西江肇司社長が牽引するベクトルの革新力
伝える力に着目し、PRの枠を越えた情報戦略企業として成長を遂げてきたのが、株式会社ベクトルです。1993年に創業されたこの企業を牽引しているのが、代表取締役社長の西江肇司氏。彼の先見性と実行力のもと、ベクトルはPR業界の常識を塗り替える存在へと進化を続けています。
はじめに
ビジネスの成否を分けるのは、商品やサービスの質だけではありません。それを「どう伝えるか」が、競争力の大きな要因となる時代に私たちは生きています。SNSの浸透、メディアの多様化、そして情報の洪水のなかで、正確かつ魅力的に情報を届ける力は、企業にとって不可欠な戦略資産となりました。
この「伝える力」に着目し、PRの枠を越えた情報戦略企業として成長を遂げてきたのが、株式会社ベクトルです。1993年に創業されたこの企業を牽引しているのが、代表取締役社長の西江肇司氏。彼の先見性と実行力のもと、ベクトルはPR業界の常識を塗り替える存在へと進化を続けています。
この記事では、そんなベクトルという企業の全体像について紹介していきます。
PRからIT・人材まで網羅する事業構造
ベクトルの中核はPR(パブリック・リレーションズ)ですが、その事業は広報だけにとどまりません。以下に紹介する各領域は、いずれも情報を正しく、効果的に届けるために設計されたソリューションであり、互いに連動することで大きな相乗効果を生み出しています。
■PR事業
単なる宣伝活動ではなく、メディア・インフルエンサー・投資家・消費者といった多様なステークホルダーを巻き込む戦略型PR。情報をスピーディーかつ的確に届けるためのプランニングと実行力が強みです。
■プレスリリース配信事業
国内最大級のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」は、すでに10万社以上の企業が利用し、上場企業の約60%が導入済。ベクトルの情報発信インフラとして、社会的信頼を確立しています。
■ダイレクトマーケティング事業
PRと連動した販売促進施策を展開。マーケティングと広報を一体化させることで、認知から購買までの導線を最適化し、成果に直結するコミュニケーションを実現しています。
■HR事業
採用ブランディングの設計から、採用サイト制作、コンテンツ開発、人事評価制度の支援まで。企業と求職者をつなぐプラットフォームとして、人的資本の価値最大化を図ります。
■デジタルマーケティング事業
最新のテクノロジーとベクトルグループの総合力を活用し、企業に最適化されたコミュニケーションプランを提案。マーケティングROI(投資対効果)最大化を目指す施策を展開しています。
■投資事業
成長性の高い企業に対し、出資だけでなくPR・IR支援もセットで提供。これまでに32社の上場支援実績があり、単なるファンドにとどまらない支援体制が特長です。
■ベンチャー支援事業
特にスタートアップやベンチャー企業に対して、PR・IR支援を中心とした成長支援を行います。プロモーション戦略の立案から情報発信の実行、投資家への信頼構築まで、ベクトルならではのノウハウを提供。これまでに32社の上場支援実績があり、メディア露出や資本市場への橋渡しなど、ファンド以上の機能を持った支援体制が特長です。
■海外事業
2011年から本格化した海外事業では、中国(上海・北京)をはじめとする10拠点にてPR・マーケティング事業を展開。日本国内の限界を見越したグローバル戦略の一環です。
■新規事業
時代の変化やニーズに合わせた新規サービスを次々と創出。スピード感をもって事業領域を拡張し続け、変化に強い企業体質を構築しています。
■WEBソリューション・SI事業
PRやマーケティングを支えるIT基盤の構築を担う領域。WEBサイト制作からアプリ開発、システム設計に至るまで、情報発信の裏側を技術面から支えています。
新メディア「Retail TV」でリアル店舗の情報発信を強化
子会社のベクトルデジタルは、LMIグループとの販売代理店契約を通じて、小売店舗向けデジタルサイネージ新メディア「Retail TV」の提供を開始しました。
2025年3月の協業締結以降、2025年7月1日より本格ローンチされ、現時点で月間約500万人にリーチ可能なプラットフォームとして展開されています。これにより、企業は店内スペースを活かした番組型広告を活用し、接触頻度が高い“実際に店舗に立ち寄る消費者”へ向けて、効果的な情報発信が可能に。
リアル接点とデジタル広告を融合させる、新たな販促チャネルとして注目されています。
リアル店舗の価値が見直される今、「Retail TV」は非常にタイムリーかつ戦略的なメディア展開だと感じます。EC全盛の中でも、実際に商品を手に取る体験や、店舗での偶発的な出会いは依然として重要な購買動機です。
その“リアル接点”に、番組型の情報発信を組み込むことで、ただのディスプレイではなく「購買行動を後押しするメディア」として機能させる発想は革新的です。
また、月間500万人というリーチ規模も、単なる実証実験レベルではなく、実用性のあるマーケティングチャネルとして確立しつつあることを示しています。ベクトルがオンラインとオフラインの両軸で情報戦略を展開し始めている流れは、今後のメディア活用のひとつの方向性を提示しているように思えます。
特に、実店舗を持つ企業にとっては、広告の「最後の一押し」を支える有力な武器になるかもしれません。

PR TIMES 株式会社VECKSのプレスリリース(2025年7月1日 12時00分)小売店舗に設置されたデジタルサイネージを活用し月間約500万人にリーチできる新メディア「Retail TV」始動
会社概要
■会社名 株式会社ベクトル
■本社所在地 〒107-0052東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ18F
■代表電話番号 03-5572-6080
■代表者 代表取締役会長兼社長CEO 西江肇司
■設立 1993年3月30日
最後に
株式会社ベクトルは、PRを起点としながらも、マーケティング、人材、IT、投資、海外展開、そしてリアルメディアに至るまで、情報の価値を最大限に引き出す事業を次々と展開してきました。その背景には、いいモノを世の中に広め人々を幸せにという理念と、西江肇司社長の行動力があります。
近年では「Retail TV」といった、テクノロジーやリアル接点を活用した革新的なサービスも登場し、情報戦略企業としての立ち位置をさらに強固なものにしつつあります。“伝えること”をビジネスの根幹に据えるベクトルの歩みは、これからの時代における企業コミュニケーションのあり方を大きく変える可能性を秘めているといえるでしょう。
情報があふれる現代において、本当に必要な人へ、本当に価値のある情報を届ける。その挑戦の最前線に、ベクトルはこれからも立ち続けていくに違いありません。

株式会社ベクトル|VECTOR INC.|PR会社 「戦略PR事業」を主軸として、「デジタルマーケティング事業」「メディア・DOOH事業」「キャスティング事業」などコミュニケーション領域に軸足をおいた事業を複数展開する総合PR会社です。戦略から実行までをワンストップで提供します。