デジタル証明書アプリ「proovy」がオープンバッジに対応!国内初の国際認証取得
DID/VC技術に特化したベンチャー企業、株式会社Receptが提供するアプリ「proovy」が、オープンバッジの発行に対応しました。国内初のEBSI国際認証を取得したデジタルIDウォレットアプリがオープンバッジに対応することで、スキルや資格の証明をより安全に、グローバルに共有できるようになります。
デジタル証明書アプリ「proovy」がオープンバッジに対応!国内初の国際認証取得
株式会社Receptは、デジタルIDウォレットアプリ「proovy」において、オープンバッジの発行に対応開始しました。
「proovy」は、分散型台帳技術(DLT)を活用したデジタルIDウォレットアプリで、ヨーロッパのブロックチェーン基盤「EBSI」の国際認証を取得しています。国内でEBSI認証を取得したデジタルIDウォレットアプリがオープンバッジに対応するのは、「proovy」が初めてとなります。
オープンバッジは、デジタル形式で学習成果やスキル、資格を認定するバッジで、オンライン上での証明書や認証の一種です。従来の紙ベースの証明書に比べて、オープンバッジは、改ざんが困難で、世界中で簡単に共有・検証できるという利点があります。
オープンバッジは、近年「オープンバッジ3.0」への移行が進んでいます。オープンバッジ3.0では、Verifiable Credentials(VC)技術が採用され、バッジの検証可能性や信頼性が大幅に向上しました。VC技術を用いることで、バッジの発行、検証、共有のプロセスが標準化され、改ざんが困難な形でデジタル証明が提供されます。
「proovy」は、VC技術をベースに構築されたデジタル証明書の管理アプリです。アプリは、各アプリストアから無料でダウンロードできます。今回、「proovy」は、オープンバッジ3.0の規格で発行されたオープンバッジを取り扱う機能の提供を開始しました。同社は、VCの発行基盤も有しているため、オープンバッジの発行から受け渡し、ユーザーによる管理まで、ワンストップで支援することが可能です。
現在、サービスリリースキャンペーンとして、先着3社限定で、2万円(税別)でオープンバッジを発行できるキャンペーンを実施しています。
デジタル技術の発展に伴い、スキルや資格の証明方法も大きく変化しています。従来の紙ベースの証明書は、改ざんの危険性や管理の煩雑さ、グローバルな共有の難しさなど、多くの課題を抱えていました。しかし、オープンバッジは、これらの課題を解決する革新的な技術として注目されています。
「proovy」は、国内で初めてEBSI認証を取得したデジタルIDウォレットアプリであり、VC技術を活用することで、オープンバッジの信頼性をさらに高めています。「proovy」がオープンバッジに対応したことで、日本の企業や教育機関が、オープンバッジを活用したスキルや資格の証明をより安全かつ簡単に実現できるようになりました。
今後、オープンバッジは、教育機関、企業、政府機関など、様々な分野で活用されると予想されます。「proovy」は、オープンバッジの普及を牽引し、デジタル社会における信頼性のある証明書の提供に貢献していくことが期待されます。