ゲーム実況者「もこう」が先月23日、中国の企業KURO GAMESがリリースした新作ゲーム『鳴潮』のリリース直前生配信に出演し、その発言が物議を醸しています。配信は東京タワー内で行われ、もこうの他にもレイヤーの「えなこ」や声優の篠原侑が出演しました。

問題の発言
配信中、もこうは「秧秧（ヤンヤン）」というキャラクターに扮したえなこに対して「めちゃくちゃ、エｘいねぇ～」とコメントしました。また、篠原侑に対しては「（篠原演じるキャラに）植物だけじゃなくて、もっといろんなこと教えてほしい」と発言しました。これらの発言に対し、チャット欄には「セクハラですか？」や「置換界隈発動！」といったコメントが相次ぎました。

不明瞭な寸劇と困惑
配信の終盤には、もこうが演じた寸劇のVTRが会場で流されました。これは『鳴潮』を宣伝する内容のはずでしたが、ストーリーが不明瞭な上、もこうがタコ口で生々しいキス音を立てながらカメラに迫るという衝撃的なシーンが含まれていました。このシーンに対し、出演者全員が困惑し、もこう本人も顔を赤らめて気まずそうな表情を浮かべました。チャット欄には「気持ち悪い」といったコメントが殺到しました。

もこうの釈明
VTRについて説明を求められたもこうは、「こういう映像を撮りなさいみたいな感じでちょっと（運営から）言われまして、出来上がったもん見たら、あの…意味がわかんない」とコメントしました。もこう自身も運営側の意図を理解しきれていない様子であったため、コメント欄には運営側を責める意見が多く寄せられました。

ネットの反応
この出来事に対してネット上では様々な反応が見られました。「そう思わせたくてそういうカッコをしてるのかと思ってた」「それで売っておいて？」といった意見や、「犯すぞ！！って言ったのかと思ったらずいぶんマイルドじゃん」というコメントもありました。また、「もこうって誰？」という声や、「タレント以下の配信者に常識を求めるのが間違ってる」といった批判もありました。

他にも、「まだ声優に未練あるんかもこうｗ」といった揶揄や、「この炎上もゲームのプロモの一環なんだろな」といった冷静な分析も見られました。特に、「置換界隈発動！」というコメントは多くのユーザーの注目を集め、必殺技のようだとの声も上がりました。

結論
今回のもこうの発言と行動は、中国の配信プラットフォーム上で大きな波紋を呼びました。セクシャルなコメントや不明瞭なVTRの内容が物議を醸し、視聴者からの批判が相次ぎました。今後、もこうや運営側がどのように対応するのか、また再発防止策がどのように講じられるのかが注目されます。炎上をきっかけに、配信者としての責任や配慮が求められる時代に突入していることが再認識される結果となりました。