瀧君と三葉の入れ替わりがちゃんとわからなかった人がいるようです
数年前「君の名は」が公開されたときに当時付き合ってた人と観てきたんだけど、ぼくはあの前後する時間軸と伏線の仕込みをここまでわかりやすく作るとはすげーなって感動してたら、一緒に観てた人は「なんか不思議な話だったね」「最後のあれ何? 誰?」と全く話を理解してなくてな。驚いたよ。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
「君の名は」の場合では
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
・男の子と女の子が入れ替わる
・でも二人は直接関わることができない
・それはなぜか?
これを初見で理解できない人がおるんや。
他にも
・女の子は電車で男の子に会いに行った
・電車で二人は出会った
・なぜ男の子は気付かなかった?
これも初見でわからない人がいる。
アレは「二人は同じ時間に入れ替わっていると見せかけて実は」という伏線が色んな所に仕込まれているけど、それは台詞で説明するのではなく映像から示される情報を統合すると理解できる、という言ってみれば状況証拠を揃えていく話の作り方。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
その「状況証拠」を頭の中で統合する訓練がされてないんだ
あとまあ「台詞も全部聞いてるとは限らない」というのもある。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
序盤におばあちゃんが「何かと何かを繋ぐことをムスビっていうんだよ」とか「時は繋がったり途切れたりする」とか、「組紐」や「時間」に関することを話してるけど、そんなの覚えてない。
「おばあちゃんが喋ってる」とだけ覚えてる。
「場の雰囲気」は感じてるけど「その場が何なのか」は理解してないかんじですのう。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
あれこれ本邦の労働環境と繋がるところが(壮大な伏線
「場の雰囲気」は理解してるから場面ごとに泣いたり笑ったりして楽しむことはできる。そういう「雰囲気」だから。でもその「理由、事情」はわかってない。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
「笑える雰囲気」「泣ける雰囲気」が上手に作られてるから、「君の名は」は理解されずともあそこまでヒットしたということやな。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
まあそれでも「じゃあなぜオリジナルアニメ映画でありながらあそこまでヒットしたのか」という点では繋がるかなーと思っています
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
場面ごとの繋がりをあんま考えてない人もね、おるんや……場面ごとに「面白い」「面白くない」で究極のラベリングをしてるだけとか、個別の場面を覚えてはいるけどそれらを統合できない、みたいなのはね、確かにおるんや。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
「君の名は」で言うなら「最初は喧嘩したり馬鹿にしあってた二人がだんだん惹かれ合ってるのになかなか会えなくて困ってたけどなんとか再会できた」とまで単純化できるので、そこまで理解できないわけじゃない。いきなり違う人物に置き換わってたらそりゃ駄目よ。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
でもまあその中の細かい内容はという
どうやら君の名はは難しい部類だったようだけど、それでも大ヒットしてテレビで放送されるくらいには当たったというのはシナリオの構造だけではない魅力があったということよなあ
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
「君の名はは2時間かけたRADのMV」説はたいへん言い得て妙だと当時からおもっています
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
まあ細かいことはさておき、その観客にとって大切なのは「主役二人のロマンス」である場合は「ロマンスを演出する舞台装置としての場面」にはあまり興味がないんですよね。二人が泣いたり笑ったり怒ったりするそういう場面が見たいのであって、それを補強する演出には目がいかない。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
ともあれ、映画やドラマの理解については理解力とか賢さとかより、単純な慣れな気はするのよね。物語に対して「そういう見方」があることを知らんだけで、それをなにかの機会で知ればわかるようになると思う。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
火サスとかも最後に海で自供したりするじゃん。何があったか、どうしてそうなったか最後の10分くらいで全部教えてくれる。刑事ドラマは全般的に事件のトリックとか経緯はある程度複雑でも最後にちゃんと全部解説する。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
作中で解説をしないタイプの作品に出会わなければ訓練はされないよな。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
物語の読解に教養が必要なのか、と言われるとなんとも……「君の名は」に教養が必要だったか? と言われると基本的に非実在のものがメインだったからそんなに気にならない。
— 四暗翁@すーあんおー(30) (@mask_okina) Dec 16, 2019
物語のお約束、演出のお約束、展開のお約束……まあやっぱ慣れなんじゃないかなあ。
「君の名は」はかなり難しい部類だから仕方ない twitter.com/mask_okina/sta…
— 頂リュウジ8% (@ryuji1) Dec 16, 2019
国語の教科書以外で物語を読んだことがないレベルの友人「なんで隕石2回落ちてきたの?」
— 飴空 (@ame_zora) Dec 16, 2019
私「…もしかして、時間軸がずれてるって気がついてない…?」
友人「時間軸がずれるって何?なんで?」 twitter.com/mask_okina/sta…
もはや偏見でしかないけど、そういう層が上映中にスマホいじっちゃうんだろうなぁと。なんとなく心理が見えた気がした。
— 天野匡 (@kyouamano) Dec 16, 2019
日本も海外みたいに教養のある人向けと、そうではない人向けの映画は分けるべきなのかもしれないと思わざる終えない一件だった。 twitter.com/mask_okina/sta…
『君の名は』はその年のおもしろかった映画と、つまらなかった映画ランキングで堂々のダブル1位を獲得してたからなぁ……
— 曖昧な存在 (@FateJun) Dec 16, 2019
んで、つまらなかったの理由で一番多かったのは『話がよくわからない』だった twitter.com/mask_okina/sta…
俺の妹(当時小2か3)でわからないのは納得できたけど……… twitter.com/mask_okina/sta…
— びるど😶冬名古屋いくます (@BUILD1315126) Dec 16, 2019
スポンサーリンク
スポンサーリンク
似たような経験ありまくる twitter.com/mask_okina/sta…
— 緑色のぷるぷる (@takkyuubaka3) Dec 16, 2019
僕の友人にも、実はあのストーリーを全く理解できていない人がいた!
— ☀️☁️🌧️tod☄️🐧🎻🌸⌨️ (@gon34542093) Dec 16, 2019
逐一説明したら、そうだったんだ!ってえらく感心されて、こっちがびっくりだったよ😅 twitter.com/mask_okina/sta…
twitter.com/mask_okina/sta…
— ねこらうす (@necolaus) Dec 16, 2019
その通りなんだけど不気味だよねこういうの。人間だと思ってたものが哲学的ゾンビだったみたいな感じで。
君の名はを観てる時は結構脳を使ってた記憶あるなー
— 八索@ZER0KIT (@WM8sou) Dec 16, 2019
「今、これは、何だ?何を説明している?」みたいな twitter.com/mask_okina/sta…
話の構造が「とりかへばや」からタイムリープに切り替わった時30秒ほどマゴついて、トリッキーな構成に驚いたクチ twitter.com/mask_okina/sta…
— おれなま司令 (@orenama) Dec 16, 2019
レディプレイヤーワンの帰りに見かけたカポーの女の子の「バックトゥーザフューチャーの車ってどこにあったの?」を思い出したw twitter.com/mask_okina/sta…
— KERO4 (@KERO4fx) Dec 16, 2019
え…あれわからない人いるんだ…( ̄▽ ̄;) twitter.com/mask_okina/sta…
— ねね (@korilakkumanene) Dec 16, 2019
うちの姉貴がこのタイプで、映画とか見たあとに伏線全部説明させられてたな… twitter.com/mask_okina/sta…
— シゲ (@shigekiyo) Dec 17, 2019
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事に問題があると考えた場合、こちらから作者様にご連絡をお願いします。