2024年パリ五輪の新競技、ブレイキン。その日本代表がついに決定しました。予選シリーズ第2戦の決勝で、女子はAMIこと湯浅亜実選手とAYUMIこと福島あゆみ選手の2人が、男子はHiro10こと大能寛飛選手が、それぞれ代表の座を獲得しました。
女子は、第1戦で2位と1位につけたAMIとAYUMIが、第2戦でも安定したパフォーマンスを見せ、決勝まで勝ち進みました。決勝では、AMIが準決勝で17歳のRikoこと津波古梨心選手との日本人同士の戦いを制し、再びAYUMIとの対戦に。キレのある回転技など、完成度の高いダンスで優勝し、五輪への切符を掴みました。AYUMIも2位につけ、2人の五輪出場が決まりました。
一方、男子は第1戦で3位だったHiro10が、第2戦で6位に入り、予選シリーズ2戦の合計で上位に入り、代表内定を勝ち取りました。Hiro10は、「今までやってきた努力が実を結んだ。五輪ではチャレンジャーとして、本気で金メダルを取りに行く」と力強い言葉を述べていました。
AMIは、25歳ながら日本の女子ブレイキン界を引っ張る存在です。流れるようなダンスと、パワームーブなど、すべての要素を高いレベルでこなすオールラウンダーとして知られています。2018年には世界最高峰の国際大会で初代女王に輝き、その後も世界選手権で2度の金メダルを獲得するなど、実績も申し分ありません。
AYUMIは、ブレイキン界ではベテランの41歳です。3年前の世界選手権を制し、昨年も銀メダルを獲得するなど、長年トップレベルで活躍を続けています。多彩なオリジナル技を持ち、足さばきを得意とする、ブレイキンのエキスパートと言えるでしょう。
Hiro10は、19歳ながらダイナミックな回転技とスムーズな動きで注目を集める若手実力者です。今年の全日本選手権で2位に入るなど、急成長を遂げています。
パリ五輪での活躍が期待される3人。彼らが、世界に日本のブレイキンをどのように魅せてくれるのか、今から楽しみですね。
パリ五輪の新競技ブレイキンの日本代表が決定し、日本のブレイキン界の熱気がさらに高まっていると感じます。特に、女子はAMIとAYUMIの2人が代表に選ばれましたが、2人とも長年トップレベルで活躍してきた実力者であり、世代を超えてブレイキンの魅力を発信してきたことがわかります。特に、ベテランのAYUMIが五輪を目指し、3年前の世界選手権で優勝するなど、努力を続け、見事夢を掴んだことは、多くのブレイキンファンを感動させたのではないでしょうか。
一方、男子は若手のHiro10が代表に選ばれましたが、彼はダイナミックなパワームーブで観客を魅了する実力者です。まだ19歳と若く、今後の成長が楽しみな選手です。彼がパリ五輪でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から期待が高まります。
今回の五輪代表選考では、日本勢のレベルの高さを感じました。特に、女子はAMI、AYUMI、Rikoの3人が決勝に進出し、表彰台を独占したことは、日本の女子ブレイキンのレベルの高さを証明しています。
ブレイキンは、近年人気が高まっているアーバンスポーツの一つです。パリ五輪でのブレイキンのパフォーマンスが、多くの人に感動を与え、ブレイキンの人気をさらに高めることを期待しています。