2024年03月25日更新

kabaneri カバネリ 無名

【甲鉄城のカバネリ】無名は生駒の妹なのでは？そう考えられる根拠をまとめてみた【考察】

生駒は妹を救えなかったことにこだわっている。無名は12歳で妹系のキャラ。などから、無名は生駒の妹だと予想している人は多いはずです。そこで、アニメ本編や公式サイトから無名妹説を後押しする材料を探してまとめてみました。「妹はカバネ化して、生駒に自決袋で倒されたよね？」などの反論への反論も書いています。

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根拠1：OP映像が「妹＝無名」を暗示している

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出典：matomame.jp

線路に倒れこんだ生駒が何かに気付いたようなカットの後に妹が登場。

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妹の顔が徐々にぼやけて、無名の顔へと変化。無名は顔を背けて、どこかへと去っていく。その後、生駒が何かを追いかけるようなカット。

根拠2：生駒が無名を妹と見間違ったかのようなシーンがある

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1話、機関車から無名が降りてくるシーン。

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無名を見た生駒はハッと息を飲んで固まり、逞生から「どうした？」と聞かれて、「あ、いや」と返事。

アニメでは生駒が何に驚いたのかはっきりしませんでしたが、漫画版ではこのシーンで生駒に「…似てる」というセリフが追加されたという情報があります。漫画版は2016年5月2日発売の月刊コミックガーデン6月号から連載開始です。

また、嫁コレというスマホアプリでも似たような情報が得られるようです。

嫁コレの生駒のセリフから
無名ちゃんと妹を重ねて見てたのが分かった…
先行見た後だと何か重いな…
— 咲映 (@D_Rebellion_XYZ) Apr 2, 2016

【カバネリ考察10】ここは嫁コレからなので余り確信が持てない……が、１話で無名を見た生駒が挙動不審だったことに言及があった。要約すると、
生駒｢なぜか、懐かしい感じがする。惚れてるとかではないけれども｣
→過去に何かしらの面識？
— 柊ネム＠カバネリはいいぞ (@Nem_Hiiragi) Apr 9, 2016

根拠3：生駒の過去を聞いたときの無名の反応が意味深

カバネリ3話見なおしてたんだけど妹の話を聞いた後の「やっぱり、よくある話だよ」って無名ちゃんが立ち上がる前の辛そうな顔が意味深すぎてなあ
— はちこ (@laula_xx) May 1, 2016

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過去を思い出しているふうにも見えます。

@tos 上映会のとき、「よくある話だよ」がやけに引っかかると思って見てた。OP見て、この子が妹だって確信した。弱いやつが死んで、強いやつが生き残った、それだけの話でしょ。っていう無名ちゃんのセリフに怒りが込められてた感じがしたけど、それはお兄ちゃんへの怒り？ #kabaneri
— カバネ化したぷるた (@s_1kt5r_d) Apr 29, 2016

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無名の生駒への冷たい態度は見捨てられた過去があるから？

根拠4：妹の笑顔と無名の笑顔が完全に一致

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上：3話で生駒と一緒に河原で石を拾ったときの妹の笑顔

中：4話で鰍に近づき、何かをお願いしようとした無名の笑顔

下：7話で生駒と将来について話していたときの無名の笑顔

反論1：生駒が自決袋を使って妹にとどめを刺したはずでは？

確かに3話で生駒が、カバネになってしまった妹の心臓に自決袋をおき、自決袋の紐を引っ張って爆発させるシーンがありました。

反論1への反論A：自決袋は人間用では？カバネを倒す威力はないのでは？

公式サイトのキーワード説明：自決袋

カバネに噛まれても発症までに猶予が有るのだから、人としての意識が残っている内に他の人々のため、自らの尊厳のため潔く自決しなくてはならない―――そんな思想の元、幕府から一人一つ配布されているのが自決袋である。携帯用指向性爆弾とも言うべきこの自決袋を心臓に押し当て、紐を引くことで自らの心臓を爆砕。周囲に被害を及ぼすことなく新たなカバネの発生を阻止することが出来る。
引用元：kabaneri.com（引用元へはこちらから）

反論1への反論B：カバネの心臓は頑丈！妹が生存していても不思議ではない

公式サイトのキーワード説明：カバネの生態

その心臓は「鋼鉄被膜」と呼ばれる組織に覆われており、刀はおろか銃弾をもってしても鋼鉄被膜を貫くのは非常に困難である。非常に高い剣術の技量を持つか、同じ箇所へ複数発銃弾を撃ち込む射撃技術が必要なのだ。
引用元：kabaneri.com（引用元へはこちらから）

妹の心臓が赤く光っていたことから、妹がカバネ化していたことは確実です。カバネ化の判断基準については、公式サイトの設定資料が参考になります。

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出典：kabaneri.com

「危機を感じた時心臓が赤く光る。これがカバネの証拠だ！」

反論1への反論C：妹の絶命を示す描写が無い

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出典：kabaneri.com

公式サイトの設定資料に

「心臓を貫けば絶命する　※この時一気に身体からウイルスが抜ける。これが証拠だ」

という記述があり、カバネから青い光が出るイラストが掲載されています。

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例えば、2話で無名がカバネを倒したときにはこんな感じで青い光が出ていました。しかし、妹の場合は自決袋を食らっても血が吹き出ただけで青い光は出ていませんでした。

反論2：妹はカバネ、無名はカバネリという違いがあるよね？

1話の生駒の行動を見ると『首を通って頭までカバネのウイルスが入り込むとカバネになってしまう』と考えられます。妹は頭もカバネになっていましたから、確かにそこから無名のようなカバネリに戻れるのかという疑問はあります。

反論2への反論A：河原で拾った石に特別な力があるのかも

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生駒がいつも持っているこの緑の石。生駒は「どこにでもある河原の石だよ。綺麗なのを二つ、妹と見つけて。」と説明していましたが…。

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緑の石はEDの最後にも登場しますし、

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OPで無名が指で触れる描写もあるなど、かなり重要なアイテムに見えます。生駒がカバネリになれたのも緑の石の力なのかもしれません。

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妹も、生駒に自決袋を使われたとき、緑の石を持っていました。石の特別な力でこのあとカバネリとして復活したのかもしれません。

この緑の石は翡翠（ひすい）ではないか？と予想する声も出ています。翡翠だとすれば、復活の力があっても不思議ではありません。

＜翡翠の概要＞
深緑の半透明な宝石の一つ。
古くは玉（ぎょく）と呼ばれた。
不老不死および生命の再生をもたらす力を持つと信じられており、古代においては遺体全体を玉で覆うことが行われた。

＜翡翠の産出地＞
日本 : 新潟県糸魚川市姫川流域、北陸の海岸や富山県の宮崎・境海岸など
引用元：ja.wikipedia.org（引用元へはこちらから）

反論2への反論B：無名の言う兄様が関与した可能性がある

@TOS たとえばあの後の妹氏の骸をだれかが回収して紆余曲折～のあとのカバネリとしての復活とかそのだれかが「兄様」だとかカバネリになってからの名前が(その人がホントの名を知らんゆえの)「無名」だとか……うー妄想しかない！
あとそういう過程経てのカバネリ化だから制約が多いとか？
— ものじ (@mm_noji) May 2, 2016

生駒の死んだ妹をアニサマが回収してその臓器を使い無名を造ったとか…さすがにないか
— なぽり (@Naporitaaa00) May 1, 2016

反論2への反論C：生駒の記憶が怪しい

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3話、生駒が無名に蹴られて気を失っていたときに見た夢の中では、妹がカバネに噛まれた後に生駒もカバネに噛まれていました。

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しかし、3話で生駒が無名にした説明の中では、妹がカバネに噛まれた後に生駒は無傷で逃げたことになっていました。逃げたときの記憶が怪しいとなると、その後の妹のカバネ化も怪しくなってきます。

カバネリの監督である荒木哲郎氏の過去作『ギルティクラウン』のストーリー展開も参考になりそうです。

(続き) 実はギルクラの時、主人公が幼少期の記憶を改竄、抹消してたことが後になって明かされたことがあった(伏線は１話時点で存在)。ついでにこれで幼なじみの設定だったサブヒロインが厳密には幼なじみではないことが判明したりした(続く) #考察城のカバネリ
— 柊カバネム＠カバネリはいいぞ (@Nem_Hiiragi) May 5, 2016

(続き)他にもメインヒロインの年齢が厳密には表記とは大幅に異なることも判明した。なので、生駒の妹に似てるらしいという感想含めて無名の12歳表記そのものもやや疑わしい。(続く) #考察城のカバネリ
— 柊カバネム＠カバネリはいいぞ (@Nem_Hiiragi) May 5, 2016

無名の過去が徐々に明らかに！無名妹説は間違いだった模様！

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6話で無名の子供時代の回想シーンがありましたが、妹とは表情が違うように見えました。

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回想シーンの中で非現実的な色合いの蝶が何回も登場していたのは気になりますが、キリスト教では蝶は復活の象徴だそうなので、無名がピンチを脱する様子を綺麗に演出したかっただけかなあという感じです。

11話で無名には、人が死ぬとその人の魂を蝶が迎えに来ているように見えることが明かされました。

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7話では無名が母と七夕の短冊を飾る回想があり、無名の本名が穂積であることなどが明かされました。ここまでくるともう、無名＝妹となるには、生駒と無名の双方の記憶が改竄されていなければならず、可能性はほとんどなさそうです。

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さらに10話ではこんな会話が。

逞生「やっぱ似てんの？初音ちゃんと無名ちゃんて？」
生駒「え、妹と？いや、似てないよ、やめてよ、あんな乱暴者と。背格好くらいかな、似てるの。」

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11話では、カバネになった妹が無名に変化する夢を生駒が見ていました。3話で生駒が見ていた、カバネに噛まれる夢も、ただの悪夢だった可能性が高そうです。記憶改竄の可能性は消えたと言っていいでしょう。

後、無名ちゃん生駒の妹説は違いましたね、だから考察って嫌いなんだよ、外したら恥ずかしいじゃん。
— カバネリbotと化したたけはさん (@ttkkhh3) May 20, 2016

@kara_age0220 無名と妹ちゃんとは他人の空似っぽいですね。
だけど、これから生駒にとっては妹同等な存在になって、一緒に戦うのかなーとも思います。
生駒が強くなって無名すら守れるようになる展開があったら良いなって思います！
— 誠佳＠カバネリ沼 (@seikakamui) May 20, 2016

無名ちゃんのこと完全に妹かぶせてきてるのな
今度こそ護りたいって気持ち伝わってきていいよーいいよー
— ななふ (@LR65437218) May 27, 2016

緑の石はただの石だと脚本家・監督が語る

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12話、逞生が拾った石を無名が回収し、美馬との戦いが終わった後に生駒に返すという流れ。美馬との戦いの中で、無名が石を落として生駒に美馬の接近を知らせるシーンはありましたが、石自体が特別な力を発揮する場面はなし。

トークショーメモ①

・生駒の形見の石について
大河内「最初は本当に河原に転がってたただの石だけど、初音→生駒→逞生→無名と人の手を渡っていく間に人の想いが乗っていき最終的に奇跡を起こした」

・あの石がOPで意味深な演出だったのは？
監督「あれは雰囲気です（ｷﾘｯ」
— つーぽん (@twopon) Jul 1, 2016