2024年03月17日更新
おそ松さん osomatusan 考察

【おそ松さん1期】そういう意味だったのか!12話「年末スペシャルさん」副音声コメンタリーを振り返る!

おそ松さん1期12話は副音声で六つ子の声優さんたちがアニメ製作の裏話を暴露するという面白い内容でした。しかし、年末の時点ではまだ放送されていない内容についても語っていたため、謎が残る部分もありました。そこで、17話まで放送された今あらためてコメンタリーの内容を検証・考察してみようと思います。

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12話コメンタリーの収録時期

コメンタリーでは、14話「トド松のライン」について語る場面があり、また、13話「事故?」を1個前の収録と表現する場面もあったので、14話の収録が終わり15話の収録が始まる前の段階で12話コメンタリーの収録をしたのだと思われます。

キャスト一覧

おそ松 : 櫻井 孝宏
カラ松 : 中村 悠一
チョロ松: 神谷 浩史
一松  : 福山 潤
十四松 : 小野 大輔
トド松 : 入野 自由

【1】カラ松役の中村さんが笑ってしまった自分のセリフとは!

中村「(笑いを)こらえられてないのは僕と入野くん」

神谷「そうです、あなたけっこう。己のセリフで笑うのやめてほしいですよね」

中村「なんか俺、バカなこと言ってるなあって思うときがあるんですよ」

福山「中村の場合は自分のツボがはまるとすごいじゃん。新年明けてからの話のときにさ、あいつ全くセリフ言えなくなっちゃって。おいどうしたっていう」

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出典:matomame.jp
おそらく、14話、屋上でカラ松が「ウィンドの音を聞いている俺、スカイの香りを嗅いでいる俺、そしてサンシャインを浴びている俺!」と言ったシーンの話でしょう。確かに、自分に酔ってる感じで、カラ松のセリフの中でもかなり痛いほうのセリフなので、「俺、バカなこと言ってるなあ」と思って笑っちゃうのも納得です。

【2】確かに!セリフ量はめっちゃ調整されている!

櫻井「チョロ松もやっぱツッコミというか、世の中的には」

神谷「まあツッコミって認識されてますよね。そうでもないんですけどね。やっぱ、スタートダッシュがすごかったんで。みなさんのキャラをわかっていただくにあたって、そういう役割が必要だったってことだとは思うんですけど。最近は馴染みまして。みなさんと同じぐらいのセリフ量になりまして、本当にありがたいことにですね」
出典:matomame.jp
確かに、年が明けて以降、チョロ松のセリフは大幅に減っています。特に女子松さんではチョロ子がほとんど喋りません。その代りに一松、トド松、おそ松がツッコミに回る機会が増えました。特に一松のセリフの増えっぷりが凄まじいです。一松は1クール目でセリフが少なかったので、みんな同じぐらいのセリフ量にするために今、帳尻合わせが行われているということなのでしょう。

【3】実は「トド松のライン」について語っていた!

櫻井「わりくってるよねえ。(トド松は)一人抜けできそうなのにねえ、できませんねえ」

神谷・中村「もう兄弟がねえ。鬼のように逃がさないからね」

入野「足引っ張られまくってんでしょうね。詰めが甘いのかもしれない」

福山「もしくは六つ子の中でもみんなに隠していることがあるとか」

入野「後の話でありますもんね。でも、やっててトド松の気持ちがすごい分かる。ドライモンスターって言われるところとか」
出典:matomame.jp
ドライモンスターについては、放送時は5話「エスパーニャンコ」でのチョロ松の「このドライモンスターめ、本音が駄々漏れだよ」というセリフのことだと思った人が多いはずです。
出典:matomame.jp
しかし、今振り返ると14話「トド松のライン」でトド松がチョロ松・一松からドライモンスター扱いされる話のことだと気づけます。福山さんの「みんなに隠していることがあるとか」という発言については、先の展開に興味を持たせるためにわざと言った感があります。

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【4】トド松役の入野さんが収録中に笑ってるシーンってこれ?

小野「この人(福山)ずるいんだよ。マイクのらない、絶妙の間合いで笑ってるんだよ。で、自由くんは全然気にしていないから」

福山「人が喋っているところで笑うからね」

入野「実はさっき取材でも言われたんです。他の兄弟の人達が入野さんすごい笑ってるって言ってますよって。もうみんなに言われすぎて、だんだん気にならなくなってきちゃった。だって、楽しいのに笑っちゃいけないって何かなって」

福山「楽しいの笑っていいとは思うんだけど、本番で笑うとリテイクになるんだよ。俺、入野くんの笑いリテイク3回ぐらいやったことある。それはよくないと思うわ」
出典:matomame.jp
14話、カラ松が「ああ、降りてくる、降りてくる」と言い終わったところで、入野さんの「ヒッ!」という笑いをこらえるような声が入っています。カラ松一人のシーンだったので、トド松の声が入ってしまったのはちょっと問題です。しかし、福山さんの「よくないと思う」発言が効いたのか、14話以降は入野さんの笑い声が入ったという情報はありません。

【5】確かに一松は変な声を出しまくってる!

福山「キレたときは急に声張るしね」

入野「トッティ回のときの最後のあの声!」

小野「今まで出したことない声、急に出すんだよね。そこが怖い」

福山「一松はそういうことができるから楽しいよね」
出典:matomame.jp
7話「トド松と5人の悪魔」についての話をしているのですが、「一松はそういうことができるから楽しい」という発言には、14話で看病したときの一松の女王様っぽい声や、同じく14話でハンニバルのコスプレしたときの声なども含まれている感じがします。

【6】十四松役の小野さんのアドリブ過多な演技は変わったか?

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中村「小野さんがねえ、ちょっと十四松、お客さんに刺さってるなって自覚し始めてからがうっとおしいんですよね。アドリブ過多なんですよ」

神谷「そういうの本人に言ってあげたほういいですよ。多少自覚させてあげないと本当につまんなくなってくから、彼は。三振かホームランでいいのにヒットをだそうとするんです、彼は。よくない癖なんですよ、それが」
出典:matomame.jp
アドリブっぽいシーンとしては例えば、14話の、布団の上で十四松が「ヘイ!バタフラァーイ!クロールからのバタフライ!平泳ぎからのバタフライ!バタフライからのバタフ…」と叫んでいたシーンが挙げられます。意図的にバタフライを連呼している感じで、十四松にしてはちょっとあざといかなというシーンでした。中村さん、神谷さんが指摘していたのもそういう部分だと思います。で、その後どうなったかが問題です。
出典:matomame.jp
その後のアドリブっぽいシーンとしては、17話、十四松がベランダで「おりゃあああああ!どぅーん!どぉっせ!どっせーえぇーい!あっははは!ごろごろー!ごろごろ!」と叫んでいたシーンが挙げられます。アドリブ過多な傾向は変わっていないですが、狙って面白くしようとしている感じは薄れ、十四松らしく天然な狂人という感じになっています。指摘した効果はあったみたいです。

【7】定着しなかったチョロ松のアダ名と言えば、あれしかない!

中村「今回の我々のトークの1個前とかもひどかったですよね」

神谷「いやー、でしょうね。本当にね、やめてほしいですよね。トド松のトッティはいいよ。でもあの名前だけはダメだって、まじで」

中村「でも、それ以降ねえ、あんまり台本に反映されないのが寂しいなって」

神谷「いや、それはだめだよ。だめだから。六つ子全員あの名前だから、はっきり言うと。みんなだもん」

主音声のトト子「2クール目はバケの皮が剥がれるかも」
出典:matomame.jp
「あの名前」というのは13話「事故?」で、おそ松がチョロ松につけたシコ松のことでしょう。確かに、13話以降、一度も登場しておらず、トッティのように定着することはありませんでした。「六つ子全員あの名前だから」というのは、事故ったのがたまたまチョロ松だっただけで、六つ子全員同じことをやっているし、全員にあてはまるアダ名だということでしょう。
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【8】おっしゃる通り、本当に驚かされました!

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福山「たぶん来年一発目びっくりします。ですからぜひともみなさん新年一発目のおそ松さんを楽しみにしてください。ではみなさんまた会いましょう!」
出典:matomame.jp
新年一発目のおそ松さんといえば、13話「実松さん」ですね。あまりにも衝撃な展開で、テレビのチャンネルを間違えたと思った人や、放送時間が変わったと思った人も多かったのではないでしょうか。

【9】門松ってあれを意味していたの?

福山「もう終わりでございますよ、だから、今年最後の松ですよ。最後松」

小野「年度松ですね」

福山「年度松で、年を明けると門松が出てきますよ」

小野「うまいことを言わないで、ねえ」
出典:matomame.jp
普通に新年に飾る門松の話をしていたのかと思いましたが、コメンタリーでは13話以降の話を示唆する発言が多かったことを考慮すると、この話も13話を意識した発言だったのかもしれません。13話の実松さんでは、門松(CV:入野自由)というキャラが登場し、次回予告では背景に門松が描かれていました。

他にもおそ松さんのまとめ記事をいろいろ作っています

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