大リーグのドジャースに所属する大谷翔平選手は、6月21日に行われた古巣エンジェルスとの対戦で、チーム移籍後初めて公式戦で対戦相手としてエンジェルスと戦いました。
試合はドジャースの本拠地、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われました。試合前には、昨シーズンまで大谷選手が所属していたエンジェルス選手たちが、大谷選手のもとに挨拶に訪れ、大谷選手は笑顔で応対していました。
大谷選手は、この試合で1番・指名打者として先発出場し、5回裏の第3打席で、2アウト1塁の場面で、エンジェルス先発投手の甘く入った速球を見逃さずにセンター後方へ2試合連続の22号先制ツーランホームランを打ちました。このホームランは、打球速度が182キロ、飛距離が138.6メートルと、大きな当たりでした。
大谷選手は、この試合で2打数2安打2打点、四球2つを記録し、打率は3割2分2厘まで上昇しました。また、6試合連続となる打点を記録し、大リーグ7年目にして自己最長記録を更新しました。
しかし、ドジャースは同点で迎えた延長10回にエンジェルスに1点を勝ち越され、2対3で敗れてしまいました。
試合後、大谷選手は取材に応じ、ホームランの感触について「打った瞬間入ると思った。先制点をしっかりいい形でとれたのでよかった」と満足げに振り返りました。また、6月14日から打席でバットを使って立ち位置を確認するルーティーンを取り入れて以降、調子を上げていることについて「最近は打つべくして打っているなとは思う。感覚的には4月、5月よりいい」と話しました。
大谷選手は、今後もこのルーティーンを継続し、更なる活躍を目指していくことを明言しました。
大谷翔平選手の古巣エンジェルスとの対戦は、ファンにとって大きな注目を集めました。試合前の挨拶や、試合中のプレーなど、大谷選手とエンジェルス選手の過去の関係性が垣間見える場面が多く見られました。
特に、大谷選手がエンジェルスからホームランを打ったシーンは、球場全体が沸き立ち、大谷選手に対するファンからの熱い声援が伝わってきました。
試合後、大谷選手は取材に対して、今季の好調の理由について、打席でのルーティンが効果的であることを明かしました。このルーティンを取り入れてから、大谷選手の打撃はより安定し、確実性を増したように感じられます。
大谷選手は、これからもこのルーティンを継続することで、更なる活躍を期待できるでしょう。今後の大谷選手の活躍に期待が高まります。