那須千本松牧場×SMBCグループ 循環型酪農で未来へ!
那須千本松牧場はSMBCグループと協業し、循環型酪農の推進を目的とした自然体験プログラムを実施。都内小学生を招待し、牧場での貴重な体験を提供しました。将来の展望や、環境負荷削減に向けた取り組みについて詳しく解説します。
那須千本松牧場×SMBCグループ 循環型酪農で未来へ!
栃木県那須町にある那須千本松牧場は、SMBCグループと協業し、循環型酪農の推進を目的とした自然体験プログラムを実施しました。このプログラムは、都内の学童に通う小学生20名を招待し、牧場の広大な畑や牛舎の見学、動物との触れ合い体験を提供しました。
参加した子どもたちは、牧草地の石拾いや肥料撒きなど、循環型酪農の一工程を体験し、貴重な自然体験を通して農業の重要性を学びました。プログラムを通して、子どもたちからは「また来たい」「初めての体験で楽しかった」といった喜びの声が多数寄せられました。
今回のプログラムは、那須千本松牧場とSMBCグループの協業第一弾となります。両者は今後も、社会貢献活動を通して、循環型酪農・林業の高度化に貢献していくことを目指しています。
那須千本松牧場は、100年以上の歴史を持つ牧場です。自社畑で育てた牧草とコーンを乳牛の飼料とし、牛のふん尿をたい肥化して畑に戻すなど、循環型酪農を実践しています。さらに、広大な森林を活用し、酪農で発生するメタンガスを吸収するなど、環境負荷の削減にも積極的に取り組んでいます。
SMBCグループは、社会的価値の創造を通じて社会の持続可能な発展に貢献することを目指しており、那須千本松牧場の目指す「PURE MILK FARM」の実現に向け、両者のノウハウやリソースを共有することで、循環型酪農の高度化を推進していきます。
具体的な取り組みとしては、千本松牧場のふん尿処理の高度化、メタン抑制、飼料自給率の向上など、持続的な酪農基盤の確立を目指しています。また、森林の活性化、新サービス・商品の開発、循環型林業モデルの構築と全国への展開など、循環型林業の構築にも力を入れていきます。
那須千本松牧場は、広大な自然の中で、レストラン、売店、ソフトクリーム、アミューズメント、動物とのふれあい、乗馬、温泉など、様々な楽しみを提供しています。さらに、今年の秋には、レストランと売店のリニューアルを予定しており、景観や開放感をさらに楽しめるようになります。環境に優しいサステナブルな施設として、自社牧場の乳製品やスイーツ、地場産品など、幅広い世代の方々に楽しんでいただける牧場を目指しています。
那須千本松牧場とSMBCグループによる循環型酪農の取り組みは、単なる社会貢献活動を超えて、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩と言えるでしょう。都内の子どもたちにとって、牧場での貴重な体験は、食の大切さや環境問題への関心を高めるきっかけになったのではないでしょうか。
特に印象的だったのは、循環型酪農の工程体験です。子どもたちが実際に石拾いや肥料撒きを体験することで、農業の大変さや、環境への配慮について学ぶことができたと思います。また、牧場が環境負荷削減に積極的に取り組んでいることを知ることで、環境問題への意識も高まったのではないでしょうか。
今回のプログラムは、子どもたちだけでなく、大人にとっても学びの多い経験だったと思います。循環型農業の重要性や、企業と地域社会のパートナーシップの意義について改めて考える機会を与えてくれました。
今後、那須千本松牧場とSMBCグループが、それぞれの強みを活かし、循環型酪農・林業のさらなる発展に貢献していくことを期待しています。そして、子どもたちの笑顔があふれる、持続可能な社会の実現に向けて、共に歩んでいきたいものです。