寅年のことわざと格言で2022年の新年の挨拶!虎にちなんだ例文のヒントを提供
2022年、寅年の「ことわざ」や「格言」を使った「新年の挨拶」はいかがでしょう。虎に関連することわざ・格言と共に、これを使った現実のシーンもご紹介。新年会や新年の朝礼でのスピーチ、ビジネス文書やメールでも活用が可能かと。
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『男はつらいよ』には胸に響く名言がたくさんあります。その中でも私が好きなのが、「人はなぜ生きるのか?」という哲学的な質問への、寅さん ...
虎が大者(大人物)で狐などが小者(小人物)とされる「ことわざ」の例
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【虎の威を借る狐】ことわざは人生を豊かにするエッセンス! Let's learn English with Japanese proverbs.
ことわざを通して先人たちの知恵を学ぼう! □虎の威を借る狐 -・-・-・-・-・-・-・-・-・- 権力のある人の力をかさに着て威張る人 ...
【張り子の虎】:「弱い者が去勢を張る様をあざけった言い方」です。張り子人形の虎のように、ただ頷くだけの主体性の無いありさまです。
【虎の威を借る狐】:小者(人間の小さい人物)が他人の権力を頼りにかさを着て威張るありさま」を言っています。
【猫は虎の心を知らず】:一見、似た感じの同類?の猫と虎ですが、小人物(猫)には大人物(虎)の考えが理解出来ないという例えです。
「虎の威を借る狐」と聞いて、かつて、大企業の資材部に請求書を持参した時の事を思い出します。ただ、受け取ってくれれば良いものを、ああだこうだと説教が始まり、30分くらい叩かれた後に、やっと請求書を受け取ってくれました。いつもそうでした・・。
また、某都市銀行の行員が私の勤務する会社にやって来て、当社の納品先の大企業が行員の銀行を主要銀行としていることから、うちの銀行に口座を作れと高飛車に言って来たことがありました。
世の資材部員が、また、全ての銀行員がこういった態度をとるものではないと思いますが・・。まさにその態度は「虎の威を借る狐」でありました。
【三人虎をなす】:3人もの人間が「町に虎が来るぞ!」と嘘をつけば、多くの人が本気になるもの・・嘘も本当に聞こえる「流言飛語」の恐ろしさを例えています。
「流言飛語」と言えば、昨今のSNSでの誹謗中傷がそうではないでしょうか。嘘や根拠のない情報も拡散すると世論にまで発展してしまう恐ろしさ。そして、誹謗中傷に加担する人物の多くは「虎の威を借る狐」で、器の小さい自分に自身の無い人間です。人を陥れて優越感に浸るのです。
【虎視眈々(こしたんたん):じっと機会(チャンス)をうかがう様子。それも、虎が獲物を狙うように。
身近なところでは、週刊誌のスクープやパパラッチの存在に「虎視眈々」を感じてしまいます。きれいごとではなく、筆者もスクープには目をやる人間ですが、SNSとの相乗効果の威力は脅威です・・。時に人の不幸が産業化されていることに悲しみを覚えます。
小人物(小者)のいけないところ。それは、悪に簡単に流されてしまうところでしょうか。また、「虎の威を借る狐」ということわざの深層には、人間の『性悪説』が根づいているようにも感じます。
虎穴・虎の尾・虎口などを災難や危険にたとえた「ことわざ」の例
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アニメ辞典 虎穴に入らずんば虎子を得ず 1080p 210707
VYOND#CeVIO#ことわざ辞典#虎穴に入らずんば虎子を得ず#GAMO4TV.
【虎穴に入らずんば虎子を得ず】:危険を冒さずして大きな成功はない、という事の例えです。虎の子を獲るには、危険を冒してでも虎の住む危険な穴に入らなければならない事から来ています。
【虎の尾を踏む】:危険を冒すことの例えです。恐ろしい虎の尾を踏みつければ噛み殺されるかもしれません。
【虎口を脱する】:危険な状況からやっとなんとか脱すること。恐ろしく危険な虎の口を例えています。
【千里の野に虎を放つ】:危険な要因を放置することの例えで、広い野原に虎を野放しにする事は災いの元や危険性を放置することになるという事。
長期間、掃除もせずゴミも放置したままの部屋。そんな部屋に住む人がけっこういらっしゃいます・・。会社の未清掃のままの倉庫や部屋の一角もまた同じ。
コンセントに溜まった埃(ほこり)や劣化した電線カバーから発火して火事になるケースがあるので要注意です。何もしないということが、危険因子を放置することにもなるわけです。
【前門の虎、後門の狼】:災難を逃れてもまた次々と災難が襲うことの例えで、表門の虎の侵入を防いでいる時に、裏門から狼が侵入!という事態を言っています。
地球温暖化による全世界的な気候の悪化に加え、大地震の恐れを抱える昨今。そして、いつ消えるとも判らぬコロナ禍の継続。「前門の虎、後門の狼」では収まりがつかないほどの世相ではないでしょうか。
【猫にもなれば虎にもなる】:状況次第で大人しくも狂暴にもなる人物を猫と虎に例えています。
サイコパスと言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、掴みどころのない、価値観が一般人とは全く違う人物が、広い世の中にはけっこういらっしゃるので要注意です。
【虎は死して皮を留め、人は死して名を残す】:人は名誉を重視し、死んだ後には名を残すべきという教訓。虎は死後に、珍重される皮を残します・・。
世間に名を残さずとも、関係する周囲や近親者には、死後いつまでも慕われるような生き方をしたいものです。悪事を働き、死後いつまでも凶悪犯として名を残すことは避けたいものです。
虎の子は「大切なお金」・虎の巻とは「貴重な文書」を示した「ことわざ」の例
【虎の巻】:秘伝や奥義の元になる本・書物のことで、中国の兵法書の「六韜(りくとう)」に、虎韜の巻というのがあり、ここから出たことわざです。
【虎の子】:金品などの大切な物のことで、虎が我が子を大事に守り育てることから来ています。
他人の「虎の子」は良くは思えないかもしれませんが、自らの立場に立てば、世の中への執着であると共に、力強く生き続ける原動力でもあるでしょう。そのための秘訣を何かの「虎の巻」に求めることもあるのでは・・。
その他の虎に関する寅年にちなんだ「ことわざ」
【竜虎相搏つ(りゅうこあいうつ)】:「強い者同士」が激しく戦うことで、それはまた、竜と虎が戦う様の様。
【騎虎(きこ)の勢(いきお)い】:やりかけた物事を、途中でやめられなくなる状況のことで、虎に乗った者は途中で降りると虎に食われてしまうので降りられない事からの例え。
【虎嘯風生(こしょうふうしょう)】:優れた才能・技能・力を持つ人が、機会を得て奮起することを 虎が吠えて風が起きるという意味から表現しています。
【虎を描きて猫に類す】:力量のないも人が優れた人のマネをして成功せず、お粗末に終わること。絵に描いた猛虎では真実の姿が表現出来ず、猫のように力ないものになってしまうことに例えています。
寅年にちなんだ虎に関する「格言」について
寅(虎:とら)や干支(十二支)の格言というと、毎年クローズアップあれるのが「株式相場」の格言です(外部サイト)▼
新年の挨拶で使える「ことわざ」と「格言」の違いについて
『ことわざ』とは、古来より世に中で「言い伝えられてきた」教訓や風刺、社会常識などの事。「犬も歩けば棒に当たる」や「猫に小判」などが有名なことわざにです。
『格言』、あらゆる人々への教訓や戒め、人生の真理・真実などを述べた「貴重なことば」です。格言の場合、歴史上の人物に限らず、現代の有名人・著名人の言葉であってもそれにあたり、「金言(きんげん)」とも呼ばれます。「為せば成る為さねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなり」は有名な格言です。
『ことわざ』が教訓や風刺や社会常識であるのに対し、『格言』は、直面する人生の問題をどう対処すべきかという場合に、見の処し方の見本ともなるべき心理を示しています。
【世間の反応】寅年のことわざと格言で2022年の新年の挨拶