コープ自然派、プラスチック削減に向けた新たな取り組み!3つの施策で環境負荷低減へ
生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合は、2030年までにプラスチック廃棄量を2020年度比50%削減という目標達成に向け、新たな取り組みを3つ発表しました。たまごパック、ミールキット、豆腐の包材でプラスチック削減を実現します。
コープ自然派、プラスチック削減に向けた新たな取り組み!3つの施策で環境負荷低減へ
生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合(本部:兵庫県神戸市)は、環境負荷低減への取り組みを強化し、2030年までにプラスチック廃棄量を2020年度比50%削減という目標達成に向け、新たな取り組みを3つ発表しました。
これまで、お届け時の梱包材(ポリ袋)の回収など、プラスチック削減に取り組んできたコープ自然派ですが、今回の発表では、商品の包材において具体的な施策を打ち出しました。
1. たまごパックのモールドパック化
2024年5月20日(月)のお届け商品より、旭商事(本社:徳島)製のモールドパックを導入し、コープ自然派で取り扱っている平飼い卵とオーガニック卵の包装を従来のプラスチック製からモールドパックに変更します。これにより、年間約7トンのプラスチック削減が見込まれます。
2. ミールキットの食材トレイのリサイクル
コープ自然派で人気のミールキットに使用されているプラスチック製のトレイを回収し、トレイ専門のリサイクルセンターに引き渡します。回収されたトレイは再加工され、新たなトレイとして生まれ変わり、素材の循環を実現します。この取り組みは、水平リサイクルと呼ばれる方法で、使用したトレイを100%回収することで年間約41トンのプラスチック使用削減に貢献すると見られています。トレイ回収は、2024年6月10日(月)から開始されます。
3. お豆腐の包材変更でプラスチックフィルム廃止
自然派Style国産有機豆腐の包材は、従来、プラスチック製のフィルムで2つの容器を包むスタイルでしたが、容器の形状を変更することでフィルムを廃止することに成功しました。この変更により、年間約409kgのプラスチック使用量削減が見込まれ、2024年6月17日(月)のお届け商品から新しいパッケージで提供されます。
コープ自然派は、これらの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けて積極的に貢献していくことを表明しています。
コープ自然派が発表した、プラスチック削減に向けた3つの取り組みは、具体的な行動指針を示しており、消費者が環境問題に関心を持ち、積極的に参加できるような仕組みづくりが重要だと感じました。特に、ミールキットの食材トレイのリサイクルは、消費者にもわかりやすく、参加しやすい取り組みです。消費者自身が積極的にリサイクルに参加することで、環境への意識を高め、持続可能な社会の実現に貢献できるのではないでしょうか。また、たまごパックのモールドパック化や豆腐の包材変更など、商品パッケージの改善は、消費者に環境への配慮を感じさせるだけでなく、商品のイメージアップにも繋がると思います。
コープ自然派は、今後も環境負荷低減への取り組みを強化し、消費者に安心安全な商品を提供することで、地域社会の持続可能な発展に貢献していくことが期待されます。