新潟の日本酒文化を広く知ってもらうためのオンライン講座「にいがた酒のはなし」が、スペシャルなゲストを迎えて特別編を開催します。
この講座は、新潟日報カルチャースクールが主催し、新潟県内の酒蔵とナビゲーターが、蔵元の地酒を飲み比べながら、酒造りの裏話や、より美味しく日本酒を楽しむための工夫などを語り合うという内容です。
今回の特別編では、2つのコースが用意されています。
aコースでは、元プロレスラーで現在は講演活動などを行う小橋建太さんと、高野酒造株式会社代表取締役の髙野英之さんが登場します。小橋さんは、数々の困難を乗り越えてきた経験から、夢や諦めないことの大切さを力強く語ってきた人物です。髙野さんは、地元新潟で契約栽培された「越淡麗」を35%まで磨き上げた純米大吟醸「越路吹雪」で、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022のプレミアム大吟醸部門で最高金賞を受賞するなど、実力派の蔵元です。
bコースでは、元バレーボール男子日本代表キャプテンで、現在はタレントやコメンテーターとして活躍する川合俊一さんと、加賀の井酒造株式会社第十八代蔵元の小林大祐さんが登場します。川合さんは、ロサンゼルスとソウル五輪に出場した経験を持ち、ビーチバレーボールの普及にも尽力しています。小林さんは、糸魚川市内で5つの酒蔵で作る「糸魚川五醸の会」の会長を務め、2016年の糸魚川大火で全焼した蔵を再建し、酒造りを続けています。
それぞれのコースでは、教材として3本の日本酒が事前に送付され、講師の方々と実際に飲み比べながら、蔵元や日本酒について学ぶことができます。
ファシリテーターは、新潟酒販株式会社の熊倉章さんが務めます。
開催は、2024年11月23日(土・祝)のライブ配信で、見逃し配信もあります。時間は、aコースが16時~17時30分、bコースが18時30分~20時を予定しています。受講料は、一般の方で2,695円+教材費4,500円、会員の方は2,255円+教材費4,500円です。教材費には税込・送料が含まれますが、離島・北海道・沖縄は別途追加料金がかかります。
申込締切は、2024年10月25日(金)です。対象は20歳以上で、Zoomを利用して開催されるため、事前にアプリのインストールが必要です。
新潟の日本酒文化に触れ、新たな発見と感動を得られる貴重な機会となるでしょう。日本酒好きはもちろん、興味があるけどまだよく知らないという方にもおすすめです。ぜひこの機会に、オンライン講座「にいがた酒のはなし」特別編に参加してみてはいかがでしょうか。
新潟日報カルチャースクール主催のオンライン講座「にいがた酒のはなし」特別編は、日本酒の魅力を存分に味わえる、非常に興味深い企画だと感じました。
特に、元プロレスラーの小橋建太氏と元バレーボール日本代表の川合俊一氏という、異色のゲストを招いている点が大きな魅力です。彼らの経験や人となり、そして日本酒への想いを聞くことで、単に日本酒の知識を得るだけでなく、人生や夢、挑戦といった普遍的なテーマについて深く考えさせられる機会になるのではないでしょうか。
また、新潟県内の酒蔵とコラボし、実際に日本酒を飲み比べながら、酒造りの工程や歴史、文化などを学べる点は、参加者にとって貴重な体験になるはずです。日本酒の味わいを五感で楽しみながら、その背景にあるストーリーや作り手の情熱に触れることで、より一層日本酒への理解と愛着が深まるでしょう。
オンライン開催という形式も、地理的な制約なく多くの人が参加できる点で素晴らしいと思います。自宅にいながらにして、新潟の酒蔵と繋がり、ゲストの方々と交流できるのは、まさに現代ならではの醍醐味です。
さらに、見逃し配信がある点は、都合によりリアルタイムで視聴できない人にとっても嬉しい配慮です。自分のペースで視聴できるため、より深く内容を理解したり、何度も見返したりすることが可能になります。
この講座を通して、参加者は日本酒の奥深さ、そして新潟という土地の魅力を再認識できるはずです。日本酒初心者の方にとっては、日本酒の世界への入り口となり、愛好家の方々にとっては、新たな発見と感動を与えてくれることでしょう。
新潟の日本酒文化を継承し、発展させる上で、このようなイベントは非常に重要な役割を果たしています。多くの人がこの機会を通じて日本酒の魅力に触れ、新潟の日本酒文化をさらに盛り上げてくれることを期待しています。