「pioniX」新曲「XX is blooming」インタビュー!4人の個性光る楽曲の魅力に迫る
ツキプロとサンプロの夢のコラボユニット「pioniX」が、新曲「XX is blooming」をリリース!中島ヨシキさん、住谷哲栄さん、千葉瑞己さん、田所陽向さんのインタビューと、レコーディング秘話、楽曲の魅力を徹底解剖。4人の個性が爆発する、必聴の1枚です!
「pioniX」新曲「XX is blooming」インタビュー!4人の個性光る楽曲の魅力に迫る
人気2.5次元アイドルプロジェクト「ツキノ芸能プロダクション」(ツキプロ)所属ユニット「infinit0」と、「サンプロモーション・エンターテイメント」(サンプロ)所属ユニット「帷」による異例のコラボユニット「pioniX」。彼らの新曲「XX is blooming」が11月29日にリリースされる。今回、レコーディングを終えたばかりの中島ヨシキさん(天城士欧役)、住谷哲栄さん(羽柴玄尉役)、千葉瑞己さん(御風呂庵役)、田所陽向さん(数寄川零役)の4人にインタビューを実施。楽曲への想いやレコーディングの裏側を語ってもらった。
まず、楽曲「Blooming Stage」について感想を尋ねると、田所さんは「4人それぞれの個性が際立つ曲。異なる色を持つメンバーが一つになる、それがpioniXの真骨頂」と表現。これまでの活動やメンバーそれぞれの過去を反映し、「これから」への力強さを感じられる、聴く者へのエールにもなる楽曲だと語った。
千葉さんは「とにかくハッピーで楽しい曲」と笑顔でコメント。メンバー全員が同じ方向を向いている一体感、そしてドラマパートでそれぞれのソロパートが際立つ構成について言及。「真っ白なキャンバスに未来を描く」という歌詞のように、それぞれの道が交差し重なり、pioniXが形成されている様子を鮮やかに表現していると語った。ライブでのパフォーマンスを想像し、「最高のエンターテイメントになる」と期待感を高めた。
住谷さんは、「明るく疾走感のある曲で、感謝の気持ちが前向きに表現されている」と語り、ソロバージョンとユニットバージョンの違いにも期待を示した。玄尉役として、過去の攻撃的なイメージから、pioniXでの活動を通して変化した玄尉の心情を歌声で表現したと説明。丸くなった玄尉を演じる上で、微妙なバランスの調整に苦労したエピソードも披露した。
中島さんは、「オープニングテーマのような雰囲気で、pioniXの第2章の幕開けを感じさせる」と楽曲を評した。爽やかでライブ映えする楽曲だとし、コール&レスポンスも盛り込まれた構成に自信をのぞかせた。
聴きどころについては、田所さんは「ラスサビで思いがけないニュアンスが出た」と話し、特に零の朗らかな表情に注目してほしいと語った。千葉さんはソロバージョンで「呂庵くんの持つパワーで皆をハッピーにする」という気持ちで臨んだと明かし、細かいニュアンスの違いを楽しんでほしいと語った。住谷さんは「ツルッと録った」という難曲だったとしながらも、2番の歌詞がお気に入りだと話した。中島さんは、ソロパートのニュアンスにこだわったと語り、士欧の色気と最年少らしさのバランスに気を使ったとコメントした。
ドラマパートの印象的な点については、田所さんはメンバー間の仲の良さを実感したとコメント。零の士欧に対するいじりキャラが際立っていたことを明かした。千葉さんは、pioniXとしての積み重ねやメンバーの変化がドラマに反映されていることに感動したと話した。住谷さんは、昔の玄尉を演じるのが久しぶりで感情表現に苦労したと語った。中島さんは、士欧の外面の良さの裏側にあるギャップを表現することに戸惑ったというエピソードを披露した。
「XX is blooming」は、pioniXのこれまでの軌跡と、未来への希望が詰まった、まさに「開花」をテーマにした力作だ。4人の個性とチームワークが光るこの楽曲は、聴く者の心をきっと明るく彩ってくれるだろう。
「XX is blooming」を聴き終え、まず圧倒されたのは、4人の歌声のハーモニーと、それぞれのソロパートの個性の強さだった。それぞれのキャラクター像が楽曲に反映されているだけでなく、pioniXというユニットとしてのまとまりも感じられ、まさに「開花」という言葉がぴったりだった。特に印象的だったのは、田所さん演じる零の朗らかで優しい歌声と、千葉さん演じる呂庵のハッピーでエネルギッシュな歌声の対比。この2人の歌声が織りなすハーモニーは、楽曲全体を明るく彩り、聴いているだけで元気が湧いてくるような感覚だった。
住谷さん演じる玄尉の、過去の攻撃的なイメージから変化した現在の心情を表現した歌声も、聴きどころの一つ。過去のトラウマや葛藤を乗り越え、前向きに未来へと歩みを進める玄尉の姿が、歌声から伝わってきた。中島さん演じる士欧の、色気と最年少らしさを併せ持つ歌声も魅力的だった。繊細ながらも力強い歌声は、楽曲に奥行きを与え、聴き手の心を深く揺さぶるものがあった。
インタビューで語られていた、レコーディング時のエピソードも興味深かった。特に、それぞれのソロパートへのこだわりや、メンバー同士の息の合ったやりとりは、楽曲の完成度の高さに繋がっていると感じた。4人が一つになって作り上げた楽曲だからこそ、この素晴らしいハーモニーが生まれたのだろう。
また、ドラマパートも非常に印象的だった。メンバーそれぞれのキャラクター像がより深く理解でき、彼らの関係性がよりリアルに感じられた。特に、零の士欧に対するいじりや、玄尉の過去の心の葛藤など、細かな描写にまでこだわりを感じることができた。これらの描写によって、楽曲への理解度が深まり、より一層楽曲を楽しむことができた。
全体を通して、「XX is blooming」は、pioniXというユニットの魅力を余すことなく表現した、まさに傑作と言える楽曲だ。聴けば聴くほど新しい発見があり、何度でもリピートして聴きたくなる、そんな魅力が詰まっている。pioniXのファンはもちろん、2.5次元アイドルに興味がある人にも、ぜひ聴いてもらいたい1枚だ。この楽曲が、pioniXのさらなる飛躍のきっかけとなることを期待したい。