スクールフォトカメラマンについてのツイートが話題になっています。それに関するツイッター上のユーザから複数の情報、感想、画像などをまとめました。
学校の運動会など販売写真では背景が明るく綺麗だったりふんわりぼかしたお洒落な写真よりもストロボ直当てでもいいから絞ってカリカリにピント合わせた、写真好きから見ると一見ヘタクソっぽい写真の方が『売れる』らしい(好まれるとは言ってない)
— ぺんたろう (@EP_Penta) Sep 6, 2020
にわかに信じがたいけど売り上げはそうらしい。
一因としてピント深いと後ろにチラッと写ってる子も買うからと。一方、背景ぼかしたりふんわりした写真だと「ボケてる!」とクレームが来るとか。
— ぺんたろう (@EP_Penta) Sep 6, 2020
結局は背景暗かろうがストロボでテカってようが子供がにっこりカメラ目線ではっきり写ってるものが売れると。。。
でもこのインスタ映え時代ですからねえ。ここの親御さんの満足度を聞いてみたくなる。
— ぺんたろう (@EP_Penta) Sep 6, 2020
実際はあんまり綺麗じゃないなと思いつつ写ってるからとりあえず買ってるのか、それともそんなこと気にするのはごく一部の写真好きだけのことなのか。
カメラマンの中でも
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 7, 2020
底辺、バイトがやる仕事、誰でも出来る、
暇な時に仕方なくやる仕事などなど、
他業種を撮るカメラマンから
とにかく馬鹿にされるスクールフォトカメラマンについて、
スクールフォトカメラマンのおじさんが話しましょう。
まずスクールフォトの意義を理解していない。
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 7, 2020
スクールフォトとはあくまで記録写真。
親の見ていない場所で、
子供がいつ、どこで、誰と、
何をして過ごしていたのか
それを保護者にお伝えするのが最大の使命です。
記録写真で背景がボケてて
どこで撮った写真かもわからないような写真は要りません。
次に「良い写真の定義」があまりにも下らない。
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 7, 2020
背景のボケ量で良い写真とされるならば
それは写真技術ではなく、
大口径レンズを使用すれば良いだけの
(レンズの)金さえ出せば
誰でも撮れる写真が良い写真となってしまう。
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スクールフォトにおいて良い写真とは、
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 7, 2020
一言では言えないほど色々ありますが、
第一は「瞬間を切り取った写真」。
友達と一緒にふざけている笑顔、
先生と一緒に親には見せない笑顔、
家では見れない真剣な眼差して活動している姿、
疲れて友達と一緒眠っている寝顔、
その一瞬を逃さず撮れること。
幼稚園で、学校で、
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 7, 2020
どんな風に過ごしているんだろう。
親が知りたいのはその一点に要約されるでしょう。
例えばそこで、グラウンドの真ん中で
一人無表情に突っ立って綺麗に背景がボケた写真に
一体何の意味があるのでしょう。
ポートレートや新婦の自己満足ブライダルフォトとは違います。
スクールフォトにおいて
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 8, 2020
被写体の主人公は園児、児童、
すべて全員が主人公です。
それは例え主人公が百人でも二百人でも変わりません。
百人の園児一人ひとり、
ポートレートのような写真を何故撮らないんだ!
僕には出来ません。
どうぞ是非とも一度頑張って撮ってみてください。
複数人撮る時のコツを一つ。
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 8, 2020
さっき言ったように子供全員が主人公です。
複数人を撮る時は偶数人数を撮るように心がけます。
奇数人数で撮ると、センターの子が目立つからです。
下らないと言われるかもしれませんし
僕だっていつもそう撮れているわけではないですが
親心としては理解できる理屈です。
なぜストロボを晴れた日中でも使うのか。
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 8, 2020
園児たちは大抵帽子を被っています。
ノンストだと影がきつくて表情が見えません。
またノンストで顔の露出を適正に持っていくと
背景が白飛びして情景が判別出来ません。
暗いからストロボではなく、
影を消すためのライティングです。
ソロの写真を全員分撮っておけば良いじゃん。
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 8, 2020
僕もスクールフォトを始めた頃は
実はこう思っていました。
が、ここまで読んだ人にはわかると思いますが
そんな単純な業界じゃなかった。
本当に奥深い、センスなどという逃げ口上は無く、
本当に職人が日々切磋琢磨するような
とても奥深い業界です。
スクールフォトに関して言いたいことは尽きませんが、
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 8, 2020
最後に悲しい事実として
スクールフォトやってるカメラマン全員が
こういう思いではやっていません。
中には馬鹿にされるに値するような
酷いカメラマンがいることも事実です。
保護者はカメラマンを選べませんからね。
だからこそ、せめて
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 8, 2020
僕が撮影を担当する幼稚園、学校の現場では
子供たちの思い出と一緒に
ちゃんとした記録を残してあげたい。
そんな風に思いながら現場に入っています。
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スクールフォトカメラマン最大の醍醐味は
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 8, 2020
写真を購入したもらったお家でその写真は
何年も何十年も、世代すら二世代三世代代わっても
観てもらえるかもしれないって事だと思っています。
普通に考えて凄いことだと思いません?
僕は凄いと思いますし、それに携われる事は誇りにも思います。
みんな興味ない話ですまんね。
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 8, 2020
でも自分のやってる仕事馬鹿にされたら
それは腹立つやん?(本音
最後に補足しておきます。
— 水田 ヒデユキ/水田移動式写真館やってます (@Mizuta_Shashin) Sep 8, 2020
スクールフォトが優れた仕事だとか
ブライダルフォトが嫌いだとかいう話では決してないです。
お前ブライダル撮れるのかよ!と聞かれれば
撮れるわけねーだろ!と
逆ギレするレベルです。
今回見かけた話の中で
ブライダルの方がーって話が多く
あえてこう書いております。
これ、えーちゃんかともかわ君どっちからか忘れたけど、スクールフォトカメラマンは上手くないと出来ないって聞いたやつですな。 twitter.com/Mizuta_Shashin…
— ミソポット (@misopod_cos0817) Sep 8, 2020
泣けてくるほどわかる twitter.com/Mizuta_Shashin…
— ちゅんち (@chunchunchunchi) Sep 8, 2020
スクールフォトにしてもブライダルにしても、やり直しがない一発勝負の世界。ゆえに常に気を張って被写体と対峙しなければいけないので大変だと思います。
— nick-kubota (@dimplecamera) Sep 8, 2020
独りよがりなアート表現でなく、的確に「いい瞬間」を切り撮る技には敬服します。 twitter.com/Mizuta_Shashin…
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学校写真くらい撮れるやろって舐めて来る人いるけど、全然ダメダメな経験しかない。逆に他ジャンルで実力のある人ほど、熱心に撮り方とか研究されてる気がする。やってみたら難しいですからね、遊びじゃないから。まぁ学校写真ずっとやっててもやっつけ仕事のダメな人いますけどね。 twitter.com/Mizuta_Shashin…
— HW_Photograph (@wadaQ) Sep 8, 2020
子ども相手の仕事してたから納得する。背景含めて複数人にピントあわせる為に絞った上で更に一瞬を逃さない早いシャッタースピード…となるとスポーツカメラマン的(よりも複雑)な技術が必要になりそう。 twitter.com/Mizuta_Shashin…
— Shara (@sugasugamomiage) Sep 8, 2020
これはいいね。
— みこっちゃん。 (@mikottan) Sep 8, 2020
たしかにスクールフォトはマジでめちゃくちゃ難しい。本気でやればわかる。
これはもう、こんなモンでいいやってやってる技術も知識も無く努力もせずに大半の人たちが悪い。
……て、書いてて思ったけど別にこれ、結婚式写真も一緒だわ。
本気でやれば写真はなんだって難しい。 twitter.com/Mizuta_Shashin…
スクールフォトは僕はほとんどやってませんがお手伝いしたときは普段やってないので本当に緊張しました!
— フォト屋|カメラマンのための情報共有サイト (@photoyasan) Sep 8, 2020
行事写真は撮れませんでしたでは済まないですし取り逃しのないように、絞って撮るのはほんと難しいです!
リスペクト!
#スクールフォト twitter.com/Mizuta_Shashin…
そう言えば職場の同僚がこういうのやってる会社に転職したけど大丈夫かな? twitter.com/Mizuta_Shashin…
— KAZU-SH (@kazu_sh0417) Sep 8, 2020
誰のための写真か考えて撮るって大事😌🌸 twitter.com/Mizuta_Shashin…
— Makoto Honda (@makoto_honda_) Sep 8, 2020
学校のイベントに帯同して(修学旅行や遠足)、分け隔てなく撮る。
— 横山敦裕 ペンタックス時間 (@_ay_ay) Sep 8, 2020
難しいなと思います。
私も、遠足のよそ見撮られてアルバムに載りましたが、一生覚えているからな。 twitter.com/Mizuta_Shashin…
#スクールフォトカメラマン
— 千穂ちゃん💕Caro Diavolo, ti amo✨👼✨ (@kashiwairi) Sep 8, 2020
すごい感動しました!
最近は各家庭に一眼レフカメラが普及して、自分の子供だけをバシャバシャ撮って‥‥と言う淋しい写真が多いですが、私が子供の頃はイベントには、カメラマンのおじちゃんやお兄さんが、必ず同行して、みんなの写真を撮ってくれていました。 twitter.com/Mizuta_Shashin…
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