Twitterで話題となった恐怖体験まとめ※随時更新します。
突然の大きな笑い声にびっくりして「すいません」と慌てて窓を閉めた。「えっ何あれ、なんて言ってた?方言?」と驚いたまま運転してる夫に声をかけた。が、その夫さんの様子がどうもおかしい。運転しながらも、田んぼの向こうにある山を気にして見ている。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
「どうしたの?」
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
「あの斜面のとこ、人いる?人だよね。子供いるよね?」
言われたままに見てみたけど、人はいなかった。案山子のようなものもなかった。
「さっきのT字路入ったときからずっと、くねくねした変な子供がついてきてるんだ」
と夫さんがアクセルを強めに踏んだ。
何かおかしい。猛暑の炎天下、なんでこんなに人が外に出てるんだ。人がいるわりに車とすれ違わないのは何故だ。気がつけば集落は抜けてまた山道に入った。様子のおかしい夫を止められる状況ではなかった。どうしたらいい…と震えていると「◯◯の滝、駐車場」と書いてある古い看板が目に入った。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
「駐車場あったよ!左!」と夫に声をかけるも、車はなぜか右に曲がった。車がギリギリ入れる急勾配の山道を登っていく。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
「こっちじゃない!危ないよ!!ねえ戻ろう!!」カーブを曲がるたびに道は細くなる。木の枝が車体を擦って嫌な音がする。夫の表情を見たときに、その顔にゾッとした。
目元はボンヤリとしていて、口元だけ笑っていた。何かうわごとのようなことを呟いている。と、反対側の助手席の窓をみるとほんの30秒程度の間にどれだけの距離を登ったのかってくらいの断崖絶壁があった。もちろんガードレールなんてないし、ハンドルひとつ間違えたらヤバイやつだ、と身体が強張った。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
その瞬間、急に怖くなった。「いやだ!しにたくない!馬鹿夫!目を覚ませ!!」思わず夫の顔面にキンキンに冷えたポカリスエットをぶちまけたとき。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
「……え?ええ??なに?なにこれ?うわっちょっとなにこれ……え?なにここ?ちょっとええ?!?!はあ?!?!」
夫は正気に戻ったようだった。
この細い獣道を降りなければならないことら夫もすぐにわかったらしく、慎重にゆっくりハンドルを切りながら後退した。急勾配の山道の後退、何回か石に乗り上げて前輪が空転し、とにかく怖かったが祈るしかなかった。アスファルト舗装の最初のY字路に戻ったとき、思わず泣いた。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
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一安心して見上げたときにまた驚いた。Y字路からは田んぼの奥に山が広がるだけで、駐車場の案内看板なんて何もなかった。一体なんだったのか……と呆然としていたら、山の奥の方から一台の軽トラがやってきた。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
「おめえらそっちの道は崩れて危ねえから入んじゃねえ!」と軽トラに乗っていたおじいさんが言った。そのおじいさんに聞いてみた。「ここに来るまでの途中の集落、人がいっぱい外に出てたんですけどお祭りか何かですか?」
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
馬鹿言うなこのクソ暑いのに祭りなんかやるか、とおじいさんは去っていった。
「滝、どうする?」
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
「……滝はいいや。なんか疲れた。帰ろ」
元来た集落の方へまた車を走らせると違和感が込み上げて来た。さっきあれだけ人がいたのに誰もいない。急に笑い出したおばさんたちもいない。紙人形が埋め尽くしていた民家もない。普通の光景がかえって不気味だった。
一体なんだったんだろう……と車窓を眺めていた。どんなに注意深く見ていても、最初のT字路が見つからなかった。仕方ないので二車線の県道をまた30分くらい走って、どうにか市街地まで戻った。夫さんは疲れと緊張が混ざった様子だけれども、あの不気味な表情をすることはなかったので安心した。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
ふたりして定食を食べながら、結局なんだったのかを話していた。「つまるところその滝はあるの?ないの?」「あるはずだよ、昨日ラジオでいってて」「じゃあなんでググッてもひとつもヒットしないの」「ええ、じゃあなんで最初のナビで目的地設定できたの」なにがなんだかわからなかった。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
長くなったわりに大したオチもないんですがこれで終わりです。生きて帰ってこれてよかった。洒落怖を好きでよく読んでるんですが、リアル洒落怖でした。
— ゆずず (@yuzu0905) Jul 22, 2018
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
— さび@五分粥から全粥へ (@savi_vivi) Jul 27, 2018
友達と旅行に行ってナビに従っているのに行けども行けどもあちこち山深い所にある滝にしか行きつけない状態になり、おかっぱの白い着物の男の子も見るし、これはやばいと帰り道に着いた。どうにか高速で帰宅中、いつも使うICの出口が見つからず…続
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仕方ないので一つ先のICで降りて引き返すことに。しかしまたもナビがおかしいのか、山の方にどんどんと進む。また滝の看板が見えてきたころ、辺りはもう夜。絶対にやばいやつだと、きた道を引き返しどうにか帰り着いたことがあるよ。その度で6つは滝を見たし、3つは看板をゾッとしてスルーした。
— さび@五分粥から全粥へ (@savi_vivi) Jul 27, 2018
@saki8taku3 友達は妙な影を見たといってました。予定外の2つ目の滝からすでにお互いに無言でヤバさを感じつつやけくそになって進んでいましたが、地元にようやく帰れてホッとした頃にいつも使うICが分からないって変だなからの流れがほんとやばかったですね。
— さび@五分粥から全粥へ (@savi_vivi) Jul 27, 2018
何が不思議って、迷ってる間人っ子一人会わないという
数年ぶりに実家へ帰った日、近所のおじさんから声をかけられた。
— sano@日曜日ラ15b (@gchmsano123) Jul 27, 2018
「久しぶり!元気にしてた?」「また頑張りや~」って言われて家に帰った。
家族にそれを話したらみんな固まった。
「そのおじさん2年前に亡くなってるよ」
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
私だけ知らなくて、普通に話したんですよね。
— sano@日曜日ラ15b (@gchmsano123) Jul 27, 2018
怖いとも何ともなかったし。
穏やかで、ニコニコされる人でした。
お盆前なので、思い出しました。
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
— 🌼湯浦🌼 (@Y_ura_3) Jul 25, 2018
去年の11月ぐらい、その日は長崎に旅行に来ていた、デイリー貰うためFGOを開いたら丁度天草四郎ピックアップをしていることに気づいた、私は「これ原城趾でガチャ引けば天草くるんじゃね?」と思いつき、その時既に夕方だったが車を飛ばして(つづく)
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原城趾へと向かった
— 🌼湯浦🌼 (@Y_ura_3) Jul 25, 2018
到着した頃には既に夜、駐車場より先には街灯がなく城趾は真っ暗だったが、普段から夜に山や森をドライブするのが好きな私には何も問題ではなく、懐中電灯を片手に城趾を登ることにした
11月にしては少し暑い、じっとりとした空気を感じながら道を進んだ
流石に1人で真っ暗な道を進むのは怖く、ずっと私ではない誰かが居るような気がしてゾワゾワしながらも、無事に城趾上の天草四郎の墓碑の前に到着した
— 🌼湯浦🌼 (@Y_ura_3) Jul 25, 2018
墓の前に花が添えられてるのを確認した私は、とりあえず手を合わせることにして「夜にお邪魔します、天草四郎が出ますよーに」と挨拶してみた
すると突然お供え物がカタカタカタと震え始めた、風も吹いてないのに
— 🌼湯浦🌼 (@Y_ura_3) Jul 25, 2018
この時点でヤバいと思い始めたが、あとに引けない&好奇心が抑えられなかった私はFGOを起動した
ガチャ画面を開く間にもお供え物はカタカタ震えていたが、そちらを見ないようにいざ!ガチャ!とボタンを押そうとしたその瞬間
スマホが鳴り始める、完全にビビっていた私はちょっと声を上げてしまったが、ディスプレイを確認すると相手は父だった
— 🌼湯浦🌼 (@Y_ura_3) Jul 25, 2018
「もしもし?!こんな時になに!?今ちょっと忙しいんだけど!」と一方的に電話を切ろうとしたが、何かがおかしい、向こうから声がしない
普段なら出た瞬間から要件を喋り始める父、こちらが喋ってるとはいえ一言もないのはおかしい、不安になった私は電話を切らず「もしもし…?もしもし?」と呼びかけることにした
— 🌼湯浦🌼 (@Y_ura_3) Jul 25, 2018
2、30秒くらいしてスピーカーから「あれ?」と聞き慣れた声がした、父だった
「なんで自分から電話したのに出らんと!」
と聞くと父はこう答えた「え?待って、俺電話してない、スマホに触ってないし勝手に繋がってた」
— 🌼湯浦🌼 (@Y_ura_3) Jul 25, 2018
それを聞いた瞬間私は電話を切り全力でその場から離れた、背後からはカタカタと音が続いていたが脇目も振らず全力で走った
車まで戻り呼吸を整え、震える手で私はガチャを引いた、ドブだった
~完~
この後職場で「こんなことあったんですよね〜ワハハ〜〜!」って話してたら、長崎地元の人に「あそこは有名な心霊スポットだし、地元民も近づくのを嫌がるのに……お前バカだろ……」って言われて初めて心霊スポットって知ったよね
— 🌼湯浦🌼 (@Y_ura_3) Jul 25, 2018
周りが心霊体験結構してるのに、私はしたことないから、霊感強い人に相談したら「お前は幽霊に避けられる体質だし、守護霊のガードがやたら固いから心霊体験は無理」って言われてたから、電話の時まで心霊体験とは思ってなかったわ、今思うと行きの時点で不味かったんだろうね
— 🌼湯浦🌼 (@Y_ura_3) Jul 25, 2018
ちまちま「結局天草は来たの?」みたいな感想があるんですが、この話のアホなとこは2016年から天草がいるにも関わらずノリで心霊スポットに行っちゃったとこです、墓碑の前でマイルームに天草配置してた https://t.co/JcQ7C9MeDi
— 🌼湯浦🌼 (@Y_ura_3) Jul 25, 2018
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