「23時のおつまみ研究所」が料理レシピ本大賞で入賞!
料理研究家・小田真規子さんの著書『23時のおつまみ研究所』が、「第11回 料理レシピ本大賞」の料理部門で入賞を果たしました。お酒好きの著者による、実験とマンガを組み合わせた新感覚のレシピ本が、読者から高い評価を獲得しました。
「23時のおつまみ研究所」が料理レシピ本大賞で入賞!
「おつまみは料理にあらず『娯楽』なり」というユニークなコンセプトで話題を集めている『23時のおつまみ研究所』(著:小田真規子/絵・マンガ:スケラッコ)が、第11回料理レシピ本大賞の料理部門にて見事入賞を果たしました。
本書は、料理研究家・小田真規子さんが長年の経験と研究に基づいて開発した、誰でも簡単に作れる絶品おつまみレシピを70品以上掲載しています。さらに、マンガ家・スケラッコさんの描き下ろしマンガで、おつまみの知識を楽しく学べる点も魅力です。
小田さんは、お酒好きが高じて、おつまみの研究に情熱を注いできたそう。本書では、様々な食材を使った実験レシピや、独自の理論に基づいたレシピの数々が紹介されています。
たとえば、定番のおつまみである「ニラ玉」のレシピでは、従来の作り方とは異なる手法を用いることで、より香ばしく、奥深い味わいを引き出すことに成功しています。
「おいしさの秘密を解き明かしたい」という小田さんの探求心と、スケラッコさんのユーモアあふれるマンガが融合した本書は、料理好きはもちろん、お酒好きや、日々の食卓に変化を求める人にとって必見の一冊です。
本書は、Amazonや書店にて好評発売中です。
『23時のおつまみ研究所』は、従来の料理レシピ本とは一線を画す、新感覚のおつまみレシピ本だと思った。料理研究家・小田真規子さんの実験精神と、マンガ家・スケラッコさんのユーモアが絶妙に調和し、読者を楽しませるだけでなく、料理に対する新たな視点を与えてくれる。
本書の魅力は、レシピの多様性と、その裏付けとなる実験データにある。従来のレシピ本では、ただ材料と手順が書かれているだけだが、『23時のおつまみ研究所』では、なぜその材料を使うのか、なぜその手順で作るのか、といった疑問に対する答えが、実験データという形で示されている。
例えば、本書では「焼き鳥のタレ」のレシピが紹介されているが、タレの甘み、塩分、醤油の濃度などを変え、実際に試食した結果が掲載されている。こうした実験データによって、レシピの根拠が明確になり、読者はより深い理解を得ることが出来る。
また、スケラッコさんのマンガは、本書のコンセプトである「おつまみは料理にあらず『娯楽』なり」を体現している。マンガを通して、おつまみの歴史や文化、そして奥深さを知ることができる。
本書を読むことで、おつまみに対する価値観が変わるだけでなく、料理の楽しさを再発見できるだろう。