デジタルギフト®を運営する株式会社デジタルフィンテックは、アソビュー株式会社が提供する「アソビュー!ギフト」を交換先として追加することを発表しました。
これにより、デジタルギフト®で、アソビュー!に掲載されている620ジャンル、26,720プランの中から体験ギフトを選んで贈ることができるようになります。5つ星ホテルの宿泊や貸切クルージングなど、多様な体験を贈ることができる点が大きな魅力です。
アソビュー!は、会員数1200万人を超える日本最大級の体験予約サイトで、他社サイトより1円でも高ければ差額の2倍相当をポイント還元する「最安値保証」を実施しています。そのため、デジタルギフト®でアソビュー!ギフトを利用すれば、お得に魅力的な体験を贈ることが可能です。
今回の提携は、デジタルフィンテックが注力するマーケティング、人材、支払いのDX領域における活用に加え、給付金や株主優待ギフトなどへの展開も期待されています。デジタルフィンテックは、今後も交換先の拡充を進め、デジタルギフト®の利用拡大を目指します。
デジタルギフト®は、従来の紙のギフト券をデジタル化したサービスで、キャッシュレス決済の普及に伴い需要が高まっています。オリジナルデザインの設定や自社商品のギフト化、キャンペーンなど、様々な機能を提供しています。
デジタルフィンテックは、2027年9月期に流通総額1,000億円を目指しています。その目標達成に向け、資金移動業の取得やデジタル給与払いの導入などを推進し、サービスの品質向上と顧客満足度の向上に取り組んでいます。2024年9月期第3四半期には流通総額が20億円を突破し、17四半期連続成長を達成しています。
今後、マーケティング、人材、支払いのDXの3つの軸で「3万円以下のtoC現金支払い」を網羅することで、流通総額1,000億円達成を目指します。圧倒的低手数料を実現し、より多くの企業にサービスを提供することで、更なる成長を目指していくとのことです。
デジタルフィンテックは、デジタルウォレットやデジタルギフト®などのフィンテック事業を展開し、デジタル社会における決済インフラの構築に貢献しています。今回のアソビューとの連携は、同社の事業戦略における重要な一歩となるでしょう。
デジタルギフト®とアソビュー!の業務提携は、デジタルギフト市場と体験ギフト市場の双方に大きな影響を与える可能性を秘めています。
デジタルギフト®は、贈り主と受け手の双方にとって利便性が高く、様々なシーンで活用されています。今回の提携により、体験ギフトという新たな選択肢が加わることで、より幅広いニーズに対応できるようになりました。特に、誕生日や記念日などの特別なギフトとして、体験ギフトは相手への感謝の気持ちや特別な思い出を形にするのに最適です。
アソビュー!は、多様な体験を提供することで、ユーザーに新たな発見や感動を提供してきました。デジタルギフト®との連携により、より多くの人にアソビュー!のサービスを知ってもらう機会が増えるでしょう。また、デジタルギフト®を通じてアソビュー!を利用するユーザーが増えることで、体験ギフト市場の拡大にも貢献する可能性があります。
デジタルフィンテックが目指す流通総額1,000億円という目標は、非常に野心的ですが、デジタルギフト市場の成長性と、同社のサービスの競争力を考えると、決して絵空事ではないでしょう。今回のアソビュー!との連携は、その目標達成に向けた重要な一歩となるでしょう。
ただし、デジタルギフト市場は競争が激化しており、デジタルフィンテックは、顧客満足度向上やサービスの差別化を図りながら、更なる成長を目指していく必要があります。特に、セキュリティ対策やプライバシー保護など、ユーザーの安心安全を確保するための取り組みは、今後ますます重要になってくるでしょう。
今回の提携は、デジタルギフト市場と体験ギフト市場の双方にとって、新たな可能性を切り開くものとなるでしょう。今後の展開に注目するとともに、デジタルフィンテックが目指す未来が実現することを期待しています。