電音部から誕生した新ユニット「Ma'Scar'Piece」が、9月22日に東京・Spotify O-WESTにて1stライブ『Rock it, and fight!!』を開催しました。
「Ma'Scar'Piece」は、バンダイナムコエンターテインメントの音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」の新アイドルユニットです。2,000名を超える応募者の中から選ばれた咲間なぎ、甘崎結依梨、多々良ゆらの3名で構成され、電音部の新エリア「シモキタザワエリア」の北沢音箱高校のメンバーを演じています。声優とアイドルが融合した、個性豊かな本格派ダンスアイドルとして活動しています。
ライブでは、Overtureと共にフラッグやハンドメガホンなど小道具を手にした3人が登場。デビュー曲「Rock it, and fight!!」でライブの幕開けを告げました。重低音のクラブサウンドに乗せた息の合ったダンスとラップで、会場のボルテージは一気に上昇。その後も、電音部の他のエリアのユニット楽曲をカバーするなど、パワフルでコミカルなパフォーマンスを披露しました。
さらに、ライブ中盤にはDJデッカチャンと西井万理那によるDJプレイが華を添え、その後は制服姿で登場した3人が個性的なダンスを披露。そして、初披露となるオリジナル楽曲「ゼロ・グラビティ」で会場を盛り上げました。
後半では、電音部音楽プロデューサーのチバニャンによるDJプレイの後、再びキャラクター衣装で登場した3人は、観客を煽りながら「熱風爆散」「爆烈タウマゼイン」などの人気曲を再び披露。観客も前半以上に高揚し、ジャンプやコールで応えていました。その後も「Rock it, and fight!!」「ゼロ・グラビティ」「圧倒的アイドルの極み」をノンストップで披露し、全く衰えないパフォーマンスで観客を魅了しました。
ライブ終盤には、メンバーそれぞれがファンへの感謝の気持ちを伝え、スクリーンには「緊急告知」の文字が。その場で、12月28日に2ndライブを開催することと、ストーリーコミックの連載が決定したことが発表され、会場は喜びに包まれました。
Ma'Scar'Pieceは、ラップ、トランス、エレクトロなど多彩な音楽要素を取り入れた楽曲で観客を魅了し、TIF2024での初パフォーマンスからわずか1ヶ月で、歌とダンスに成長を見せました。デビュー曲「Rock it, and fight!!」はTikTokでも配信が開始され、声優としてキャラクターに命を吹き込みながら、リアルとバーチャルで電音部を盛り上げていく存在として注目を集めています。
Ma'Scar'Pieceの1stライブは、デビュー1ヶ月にして、彼女たちの才能と可能性を余すことなく示した素晴らしいステージでした。
特に印象的だったのは、オリジナル曲とカバー曲のバランスの良さです。デビュー曲「Rock it, and fight!!」は、電音部らしい重低音とキャッチーなメロディーが融合した楽曲で、ライブの序盤から観客を惹きつけました。また、他のエリアの楽曲カバーでは、それぞれの楽曲の世界観を表現しながらも、Ma'Scar'Pieceの個性も際立っており、彼女たちの幅広い表現力を感じることができました。
そして、ダンスパフォーマンスも素晴らしかったです。3人は息の合ったダンスで、楽曲の世界観を表現していました。特に、オリジナル曲「ゼロ・グラビティ」では、一糸乱れぬダンスとサビのキャッチーな振り付けで、会場のボルテージは最高潮に達しました。
さらに、ライブ中盤のDJプレイや、制服姿でのダンスパフォーマンスなど、様々な演出で観客を楽しませる工夫も凝らされており、飽きさせないライブになっていました。
メンバーそれぞれがファンへの感謝の気持ちを伝えた場面も印象的でした。まだアイドルとして駆け出しの彼女たちですが、電音部とシモキタザワエリアへの強い思い、そしてファンへの感謝の気持ちが伝わってきました。
そして、ライブ終盤の2ndライブ開催とストーリーコミック連載決定の発表は、ファンにとって最高のサプライズだったのではないでしょうか。彼女たちの今後の活躍に期待が高まる、まさに最高の締めくくりとなりました。
Ma'Scar'Pieceは、電音部の新しい魅力を体現するユニットです。声優としての表現力とアイドルとしての魅力を兼ね備えた彼女たちは、これからさらに成長し、電音部を盛り上げていく存在になるでしょう。1stライブで示した高いポテンシャルを活かし、今後の活躍に期待したいです。