2024年8月28日、ウルトラマンシリーズの怪獣たちの雄叫びが再び蘇る!「絶体絶命!ウルトラ怪獣 バトル・ミュージック・コレクション」が、昭和編、平成編、ニュー・ジェネレーション編の3タイトルで発売される。
2022年に発売され好評を得た「勝利確定!〜ウルトラヒーロー バトル・ミュージック・コレクション」に続く、怪獣に焦点を当てた音楽集だ。今回は、怪獣の出現やウルトラマンのピンチシーンで流れるBGMを厳選し、重厚で禍々しい音楽の数々が、ウルトラマンシリーズにおける怪獣たちの魅力を再認識させてくれるだろう。
昭和編では、宮内国郎、冬木透、日暮雅信ら往年の作曲家たちが手掛けた名曲の数々を収録。ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンA、ウルトラマンタロウなど、昭和を代表するウルトラマンシリーズの怪獣たちのテーマが、懐かしさと興奮を呼び起こす。
平成編では、矢野立美、佐橋俊彦、冬木透といった作曲家たちが、ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイア、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンネクサス、ウルトラマンマックス、ウルトラマンメビウスなど、平成時代のウルトラマンシリーズを彩った怪獣たちの音楽を収録。昭和編とはまた違った、スタイリッシュで力強い楽曲が、平成時代の怪獣たちの迫力を伝えてくれる。
そして、ニュー・ジェネレーション編では、川井憲次、小西貴雄、高梨康治、森悠也、安瀬聖、坂部剛、得田真裕、末廣健一郎といった、現代のウルトラマンシリーズを支える作曲家たちが、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンX、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンR/B、ウルトラマンタイガ、ウルトラマンZ、ウルトラマントリガー、ウルトラマンデッカー、ウルトラマンブレーザーなど、新しい時代のウルトラマンシリーズの怪獣たちの音楽を収録。現代の音楽技術を駆使した、ダイナミックで迫力のある楽曲が、新たな時代の怪獣たちの姿を鮮やかに描き出す。
各タイトルには、各シリーズの代表的な怪獣たちのBGMが収録されているほか、劇場版や外伝作品からのBGMも収録されている。また、各タイトルには、作曲家による解説やインタビューも収録されている。
ウルトラマンシリーズのファンはもちろん、怪獣映画や特撮映画のファンにとっても必聴の音楽集だ。昭和、平成、ニュー・ジェネレーションと、それぞれの時代の怪獣たちの音楽を聴き比べて、ウルトラマンシリーズの音楽の魅力を再発見してみてはいかがだろうか。
なお、3タイトル同時購入特典として、3タイトルを収納できる三方背スリーブケースがプレゼントされる。Amazon.co.jpでは、各CDジャケット絵柄のメガジャケもプレゼントされるので、気になる方はお早めに予約しよう。
「絶体絶命!ウルトラ怪獣 バトル・ミュージック・コレクション」を聴いて、改めてウルトラマンシリーズにおける怪獣の存在の大きさを感じた。ウルトラマンが正義のヒーローとして活躍する一方で、怪獣たちは、その圧倒的な力と個性で、シリーズに深みと緊張感を与えている。
今回のアルバムは、怪獣出現やウルトラマンのピンチシーンに焦点を当てており、怪獣たちの力強さと脅威を、音楽を通じてダイレクトに感じることができた。特に印象的だったのは、昭和編の「ペギラ出現」と「バルンガ」の楽曲だ。シンプルなメロディーの中に、怪獣たちの恐怖が凝縮されており、当時の特撮映画の雰囲気を鮮やかに再現している。
また、平成編の「デスフェイサー」や「グランスフィア」の楽曲は、スタイリッシュで力強いサウンドが特徴で、平成時代のウルトラマンシリーズの雰囲気を象徴している。
ニュー・ジェネレーション編では、現代の音楽技術を駆使した、ダイナミックで迫力のある楽曲が多く、新しい時代の怪獣たちの姿を鮮やかに描き出している。特に「ジャンキラー」と「デストルドス」の楽曲は、怪獣たちの凶暴性を、重厚なサウンドで表現しており、聴く者を圧倒する。
これらの楽曲を聴いていると、それぞれの怪獣が持つ個性やストーリーが浮かんできて、まるで映画を見ているような気分になる。音楽を通して、それぞれの怪獣の過去や未来を想像したり、怪獣とウルトラマンの戦いを再び体感したりできるのは、音楽の持つ力ならではの魅力だと思う。
今回のアルバムは、怪獣好きにはたまらない内容となっている。ウルトラマンシリーズのファンはもちろん、怪獣映画や特撮映画のファンにとっても、必聴の音楽集だ。