佐賀市本庄町で31日、アパート経営の原口利晴容疑者（79）が入居する女性（20代）を剪定ばさみで脅迫したとして逮捕された。原口容疑者は、自宅に男性を招いた女性に対し、以前から「異性を家に入れるな」と注意していたが、今回はその怒りが頂点に達した模様だ。

警察の調べによると、原口容疑者は29日に女性宅に男性が入っていくのを見て立腹し、剪定ばさみを持って部屋に押しかけたという。女性に「突き刺すか分からんよ」と脅迫したが、女性が「警察呼びますよ」と言うと、その場から立ち去ったため、女性にけがはなかった。

SNS上では、この事件について多くの意見が飛び交っている。「何様だよ」と一部のネットユーザーは大家の行動を非難し、「キチガイジジイw」と辛辣なコメントも見られた。

また、「女の方が部屋の扱いは汚く、特に利点は無い」といった性別に基づく偏見的な意見や、「良く女性限定を謳ってるアパートがあるけど日頃から男を売れ込んでれば意味が無いわなw」といったコメントも見受けられた。

一方で、「そもそも他人に迷惑かからない範囲でどう使おうが法的制約あるんだろうか」と、大家の行動を疑問視する声もあり、「ほんとジジイは意味不明で気持ち悪いな」と嫌悪感を示す意見もあった。

さらに、「女性専用アパートだと男の連れ込み禁止になってるよね」と、ルール違反を指摘する声もある一方、「もし単身者用の部屋に男が入り浸っていたとしたら大家が怒るのも分かる。それでも剪定ばさみで脅したらダメだけど」という、ある程度の理解を示しつつも大家の行動を非難する意見もあった。

その他にも、「剪定ばさみって怖すぎるだろう」と、脅迫手段に対する恐怖を表す声や、「好きだったのかな」という憶測を含むコメントもあり、多様な反応が寄せられている。

「でも確かに単身限定賃貸もよくあるし、勝手にアンアンはダメやな」と、大家の立場に理解を示す意見もあれば、「客が来て泊めるのくらい良いだろ、金払ってるんだから」と、入居者の権利を主張する声もあった。

一部では、「大家さん立派だわ、日本の未婚女性の貞操観念は中国韓国を見習えや、アジア一のビッチ」という過激な意見も見られ、問題の根深さが浮き彫りになっている。

原口容疑者は取り調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めており、今後の処遇が注目される。この事件を通じて、入居者と大家の関係性やアパートのルール設定について、改めて見直す必要があることが浮き彫りになった。