淡路島にパソナ社員向けの寮建設?!代表 南部靖之の考えとは?
パソナが本社機能を淡路島に移転!それに伴い社員寮を建設予定だとか。代表南部靖之の考えはどんなものか。
東京から兵庫・淡路島への本社機能移転をしたパソナ
出典:wpedia.goo.ne.jp/wiki/パソナ
2020年9月に2024年5月末までに管理部門の社員およそ1,200人が淡路島内にうつる計画を発表した。
東京一極集中からの脱却として非常に話題となった。
この移転に伴って社員の住まい確保を課題としてきた。
民間からマンション建設の提案が多数あり一部を一定期間借り上げた利用を考えているという話も。
マンションとは別で、パソナで購入した土地に社員寮を建設する方針。
代表 南部靖之氏
「社員や役員向けの寮を建てたい。もう図面も描いている」
オフィスはワーケーション拠点とする施設と同じく淡路市野島常盤に建設
パソナオフィスはワーケーション拠点として使用する施設などに加え、淡路市野島常盤に建設していく。
同市内でおよそ10万平方メートル分も購入している土地の一部を使う。
鉄骨造り2階建ての延べ床面積およそ3千平方メートルの社屋となっており、2021年秋ごろの完成を目指している。もうすでに淡路島内には同市夢舞台など複数のオフィスがあり、完成後は取締役会は野島常盤で開くことになっている。
新型コロナウイルス感染拡大に伴って、東京からの社員移転は昨年末より中断。
淡路島内3市長らが2020年12月下旬に、年末年始に東京からの規制を控えるよう呼び開けた共同声明をうけ社員移転を完全にストップしたと代表 南部靖之は語っている。
しかしながら本社機能ではなく本社を淡路島に移す可能性は、災害時に備えた拠点分散(BCPのため)を理由とし考えていないという。
コロナ禍での就職支援にも注力していく南部靖之
南部靖之率いるパソナグループではコロナ禍での就職支援にも力を入れていく。
学生を契約社員として受け入れ、最長で2年間雇用していく取り組みで、実際にオンラインで開いた募集説明会にはおよそ300人もの参加があったという。
対象となるのは3月以降に卒業を予定している新卒未就労者となる。
選考を経て採用が決まってしまえば、淡路島内のグループ施設で週に30時間の勤務、月給は新卒正社員の7割程度となっており働きながら学ぶことができることがポイントとなる。
毎月の研修費や寮費に食費も必要となってくるが、一部を免除するという制度も組み込んでいくという。
代表南部靖之氏
「コロナ禍で、卒業しても仕事がない学生がすごい人数いる」
4月までにまず300人程度を採用し、その後も様子をみつつ必要に応じて続けていき約1年をかけ最大千人を採用する方針であると語った。
研修では国際的に活躍している講師らを招きながら大学の連携を視野に入れていくという。
コロナ禍で就職難
まとめ
東京から淡路市にパソナグループが移転。それにより社員も希望者は移転。
東京に人口が密集(東京への一極集中)していることは以前より問題視されていましたが、そこに切り込んでいった南部靖之氏。
・大学や就職先が東京に集中
・各社社会が深刻化する中で地方での生活に未来が見えず上京
・東京への強い憧れ
こうしたことから東京一極集中へと繋がるのですが、もたらす弊害としては
・地方の過疎化、地方の活力低下
・災害リスクが高まる
などが挙げられます。
南部靖之氏の今回の行動によってどのように日本は変化していくのでしょうか。大変興味深いですね。