スコットランドのアイラ島にあるブルックラディ蒸溜所が誇る、スーパーヘビリーピーテッドなシングルモルトウイスキー「オクトモア」。その最新シリーズ「オクトモア 15シリーズ」が、9月25日（水）より日本出荷を開始しました。

今回のシリーズは、「オクトモア 15.1 スコティッシュ・バーレイ」、「オクトモア 15.2 ヨーロピアン・カスク」、「オクトモア 15.3 アイラ・バーレイ」の3つのエディションで構成されています。

「オクトモア」は、創業当初から“テロワールが重要”という信念を掲げ、スコットランド産の大麦麦芽のみを使用しています。そのため、各エディションは、使用する大麦の種類や熟成樽の違いによって、それぞれ個性的な味わいを持ちます。

「オクトモア 15.1」は、スコットランド産大麦を100％使用し、ファーストフィルバーボン樽とリチャーリングしたエクスバーボン樽で熟成しました。濃厚なピートスモークの奥深さに、バニラやカスタードの甘みが調和する、力強い味わいが特徴です。

「オクトモア 15.2」は、15.1と同じバッチのスコットランド産大麦を100％使用し、セカンドフィルのワイン樽とセカンドフィルのバーボン樽で熟成した後、ファーストフィルのコニャック樽にリカスクしています。ワインとブランデーの香りが加わることで、15.1とは異なる、複雑で華やかな味わいに仕上がっています。

そして、今回のシリーズの目玉ともいえる「オクトモア 15.3」は、ブルックラディ蒸留所からわずか2マイル（約3.2キロ）に位置するオクトモア農場で栽培されたアイラ島産大麦を100％使用しています。アイラ島独自のテロワールを最大限に引き出したこのエディションは、ファーストフィルバーボン樽とファーストフィルオロロソシェリー樽で熟成され、濃厚なピートスモークに、ドライフルーツやオレンジの皮の香りが重なり合う、まさにアイラ島らしい個性的な味わいを持ちます。

オクトモア15.3は、オクトモア史上2番目に高い307.2ppmというフェノール値を誇ります。フェノール値とは、ピートの燻製の強さを示す指標であり、値が高いほどピートスモークの香りが強く感じられます。オクトモアは、常にその挑戦的なスピリットで、ウイスキー愛好家を魅了してきました。今回の15.3は、その挑戦を象徴するような、まさに「解き明かせない方程式」とも呼べる、驚きの味わいに仕上がっています。

今回発売された「オクトモア 15シリーズ」は、いずれも個性的な味わいで、どれも魅力的でした。特に、アイラ島産の大麦を使用した「オクトモア 15.3」は、まさにアイラ島の土壌と風土を表現しているかのような、力強くも繊細な味わいで、深い感動を与えてくれました。

「オクトモア」は、常に新しい挑戦を続けることで、ウイスキーの世界に驚きと感動を与えてくれるブランドです。今後も、どんな革新的なウイスキーを生み出してくれるのか、とても楽しみです。

今回のシリーズは、ピートスモークの強さが異なる3つのエディションで構成されているため、自分の好みに合った1本を見つけやすいのも魅力です。ピートスモークが苦手な方でも、15.1や15.2のような、比較的穏やかな味わいのエディションから試してみてはいかがでしょうか。

「オクトモア」は、まさに「ウイスキーの聖地」と呼ばれるアイラ島の魅力を凝縮したようなウイスキーです。アイラ島の豊かな自然と、ブルックラディ蒸留所の情熱が作り出す、至極のシングルモルトをぜひ味わってみてください。