オリエンタルランド株式会社は、大型客船を使ったクルーズ事業に参入することを明らかにしました。2028年度の就航を目指し、アメリカのディズニー社とライセンス契約を締結しています。
このクルーズは、首都圏の港を発着し、2泊から4泊の旅程が中心となる予定です。船内では、ディズニーキャラクターが登場するショーや食事など、ディズニーならではのエンターテイメントが楽しめるだけでなく、最大4000人もの乗客が利用できる大型客船となる予定です。
今回のクルーズ事業参入は、オリエンタルランドにとって、テーマパークとホテル事業に続く3つ目の柱となります。オリエンタルランドは、近年増加している外国人旅行客の需要を取り込むとともに、ディズニーのエンターテイメントをさらに拡張する意向を示しています。
今回のクルーズ事業への参入には、約3300億円という巨額の投資が予定されています。オリエンタルランドは、この事業を通じて、ディズニーファンだけでなく、幅広い層の顧客を獲得し、新たな収益源を創出することを目指しています。
オリエンタルランドの高野由美子会長兼CEOは、記者会見で「テーマパークとホテルに加え、クルーズ事業がオリエンタルランドの新たな柱となる。パーク全体を包含するような特別な滞在体験を提供していきたい。」と力強く語りました。
オリエンタルランドのクルーズ事業参入は、ディズニーファンのみならず、旅行業界全体に大きなインパクトを与える可能性を秘めています。今後の展開が注目されます。
オリエンタルランドのクルーズ事業参入は、ディズニーファンにとって朗報と言えるでしょう。これまでテーマパークやホテルでしか味わえなかったディズニーのエンターテイメントを、海の上でも楽しめるようになることは、大きな魅力です。
特に、大型客船という空間を生かした、今までにないスケールのエンターテイメントショーや、キャラクターとの触れ合いなどが期待されます。また、2泊から4泊という滞在期間は、テーマパークだけでは味わえない、ゆったりとした時間を過ごすことができるのも魅力です。
しかし、クルーズ事業は、建設費や運営費など、多額の費用がかかります。オリエンタルランドが、この事業を成功させるためには、ディズニーブランドの力だけでなく、独自の魅力を創出し、顧客満足度を高めることが重要となります。
オリエンタルランドは、これまで培ってきたテーマパーク運営のノウハウを生かし、安全で快適なクルーズ体験を提供してくれるでしょう。今後のクルーズ事業の展開に期待するとともに、オリエンタルランドが新たなエンターテイメントを提供してくれることを楽しみにしています。
