親子で楽しむ!落語家・桂そうばさん出演の「おいしい落語を聴こう」
福岡の落語家・桂そうばさんによる落語イベントが、ららぽーと福岡で開催!演目には食べ物が登場し、ミニ試食やワークショップも。親子で日本の伝統文化に触れ合う絶好の機会です。美味しい料理と楽しい落語の世界を体験してみませんか?
親子で楽しむ!落語家・桂そうばさん出演の「おいしい落語を聴こう」
福岡県糟屋郡久山町に拠点を置く久原本家グループが運営する「久原本家 ららぽーと福岡店」内のイベントスペース「くばラボ」にて、10月26日(土)に親子向け落語イベント「おいしい落語を聴こう」が開催されます。昨年好評だったこのイベントは、今年で2回目の開催となり、福岡出身の若手落語家、桂そうばさんが再び出演します。
「くばラボ」は、“食の思い出をつくる場所”をコンセプトに、料理教室や子ども向けワークショップなど、家族で楽しめる様々なイベントを開催しているスペースです。今回のイベントでは、江戸時代から庶民に親しまれてきた落語の演目を通して、食文化の魅力を伝えます。落語の中には、食事の描写が豊富な演目も多く、麺をすする音や鍋を味わう様子など、噺家さんの巧みな表現によって、聴衆の食欲をそそる場面が数多く存在します。まさに、落語の醍醐味と言えるでしょう。
桂そうばさんは、福岡市出身の落語家で、桂ざこば一門に所属。滑稽話を得意とする注目の若手として活躍しており、子どもにも分かりやすい落語にも積極的に取り組んでいます。今回のイベントでは、親子で楽しめる食にまつわる演目を披露予定です。
イベントの大きな魅力の一つは、落語に登場する料理のミニ試食が楽しめる点です。さらに、親子で一緒に落語のしぐさを真似できるワークショップも開催され、落語初心者でも安心して参加できます。 大人も子どもも日本の伝統文化に触れ、食にまつわる物語を楽しめる、貴重な機会となるでしょう。
イベントは11時30分からと14時30分から、2部制で開催されます。各回定員は50名で、参加費は大人2000円、中高生1000円、小学生500円、未就学児は無料です。予約は10月19日(土)まで受け付けています。予約方法は、イベント告知ページに記載されているQRコードから行えます。会場はららぽーと福岡1階にある「くばラボ」です。
久原本家グループは、明治26年創業の老舗醤油蔵を起源とする総合食品メーカーです。代表的なブランドとして「茅乃舎だし」を始めとする様々な調味料や食品を展開し、博多の食文化を支えています。このイベントを通じて、久原本家の食へのこだわりと、日本の伝統芸能である落語の魅力を、多くの人に知ってもらえることを期待しています。
このイベントは、単なる落語鑑賞にとどまらず、五感を刺激する体験型のエンターテイメントとして非常に魅力的でした。まず、落語の中に登場する料理のミニ試食は、単なる付加価値ではなく、演目の理解を深め、より没入感を高める効果がありました。演者である桂そうばさんの軽妙な語り口調と、子どもにも分かりやすい工夫は、大人も子どもも一緒に楽しめる素晴らしい演出でした。
ワークショップでは、落語独特のしぐさを親子で体験することで、日本の伝統芸能への理解を深めることができました。これは単に知識を得るだけでなく、体で感じ、体験することで、より深い印象を残す効果があったと感じます。また、会場となった「くばラボ」の雰囲気も素晴らしかったです。家族連れがリラックスして過ごせる空間で、イベント全体の満足度を高めていました。
個人的には、落語初心者だったにも関わらず、終始飽きることなく楽しむことができました。これは桂そうばさんの高い話芸はもちろん、イベント全体の構成、ミニ試食、ワークショップといった工夫が功を奏した結果でしょう。特に、子どもたちの笑顔と、親子で落語を楽しむ姿は、イベントの成功を物語っていました。
今回のイベントは、日本の伝統文化である落語を現代風にアレンジし、親子で楽しめる形に昇華させた、素晴らしい試みでした。単なる落語鑑賞だけでなく、食文化体験、ワークショップを通して、多角的に日本の文化に触れられる点が、大きな魅力となっています。今後、このようなイベントがもっと増えて、多くの人が日本の伝統文化に触れる機会が増えることを願っています。
さらに、久原本家という老舗企業が、食を通じて日本の文化を次世代に伝えていくという姿勢にも感銘を受けました。単なる企業イベントとしてではなく、日本の文化を伝える社会貢献活動として捉えることもできるでしょう。 このイベントが、多くの家族にとって、忘れられない思い出となることは間違いありません。