部4氏について、議員辞職に値するとの認識を示した。
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4氏は塩谷立、下村博文・両元文部科学相、西村康稔・前経済産業相、世耕弘成・前参院幹事長で、岡田氏は「非公認ではとても済まない。きちんと事実を解明し、適切な処分を行うべきだ」と述べた。
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自民の稲田朋美幹事長代理は処分内容の決定を巡り、「説明責任を尽くしてきたかどうかも処分の考慮に入るのではないか」と語った。公明党の石井幹事長は、「厳しい批判を踏まえ、国民が納得するようなけじめのある処分がなされることを期待している」と話した。
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立憲民主党の岡田克也幹事長は24日のNHK番組で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、安倍派の資金還流を協議した塩谷立元文部科学相ら同派幹部4人は議員辞職に値すると述べた。自民が4人に「選挙での非公認」以上の処分を科す方向で調整に入ったことに関し「非公認ではとても済まない。事実を解明し、適切な処分を行うべきだ」と語った。野党は同派幹部らの証人喚問を重ねて要求した。
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岡田克也幹事長は3月19日、国会内で定例の記者会見を開き、(1)政治倫理審査会(2)裏金問題の議員への自民党の対応(3)宏池会の3千万円の不記載——などについて発言しました。
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(裏金議員への)処分について自民党大会で言及されたことについて、「ようやく出てきたが大変遅いという感が否めない。岸田総理は処分について、金額や役職など総合的に勘案するというが、最も大事な事実関係が分からないまま処分ということは、極めていい加減なものになるのではないか」と、突き放しました。
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立憲民主党の梅谷守衆院議員(新潟6区)が選挙区内で有権者に日本酒を渡していた問題で、岡田克也幹事長は12日の記者会見で、党の調査について「もう少し時間がかかる」と述べた。発覚から3週間が経過したが、「説明責任」はどうなったのか。
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岡田氏は「まだ、事実関係について本人から最終的な結果も聞いていない」と説明した。調査終了のめどは「本人が記憶を思い返したり、整理をしたりしている。特に『いつまで』と時期を区切っていることはない」とした。
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梅谷氏は2月20日、日本酒の配布について「(会合出席への)対価として認識をしていた」と釈明した。ただ、同様の事例の有無などに関する質問には「軽率だった」「深く反省している」とはぐらかし続けた。
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○梅谷議員について
【新潟日報】
新潟6区の梅谷守衆院議員が選挙区内の有権者に日本酒を配っていた問題で、党による調査をされているということだが、進捗をまず伺いたい。
【代表】
たしか先週も、幹事長のほうでやっているので幹事長に聞いてくださいというふうなお話をしたと思います。現時点でその環境からは変わっておりません。
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【新潟日報】
幹事長にもこれを伺ったが、一部報道で、選挙区内の町内会の会合で梅谷議員が祝儀として現金を渡したのではないかという報道がある。これに対する調査も行われているか。また、代表としての受け止めもあわせて伺いたい。
【代表】
まさにそういったところを幹事長に聞いていただければということなのです。私は一つ一つのことを例えば把握をしているということではありません。
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【新潟日報】
もう一つお願いしたい。お聞きしたのは、代表は以前、この件で、ほかに新しい事実が判明したら厳正に対処するというふうな旨の発言もあったからだが、この考えに変わりはないか。
【代表】
そうですね。その考えには変わりございません。
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【新潟日報】
もう一点。この問題について、梅谷議員には地元の記者クラブから会見を開いて説明をしてくれないかと求められているが、今のところ開かれていない。代表は以前の会見で、本人の説明はまだ終わっていないと、十分でないとの旨の発言もあったが、本人の説明責任の果たし方について、改めてどういうふうにお考えかお聞きしたい。
【代表】
やはり説明、これはきちんとすべきことだと考えます。それが今、幹事長に対してどういうようなところまで話ができているのかなどについては私はまだ報告を受けていませんが、基本的にはそういう考え方です。
【新潟日報】
今、地元では会見が求められているが、それには、調査をしているが、応じるべきだと。
【代表】
具体的に何にどうこうというのは、それはちょっと私のほうではつかみかねる話です。
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○梅谷議員について
【産経新聞】
梅谷守衆院議員が日本酒を配布していた問題について伺いたい。2月20日の会見で岡田幹事長は、事実関係を把握して、その上でどういうふうに対応するか考えていきたいと述べられたが、現在事実関係の把握のための調査の進捗状況について教えていただきたい。あわせて、派閥と金の問題に関して、自民党の問題との根深さは異なるが、自民党に対する追及の説得力が失われかねない。今後の説明責任の果たし方についてもお聞きしたい。
【幹事長】
まだ事実関係について本人から最終的な結果も聞いておりません。もう少し時間がかかるのかなと思っております。
最終的には、結果が出れば、党としての対応も含めてきちんと結論を出したいと思っております。
引用元:cdp-japan.jp(引用元へはこちらから)
【産経新聞】
いつまでにといった時期のめどみたいなものはあるか。
【幹事長】
それは本人がさまざま記憶を思い返したり整理をしておりますので、特にいつまでと私から時期を区切っていることはございません。
引用元:cdp-japan.jp(引用元へはこちらから)
【新潟日報】
関連して伺いたい。梅谷守衆議院議員の日本酒の問題に関連して、以前こちらの会見でも伺った、一部報道で選挙区内の町内会の会合で祝儀として現金を渡したのではないかという疑惑が報じられている。この件についても党のほうで調査をされるということだったが、その進捗も伺いたい。
【幹事長】
全体を含めて、梅谷議員のほうからの報告を待っている状態です。
【新潟日報】
確認だが、党による幹事長預かりのこの調査というのは、具体的には、今、梅谷議員本人が何か情報をまとめている状況という理解でよろしいか。
【幹事長】
基本的にはそう考えていただけたらと思います。
引用元:cdp-japan.jp(引用元へはこちらから)
梅谷議員は20日、国会内で記者団に囲まれた際「認識不足だった」と25回繰り返した。過去の行いが掘り返されることも警戒し、ずっと公選法違反の「認識」はなかったとして逃げる作戦のようだ。
引用元:shueisha.online(引用元へはこちらから)
立憲民主党の岡田克也幹事長は記者会見で「非常に誤解を招きやすい対応であったことは間違いない。本人も反省していると思います」と苦々しい表情を浮かべた。梅谷議員はこれまで予算委員会などで、自民党の旧統一教会問題などを舌鋒鋭く追及してきただけに執行部は頭を抱えている。
引用元:shueisha.online(引用元へはこちらから)
地元メディアは「梅谷議員から日本酒などをもらった」との有権者の証言を、続々と報じており、常習性があったとの見方が広がれば、捜査の手が入るまでもなく批判が高まるのは必至だ。
引用元:shueisha.online(引用元へはこちらから)
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地元・新潟の選挙区での「どんど焼き」などで有権者に日本酒を配るなどしていたことが報じられた立憲民主党の梅谷守衆院議員が8日までにSNSで「お詫び」していたことが分かった。2月20日にフェイスブックにコメントを掲載していた。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
梅谷氏は「このたびの私の軽率な判断についてお詫び申し上げます。報道で指摘されている物品等については、各々のイベントの対価として提供したものですが、今後は対価としてであっても疑義を生じさせかねない物品等の提供は差し控えることとし、改めて公職選挙法の趣旨に則って適切に対応して参ります。 衆議院議員 梅谷守」とつづった。「イベントの対価」としているが、参加料無料の行事でも酒を配ったとされている。酒を配ることは、選挙区内での寄付を禁止している公職選挙法に違反する可能性が指摘されている。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
2月20日には国会内で記者の質問にも応じていた。この時は「過去に日本酒を配ったことはなかったのか」という質問に対して「軽率だった、認識不足だった」と繰り返すばかりだった。一部では2018年の会合で日本酒を配っていたという記録があるとも報じられている。2月20日のフェイスブックで「お詫び」しているのはあくまで「軽率な判断」をしたことについてだった。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
梅谷氏はフェイスブック以外にはコメントを掲載していない。オフォシャルサイトの「公式SNS とことん更新中!」では2月18日のXの更新が掲載されているのみだ(フェイスブックへの誘導の表示はある)。オフィシャルサイトそのものにも日本酒配布についての説明やコメントは掲載されていない。2月20日以降のフェイスブックでは、「新たな交付金制度」や「令和6年度予算案」の可決などについて通常運転でコメントしている。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
23日新潟市中央区で開かれた立憲民主党県連の常任幹事会。
今年1月上越市内の行事で有権者に日本酒を渡していたことが問題となっている梅谷守衆議院議員の姿はありませんでした。
引用元:newsdig.tbs.co.jp(引用元へはこちらから)
この問題について党本部がいまだに対応を取っていないことを踏まえ、県連の西村智奈美代表は早期に調査するよう、週明けにも党本部へ申し入れを行うことを明らかにしました。
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【立憲民主党県連 西村智奈美代表】
「(岡田幹事長に対して)とにかく早期の対応を取ってほしいとそのことはずっと申し入れをしてきた きょうの幹事会の中で出た様々な意見含めて改めて申し入れをする」
引用元:newsdig.tbs.co.jp(引用元へはこちらから)
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立憲民主党所属で国会の行政監視委員会の委員長を務める川田龍平参院議員(48)の後援会「川田龍平といのちを守る会」の収支報告書に、支援者からの寄附金の不記載があることが「週刊文春」の取材でわかった。
引用元:bunshun.jp(引用元へはこちらから)
川田事務所の元秘書が語る。
「2022年4月、『守る会』に菊池仁達氏とその妻からあわせて20万円の寄附がありました。後援会の実務を担う川田事務所のスタッフが会計処理を行い、夫妻には領収書を郵送しています。ところが、『守る会』の収支報告書には、菊池氏側から寄附があった事実が秘されているのです」
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寄附の事実が秘された菊池氏とは何者なのか。社会部記者が解説する。
「臓器移植に関わるNPO法人の理事長ですが、厚労相の許可を得ずに海外で臓器移植をあっせんし報酬を得たとして2023年2月に臓器移植法違反容疑で逮捕された人物です。同年11月に懲役8カ月の一審判決が下っています」
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判決を不服として控訴中の菊池氏に、川田氏への寄附の有無について尋ねると、寄附の事実を認めこう話した。
「僕の患者が『東大病院に入院したい』と言うので川田さんの秘書に相談して結果的に東大病院に入院できた。そのお礼は当然すべき。寄附の領収書は届いたと思うよ」
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だが、その寄附は一切記載されていない。政治資金規正法のエキスパートである神戸学院大学の上脇博之教授が指摘する。
「5万円を超える寄附は収支報告書に記載しなければなりません。もし記載されていないのであれば政治資金規正法(不記載)に抵触します」
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当事者である川田氏にも電話で話を聞いた。
「(菊池氏からの寄附は)当時の政策秘書に命じて返金したと認識している。返金したから(収支報告書には)記載していない」
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だが、当時在籍していた秘書に尋ねるとこう言うのである。
「誰一人返金の手続きをしているスタッフはいませんし、返金の振込記録も見たことがありません」
寄附金20万円は果たしてどこへ消えたのか――。
引用元:bunshun.jp(引用元へはこちらから)
立憲民主党の野間健衆院議員(鹿児島3区)が代表を務める政治団体が、政治資金パーティー収入の50万円を2020年分の政治資金収支報告書に記載しておらず、総務省に訂正を報告したことが27日、野間氏の事務所への取材で分かった。3月25日付。事務的なミスだと説明している。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
事務所によると、政治団体「健政会」は20年11月にパーティーを開催。鹿児島県分権地方自治政策研究会が購入したパーティー券代50万円を収入として記載していなかった。外部からの指摘で判明した。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
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