自民党の政治資金問題を厳しく追及している立憲民主党だが、梅谷議員による公職選挙法違反疑惑については「調査する」という回答を繰り返すだけで全く調査している気配が見られない。よそを批判する前にまずは身内の不祥事をしっかりと片付けるべきではないのか???
参議院の政治倫理審査会を前に立憲民主党の泉代表は自民党の裏金問題に関係した議員に対し、積極的な説明を求めました。
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立憲民主党 泉健太代表 「政倫審に行かないと話さない、聞かれないと答えないということそのものが大間違い」
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泉代表は「政倫審というのは自ら弁明する一つの場だ」としたうえで「政倫審以外でもしゃべってほしい」と述べ、自民党の議員に対して説明責任を果たすよう求めました。”
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参議院の政倫審は14日にも開催され、世耕前参院幹事長ら数人が出席する見通しです。
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自民党の派閥の裏金事件をめぐる政治倫理審査会について立憲民主党の安住国対委員長は、政治資金収支報告書に不記載があったと申告している全ての議員に対し、出席して弁明するよう求めました。
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立憲民主党 安住淳国対委員長
「立てこもっているわけでしょ?『出てきなさい』って言ってるのに。『もう嫌だ、嫌だ』って立てこもっているわけだから、いつまでたっても終わらないんですよ」
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政倫審をめぐっては、これまで岸田総理や安倍派、二階派の幹部5人が出席していて、あすには参議院で安倍派の世耕前参院幹事長ら3人の出席が予定されているほか、衆議院でも下村元文科大臣が出席し近く開催されることが決まっています。
一方、裏金事件に関係したその他の議員については出席の意向を示していません。
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こうした状況に対して立憲民主党の安住国対委員長は、「頬被りして何の説明もしないでは終わらない。ずっと裏金議員のレッテルを貼られっぱなしで選挙まで行く」と批判しました。
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また、安住氏はそれらの議員の出席を促すため、与党である公明党の協力を得ることを検討する考えを示しました。
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自民党派閥の裏金事件を受け、衆院政治倫理審査会への出席意向を示しながら、出席が決まらない安倍派元幹部の下村博文元文部科学相について、立憲民主党の泉健太代表は11日、訪問先の宮城県多賀城市で「自民党による『下村隠し』『下村つぶし』といっていい」と語った。自民が衆院の政倫審再開に消極的だとして批判した。
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泉氏はこの日、記者団の取材に応じ「真相を明らかにしたい議員にすら、行動を許されないのが自民党の裏の姿だ」と指摘。そのうえで「しっかり下村氏には思いをしゃべってもらわなければいけない」と述べた。
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下村氏は8日に「党と相談した上で、出席する意思はある」と野党側に伝達。立憲の説明では、衆院政倫審の与野党の筆頭幹事が直ちに開催に向けた協議を行うことで合意していたが、自民側はこの日、協議に応じなかった。
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立憲民主党の梅谷守衆院議員(新潟6区)が選挙区内で有権者に日本酒を渡していた問題で、岡田克也幹事長は12日の記者会見で、党の調査について「もう少し時間がかかる」と述べた。発覚から3週間が経過したが、「説明責任」はどうなったのか。
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岡田氏は「まだ、事実関係について本人から最終的な結果も聞いていない」と説明した。調査終了のめどは「本人が記憶を思い返したり、整理をしたりしている。特に『いつまで』と時期を区切っていることはない」とした。
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梅谷氏は2月20日、日本酒の配布について「(会合出席への)対価として認識をしていた」と釈明した。ただ、同様の事例の有無などに関する質問には「軽率だった」「深く反省している」とはぐらかし続けた。
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○梅谷議員について
【新潟日報】
新潟6区の梅谷守衆院議員が選挙区内の有権者に日本酒を配っていた問題で、党による調査をされているということだが、進捗をまず伺いたい。
【代表】
たしか先週も、幹事長のほうでやっているので幹事長に聞いてくださいというふうなお話をしたと思います。現時点でその環境からは変わっておりません。
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【新潟日報】
幹事長にもこれを伺ったが、一部報道で、選挙区内の町内会の会合で梅谷議員が祝儀として現金を渡したのではないかという報道がある。これに対する調査も行われているか。また、代表としての受け止めもあわせて伺いたい。
【代表】
まさにそういったところを幹事長に聞いていただければということなのです。私は一つ一つのことを例えば把握をしているということではありません。
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【新潟日報】
もう一つお願いしたい。お聞きしたのは、代表は以前、この件で、ほかに新しい事実が判明したら厳正に対処するというふうな旨の発言もあったからだが、この考えに変わりはないか。
【代表】
そうですね。その考えには変わりございません。
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【新潟日報】
もう一点。この問題について、梅谷議員には地元の記者クラブから会見を開いて説明をしてくれないかと求められているが、今のところ開かれていない。代表は以前の会見で、本人の説明はまだ終わっていないと、十分でないとの旨の発言もあったが、本人の説明責任の果たし方について、改めてどういうふうにお考えかお聞きしたい。
【代表】
やはり説明、これはきちんとすべきことだと考えます。それが今、幹事長に対してどういうようなところまで話ができているのかなどについては私はまだ報告を受けていませんが、基本的にはそういう考え方です。
【新潟日報】
今、地元では会見が求められているが、それには、調査をしているが、応じるべきだと。
【代表】
具体的に何にどうこうというのは、それはちょっと私のほうではつかみかねる話です。
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○梅谷議員について
【産経新聞】
梅谷守衆院議員が日本酒を配布していた問題について伺いたい。2月20日の会見で岡田幹事長は、事実関係を把握して、その上でどういうふうに対応するか考えていきたいと述べられたが、現在事実関係の把握のための調査の進捗状況について教えていただきたい。あわせて、派閥と金の問題に関して、自民党の問題との根深さは異なるが、自民党に対する追及の説得力が失われかねない。今後の説明責任の果たし方についてもお聞きしたい。
【幹事長】
まだ事実関係について本人から最終的な結果も聞いておりません。もう少し時間がかかるのかなと思っております。
最終的には、結果が出れば、党としての対応も含めてきちんと結論を出したいと思っております。
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【産経新聞】
いつまでにといった時期のめどみたいなものはあるか。
【幹事長】
それは本人がさまざま記憶を思い返したり整理をしておりますので、特にいつまでと私から時期を区切っていることはございません。
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【新潟日報】
関連して伺いたい。梅谷守衆議院議員の日本酒の問題に関連して、以前こちらの会見でも伺った、一部報道で選挙区内の町内会の会合で祝儀として現金を渡したのではないかという疑惑が報じられている。この件についても党のほうで調査をされるということだったが、その進捗も伺いたい。
【幹事長】
全体を含めて、梅谷議員のほうからの報告を待っている状態です。
【新潟日報】
確認だが、党による幹事長預かりのこの調査というのは、具体的には、今、梅谷議員本人が何か情報をまとめている状況という理解でよろしいか。
【幹事長】
基本的にはそう考えていただけたらと思います。
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梅谷議員は20日、国会内で記者団に囲まれた際「認識不足だった」と25回繰り返した。過去の行いが掘り返されることも警戒し、ずっと公選法違反の「認識」はなかったとして逃げる作戦のようだ。
引用元:shueisha.online(引用元へはこちらから)
立憲民主党の岡田克也幹事長は記者会見で「非常に誤解を招きやすい対応であったことは間違いない。本人も反省していると思います」と苦々しい表情を浮かべた。梅谷議員はこれまで予算委員会などで、自民党の旧統一教会問題などを舌鋒鋭く追及してきただけに執行部は頭を抱えている。
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地元メディアは「梅谷議員から日本酒などをもらった」との有権者の証言を、続々と報じており、常習性があったとの見方が広がれば、捜査の手が入るまでもなく批判が高まるのは必至だ。
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地元・新潟の選挙区での「どんど焼き」などで有権者に日本酒を配るなどしていたことが報じられた立憲民主党の梅谷守衆院議員が8日までにSNSで「お詫び」していたことが分かった。2月20日にフェイスブックにコメントを掲載していた。
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梅谷氏は「このたびの私の軽率な判断についてお詫び申し上げます。報道で指摘されている物品等については、各々のイベントの対価として提供したものですが、今後は対価としてであっても疑義を生じさせかねない物品等の提供は差し控えることとし、改めて公職選挙法の趣旨に則って適切に対応して参ります。 衆議院議員 梅谷守」とつづった。「イベントの対価」としているが、参加料無料の行事でも酒を配ったとされている。酒を配ることは、選挙区内での寄付を禁止している公職選挙法に違反する可能性が指摘されている。
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2月20日には国会内で記者の質問にも応じていた。この時は「過去に日本酒を配ったことはなかったのか」という質問に対して「軽率だった、認識不足だった」と繰り返すばかりだった。一部では2018年の会合で日本酒を配っていたという記録があるとも報じられている。2月20日のフェイスブックで「お詫び」しているのはあくまで「軽率な判断」をしたことについてだった。
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梅谷氏はフェイスブック以外にはコメントを掲載していない。オフォシャルサイトの「公式SNS とことん更新中!」では2月18日のXの更新が掲載されているのみだ(フェイスブックへの誘導の表示はある)。オフィシャルサイトそのものにも日本酒配布についての説明やコメントは掲載されていない。2月20日以降のフェイスブックでは、「新たな交付金制度」や「令和6年度予算案」の可決などについて通常運転でコメントしている。
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立憲民主党所属で国会の行政監視委員会の委員長を務める川田龍平参院議員(48)の後援会「川田龍平といのちを守る会」の収支報告書に、支援者からの寄附金の不記載があることが「週刊文春」の取材でわかった。
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この後援会は川田氏の資金管理団体と所在地を同じくし、会計責任者に川田氏の現役の公設第二秘書が就くなど、川田事務所とほぼ一体の関係にあるとみられる。
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川田事務所の元秘書が語る。
「2022年4月、『守る会』に菊池仁達氏とその妻からあわせて20万円の寄附がありました。後援会の実務を担う川田事務所のスタッフが会計処理を行い、夫妻には領収書を郵送しています。ところが、『守る会』の収支報告書には、菊池氏側から寄附があった事実が秘されているのです」
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寄附の事実が秘された菊池氏とは何者なのか。社会部記者が解説する。
「臓器移植に関わるNPO法人の理事長ですが、厚労相の許可を得ずに海外で臓器移植をあっせんし報酬を得たとして2023年2月に臓器移植法違反容疑で逮捕された人物です。同年11月に懲役8カ月の一審判決が下っています」
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判決を不服として控訴中の菊池氏に、川田氏への寄附の有無について尋ねると、寄附の事実を認めこう話した。
「僕の患者が『東大病院に入院したい』と言うので川田さんの秘書に相談して結果的に東大病院に入院できた。そのお礼は当然すべき。寄附の領収書は届いたと思うよ」
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だが、その寄附は一切記載されていない。政治資金規正法のエキスパートである神戸学院大学の上脇博之教授が指摘する。
「5万円を超える寄附は収支報告書に記載しなければなりません。もし記載されていないのであれば政治資金規正法(不記載)に抵触します」
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当事者である川田氏にも電話で話を聞いた。
「(菊池氏からの寄附は)当時の政策秘書に命じて返金したと認識している。返金したから(収支報告書には)記載していない」
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だが、当時在籍していた秘書に尋ねるとこう言うのである。
「誰一人返金の手続きをしているスタッフはいませんし、返金の振込記録も見たことがありません」
寄附金20万円は果たしてどこへ消えたのか――。
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この記事に問題があると考えた場合、こちらから作者様にご連絡をお願いします。
なお身内の問題は総スルーである。