2024年03月12日更新
朝日新聞 甲子園 利権

【悲劇は美談?】酷暑のなか開催された甲子園で熱中症者が続出!改めて露呈した主催・朝日新聞の無責任さ

全国的に記録的な暑さが続いているが、今年も甲子園が通常開催された。「クーリングタイム」が初めて導入されたものの、初日から熱中症に見舞われた球児が続出。しかし、主催の朝日新聞はどこ吹く風だ。炎天下での開催はかねてより疑問が呈されてきたが、朝日新聞にとっては球児たちの命よりも利権の方が大事なのだろう。

821
0

▼炎天下の下、"例年通り"開催された夏の「全国高校野球(甲子園)」⇒熱中症で倒れる球児が続出!

・7月から全国的に記録的な暑さが続いている日本

連日危険な暑さとなった7月は、全国の平均気温が7月としてはこの100年余りで最も高くなりました。気象庁は、今後も猛烈な暑さが予想されるとして引き続き熱中症への対策の徹底を呼びかけています。

引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
危険な暑さが相次いだ7月30日までの1週間に熱中症で病院に運ばれた人は全国で1万1000人余りとなり、ことし初めて1万人を超えたことが総務省消防庁のまとめでわかりました。

総務省消防庁によりますと、7月24日から30日までの1週間に熱中症で病院に運ばれた人は全国で合わせて1万1765人でした。

1万人を超えるのはことし初めてです。

連日、最高気温が39度を超えるなど危険な暑さが相次いだこともあり前の週より2575人増えたほか、去年の同じ時期と比べてもおよそ1.76倍となっています。

このうち死亡した人は18人で、入院が必要な「重症」や「中等症」が合わせて3926人、「軽症」が7643人でした。

引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
きょう8日(火)は、きのうより気温の高くなる所が多く、広く猛暑日に。「立秋」とは名ばかりで、日本海側では40℃に迫るような危険な暑さとなる所も。太平洋側では湿度が高く、不快な蒸し暑さです。

(中略)

熱中症情報では、九州南部から東北にかけての広い範囲で「危険」となっています。熱中症のリスクが非常に高く、万全な対策が欠かせません。

引用元:dot.asahi.com(引用元へはこちらから)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

・暑さを踏まえ、今年から「クーリングタイム」が初めて甲子園に導入された

夏の全国高校野球、開会式直後の第1試合、茨城の土浦日大高校と長野の上田西高校の試合でことしの大会から暑さ対策として導入された、選手たちが試合中に10分間の休息をとる「クーリングタイム」が初めて実施されました。

引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

「クーリングタイム」とは?

「クーリングタイム」は、厳しい暑さの中で行われる夏の全国高校野球で新たな暑さ対策として、ことしの大会から導入されました。

選手たちは5回終了後に10分間、ベンチ裏に移動し、クーラーや送風機が置かれた涼しいスペースで休息をとります。

引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

・それでも開幕初日から熱中症で倒れる球児が続出してしまう

夏の甲子園大会初日を迎えた6日、第2試合終了までに、熱中症の疑いがあるとして、6人の処置をしたことがわかりました。

大会本部によると、「ベンチ裏で選手のケアにあたる理学療法士が熱中症疑いとして処置した選手の人数をお知らせします。いずれも救護室や病院への搬送はなく、チームとともに球場から引き上げました」と発表しています。

引用元:news.ntv.co.jp(引用元へはこちらから)
 第1試合では6回に上田西の打者・黒岩大都中堅手(3年)が三塁ゴロで一塁を越えたところで、膝を抱えて倒れた。同じ回で土浦日大の中堅手・香取蒼太(3年)が右飛のカバーに入るところで倒れこんだ。

 第2試合でも聖光学院の先発したエース左腕・小室朱生(3年)が6回1死、左足のふくらはぎとハムストリングスがつり、交代した。

 小室は「クーリングタイムのときにちょっと休み過ぎてしまって。涼しい場所にいすぎたので、それが逆にちょっと。ストレッチとかもできなくて。その影響はあったかなと思います」と話した。

引用元:hochi.news(引用元へはこちらから)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

▼厳しい暑さの中、当然のように甲子園を開催した朝日新聞

・朝日新聞は日本高等学校野球連盟(高野連)とともに主催に名を連ねている

公益財団法人日本高等学校野球連盟 第105回全国高等学校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)は2023年8月6日(日)から17日間(雨天順延、3回戦2日目、準々決勝、準決勝各翌日の休養日3日を含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催します。

引用元:www.jhbf.or.jp(引用元へはこちらから)

・厳しい暑さの中で試合を行うことについては、かねてより疑問の声が出ていた

阪神甲子園球場で、今年で第100回となる全国高校野球選手権大会が(2018年)8月5日に始まった。災害レベルの酷暑が続くなかでの開催だ。

2017年の高校野球開会式では、プラカードを持った先導役の女子生徒が熱中症で倒れた。それ以前にも、選手が試合中に熱中症になって交代したり、手当を受けたりする事態が起きている。

今年はそれ以上の暑さが続いている。4日の開会式リハーサルでも、6人が暑さで体調を崩した。

引用元:www.buzzfeed.com(引用元へはこちらから)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

昨今の猛暑は危険なレベルに達している。高校野球に変革の可能性はあるのか。

日本高野連の竹中雅彦事務局長は東京スポーツの取材に「秋にするとなると、学校はどうするのか。ドーム球場で球児が納得するのか。高校野球の聖地は甲子園だから」としたうえで、「でも来年以降はあらゆる可能性を視野に入れて検討していかないといけないのは事実」と述べた。

朝日新聞社広報部はBuzzFeed Newsの取材に「高校生による競技として長く定着した大会であり、安全で円滑な大会運営ができるよう、今後も様々な角度から検討してまいります」と回答した。

引用元:www.buzzfeed.com(引用元へはこちらから)

・例年以上の暑さとなった2023年、疑問を呈する声がさらに沸き起こっている

石川県・馳浩知事「この暑い中、午後0時半開始はおかしい」

出典:newsdig.ismcdn.jp
石川県・馳浩知事
馳知事は、28日県庁で開かれた記者会見で、前日の午後0時半から行われた全国高校野球石川県大会の決勝について、「この時間帯でよいのか。私は良くないという判断をしている」と述べました。

元文部科学大臣でもある馳知事は「高校野球の生徒諸君が頑張っているという美談で終わらせてはならない」と強調しながら、「健康の観点から配慮があっても良い」として、試合開始を午前8時にするなど時間を早めることを提案しました。

引用元:newsdig.tbs.co.jp(引用元へはこちらから)

弁護士・橋下徹氏「日中最中の大会を大々的に放送するのは考えもの」

出典:entertainer-news.net
弁護士・橋下徹氏
橋下氏は「意識改革しかないと思いますよ、僕らの頃って日陰に入るな、足止めるな、水飲むな、30年数年前はそういう部活だったんですけど、これが変わってきて。体罰だってそうですよね、暴力的指導は僕らの時はありましたけど、それも絶対にだめだと」と言い、「暑い中でのクラブ活動って、2年前、3年前、僕の子供も高校ラグビーをやっていたんですが、暑さ指数を完全に無視してやってました。これはもうある程度、公が、行政が強制力をもってやらないと。みんな勝ちたいがために練習をやめませんのでね」と指摘。

 その上で「これは一定の強制力をもってやるのと、象徴的なところで、甲子園の大会は高校球児にとって大切な大会だと思いますが、暑さ対策をしようと言っておきながら、日中最中の大会を大々的に放送していくというのは僕は考えなきゃいけないと思います。主催者に頑張ってもらいたい。大会は重要ですけど」と自身の考えを述べた。

引用元:www.sponichi.co.jp(引用元へはこちらから)

俳優・谷原章介氏「時間帯を選んだ方がいい」

スポンサーリンク

スポンサーリンク

出典:jmmaportal.com
俳優・谷原章介氏
俳優の谷原章介(51)が31日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。炎天下の夏の甲子園開催についてコメントした。

(中略)

コメンテーターの橋下徹氏が高校野球の夏の甲子園大会について言及すると、谷原は「ある知事は12時の開催をやめた方がいいんじゃないかって話したのもありますけども、やっぱり時間帯を選んだ方がいいかも知れません」と自身の考えを話した。
引用元:www.sponichi.co.jp(引用元へはこちらから)

▼【結局はカネ?】利権を死守したいという本音が透けて見える朝日新聞

・死亡事故さえも甲子園の「美談」に仕立て上げてしまう朝日新聞の悪辣さ

主催社の朝日新聞社、生中継するNHKをはじめ多くのメディアにとって「夏の甲子園」は単なる高校生の野球大会ではない。オリンピック同様に「感動のドラマ」でカネを生み出す巨大利権なのだ。ゆえに、そのドラマの価値を下げるような開催時期や舞台設定の変更は断じて認められないのである。

引用元:www.itmedia.co.jp(引用元へはこちらから)
「甲子園タブー」というものが存在する。分かりやすいのが、西東京大会決勝で154球を投げた日大鶴ケ丘の投手が試合後、脱水症状を伴う熱中症を発症して救急搬送された「事件」だ。

 報道によれば、この投手は3回戦も熱中症で途中降板し、決勝戦では全身の痛みを訴え、歩行も困難になったという。

 まともな常識をもつ人間ならば、「いやあ、高校野球って本当にいいものですね」で片付けるような事件ではない。当然、複数のメディアがこれを取り上げたが、いつもなら真っ先に大騒ぎしそうな人たちがだんまりを決め込んだ。

 『朝日新聞』である。

引用元:www.itmedia.co.jp(引用元へはこちらから)
 しかも、もっと言ってしまえば、このように「報道しない自由」を行使するのはまだマシなほうで、明らかに「ある方向」へと読者を誘導させようという作為に満ちた、我々の世界で言う「向けた記事」も散見される。

 例えば、7月22日、新潟の私立加茂暁星高校が地方予選準決勝で敗れたことを、「練習直後に倒れ…亡き女子マネジャーへ、捧げる2本塁打」(朝日新聞デジタル 2018年7月22日)なんて感動秘話っぽく報道したが、実はこの女子マネージャーは、「練習後に約3.5キロ離れた学校に戻るため、選手とともにランニングをさせられて倒れた」のである。

 しかも、遺族によると、倒れたときに心室細動を発症していたが、野球部の監督は「呼吸は弱いけれどある」(朝日新聞デジタル 2017年7月25日)とAEDを使わず、救急車が来るのを待っていたという。数日後、女子マネージャーは低酸素脳症で亡くなった。

 本来、この女生徒に捧げなくてはいけないのは「2塁打」などではなく、なぜ子どもの命を育むはずの学校で、このような事態が起きたのかという原因究明と、「科学的指導とかけ離れた根性論」が横行して、毎年のように死者を出す野球部をどう変えていくのかという改善策であるはずなのに、かなり強引な力技で、「感動ドラマ」へすり替えているのだ。

引用元:www.itmedia.co.jp(引用元へはこちらから)

・そういえば…朝日新聞はコロナ禍で東京五輪に反対しながらも甲子園の開催は強行

スポンサーリンク

スポンサーリンク

コロナ陽性者が出た場合の判断は学校側に丸投げという無責任さも露呈

 第103回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の大会本部は17日、選手の新型コロナウイルス陽性が確認されていた宮崎商(宮崎)と東北学院(宮城)から、試合参加辞退の申し出を受理したと発表した。コロナ禍も覚悟のうえ開催を決行しながら、出場可否の指針を明確に打ち出すことなく、重い決断を参加校側に“丸投げ”する姿勢は無責任ではないのか。

(中略)

 コロナ禍の今大会は個別感染なら出場が認められるが、緊急対策本部は集団感染とみなし、前夜に宮崎商側に伝えて判断を委ねていた。大会本部は「学校の判断を尊重するというところで、物事を進めていきたいと考えています。これがどのように辞退に影響したかについては、学校の方にお問い合わせいただければと考えております」と、徹底して丸投げの構え。

 げたを預けられた宮崎商は「集団感染とみなされ、総合的に判断して苦渋の決断に至りました。今は陰性の部員でも100%ではない。明日は陽性になる可能性がある」と説明。部員は56人で、ベンチ入りメンバーを陽性者と入れ替えれば試合はできたが、対戦相手もあることで一切のリスクを排することに決めた。

引用元:www.zakzak.co.jp(引用元へはこちらから)

入場者は限定しつつも、その他の具体的な感染対策は「気持ちで乗り切る」レベル

新型コロナウイルス感染防止のガイドラインに沿って感染防止に全力を挙げます。主な対策として、選手ら代表校関係者、大会役員や審判員ら大会関係者は開催前から期間中に最大3回のPCR検査を実施▽甲子園練習を取りやめ、抽選会(2021年8月3日)をオンライン開催とすることで代表校の甲子園入りを遅らせて合宿期間を短縮▽選手・監督への取材は対面ではなく、オンラインを原則とする――などを盛り込んでいます。

 暑さ対策についても、引き続き取り組みます。理学療法士がベンチ裏などに待機してサポートします。今大会から、3回戦と準々決勝の間に新たに休養日を設け、休養日を計3日とし、決勝でタイブレークを導入するのも選手の健康管理に配慮した暑さ対策の一環です。

引用元:www.asahi.com(引用元へはこちらから)

▼球児の命よりも甲子園の利権を守りたい朝日新聞に、ネットでは批判が殺到している

スポンサーリンク

スポンサーリンク

【結論】異常ともいえる暑さが続く昨今だが、甲子園は今年も"通常開催"された。


既に熱中症で倒れた球児も伝えられているが、それさえも「美談」として仕立てようとするのが甲子園を主催する朝日新聞だ。


結局のところ朝日新聞は、「暑さに気を付けて」と言いながら球児たちの命よりも自らの利権を守ることしか頭にないのだろう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ニュースの新着

【ダイヤ遅延】JR中央総武線各停、人身事故による運転見合わせ 錦糸町-両国駅間

11月22日早朝、JR中央総武線各停で人身事故が発生し、運転が一時見合わせとなり...

【現地画像】京王線人身事故による新宿駅大混乱!小田急線入場規制で帰宅ラッシュ激化

11月21日、京王線で発生した人身事故の影響で、新宿駅の小田急線が入場規制を実施...

【事故】広島市東広島バイパスで人身事故による大渋滞発生!通行止め情報と現場状況

11月21日、広島市安芸区の東広島バイパス下り線で人身事故が発生し、中野東IC~...

【速報】六本木ヒルズ近辺で火事発生!「めちゃくちゃ煙出てて、消防車が何台も向かっていた」

2023年10月27日、六本木ヒルズ近辺で火災が発生しました。多数の消防車が駆け...

【ダイヤ遅延】京王線 下高井戸駅で人身事故発生!帰宅ラッシュ時、利用者大混乱

11月21日夕刻、京王線下高井戸駅で人身事故が発生し、帰宅ラッシュに直撃。新宿~...

【事故】札幌市東区で発生した交通事故による大規模渋滞:現場状況と詳細

11月21日、札幌市東区北23条東8丁目付近の道銀前交差点で発生した交通事故によ...

アクセスランキング

せきねもん給付金の注意喚起!お金配り当選者/仮想通貨投資の評判まとめ

せきねもんこと関根義光は、株式会社BLITZ Marketing及び仮想通貨取引...

【動画】石破首相、おにぎりの食べ方が汚すぎる!「カバでも、もうちょっと綺麗に食うぞこれ」

2024年11月19日、石破茂首相が食事をする際のマナーがSNSで大きな話題とな...

【事故】群馬県渋川市で人身事故発生!国道17号上武道路が一時通行止め

群馬県渋川市半田付近の国道17号上武道路上りで11月20日、人身事故が発生し、一...

【火事】埼玉県飯能市マンション火災:東飯能駅近くで火災発生

2024年11月20日午前6時58分頃、埼玉県飯能市栄町、東飯能駅東口付近のマン...

【火事】栃木県大田原市住吉町で火災発生!被害状況と詳細情報

2024年11月20日、栃木県大田原市住吉町で火災が発生しました。現場からは炎と...

【足場崩壊】東京都千代田区神田錦町でビル解体事故発生!鉄骨が道路に落下

11月19日、東京都千代田区神田錦町でビル解体工事中の事故が発生。鉄骨らしきもの...

まとめ作者