2022年6月13日 真島文吉 @ASCIIART_NOVELが話題になっています。それに関する情報、感想、画像などをまとめました
ライトノベル作家。ヒーロー文庫『棺の魔王』『魔王の処刑人』、こどもノベルプロジェクト『さびねこ戦記』など。たまに右園死児報告とか書きます。アイコン=棺の魔王 ヘッダー=魔王の処刑人。
作家は基本的にみんな仲間だと思っているけど、例外もいる。創作の闇の面の話で非常に不愉快なエピソードだけど、どっかで吐き出してえなあと思ってたことなので、そっとツイッターに放流するのである。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
私はゲームが好きで、昔から金があればRPGを買い漁っていたんだけども、それを知っている中学時代の同級生が、ある冬の日に一本のRPGをきれいにラッピングされた箱に入れて送ってきた。同封された手紙にはテンプレート的な挨拶文。同級生はゲーム会社に就職してキャラデザだか脚本だかの仕事をしていた
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
知人友人に自分の関わったゲームソフトを進呈しているという話だったが、いくら有名ハードでも相手が本体を持ってるかどうか分からないのにソフトだけ送りつけてくるというのもどうなんだと思った。私はハードは持っていたが、何となくプレイするのをためらった。件の同級生とは、良い思い出がない。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
ソフト自体は何らかの続きもので、物語は過去作と関係しているが、過去作を知らなくても問題ないというレビューを確認。パッケージの絵が少し素敵だったので、迷った挙句プレイしてみた。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
ゲームシステムは面白いし音楽も世界観も好みだった。ただ、脚本がなんだか鼻についた。
主人公が無闇に辛い目に遭い、やることなすこと裏目に出て、誰も救えない。それに対して途中から登場したヒロインは強くて美人で、何をしても完璧で、誰にも咎められることなく、主人公をなじったり蹴ったりする。そしてヒロインを無視しては話を進められない。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
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イベントで呈示される選択肢も、プレイヤーがヒロインを大事に思っている前提で組まれていて、ヒロインを守りきれなかったり見捨てたりするとゲームオーバーになったりバッドエンドになったりする。私は元々やり込み派だったので何周もして全エンディングを見たけれど、結局最後まで
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
主人公は痛めつけられ、犠牲になり、ヒロインだけが幸せになった。趣味の悪いゲームだと思って、そのままゲームは片付けて、他のゲームを遊び始めた。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
それから数年して、件のRPGの続編が出た。前作で結構ファンを得たようで、目にするCMの数を見ても売れ行き好調なようだった。
同級生から手紙が来た。今度はソフトは同封されておらず、手紙だけが送られてきた。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
「よう。新作のCM見た?ところで前送った前作の主人公、モデルはお前だから。新作には思い出話程度に登場するから感謝しろよな。死んじゃったから息してないけど」
悲しいとか腹立たしいとかではこの時の感情を言い表せない。大人になっても何一つ変わっていない。最悪の気分にされた私はソフトケースに入れておいた前作を中古ショップに持って行った。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
同級生は未だに物語を作っているし、件のシリーズは名作の仲間入りをしている。
何かの拍子にシリーズの愛を語っている人を見たり、キャプ画を見たり、二次創作を見ると最悪の気分になる。みんなが「私」を哀れんだり唾棄したり、なんとか幸せにしようと足掻いている。こんな思いをしている人間が世界に何人いるだろう。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
絶対に許さないし、数少ない敵の作家として彼を見ている。主人公が私なら、ヒロインは彼の投影だろうか。そういえば私を蹴るあの仕草は、中学時代に見た覚えがあった。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
今だからちゃんとした体裁の文章で書けるけれど、当時は無理だった。ツイートにして供養してくれるわ。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
ニコニコに行けば死ぬほどファン動画があるんだよな。よくもこんなひどいことを🥷
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
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私が主人公のモデルにされたゲームの話、何が卑劣ってソフト名を言及した瞬間私がお手つきしたことになるのよ。ゲームはたくさんのスタッフや企業や宣伝マンが関わってるから、事実でも評判下がったら私が迷惑かけたことになる。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
でも絶対忘れないからな🥷
(当該ソフト知ってる人は あっ て思うかもしれんけども
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
地味にバズり始めてるが、仮に本人に届いてもやつと私の間だけの出来事なので(しかもやつが全部悪いので)何も言えまい。私のペンネームがやつに知れるけども。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
こんな卑劣な行為に身に覚えのあるやつなんて他に居ねえぜ🥷
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
闇深い思い出や出来事を定期的に放流してすまんとは思うが、最近ようやっと平和な1日とか永遠に続けば良い今日の味にありつけたところなので、過去の汚濁はどっかに流しておきたいのよね。私はもう一生分地獄を生きたので死んでも天国にしか行かんでいいのだ。
— 真島文吉 (@ASCIIART_NOVEL) Jun 12, 2022
単純にゲーム名が気になる。僕の知る限りでは条件に当てはまるゲームは出てこないなあ / “真島文吉 on Twitter: "作家は基本的にみんな仲間だと思っているけど、例外もいる。創作の闇の面の話で非常に不愉快なエピソードだけど、どっかで吐き出してえなあと思ってたことな…” htn.to/3JsAk3wFHD
— てっけん🎃Hayato Ikeya (@tekken8810) Jun 13, 2022
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うーん
— chai (@chai99216611) Jun 12, 2022
有名RPGらしいがワイはやったことなさそうだな
主人公に救いがない話は別段嫌いではないけど
あくまで結末の話で合って道中から全てそんな感じで
名作扱いされてる構成って逆に気になりますん twitter.com/ASCIIART_NOVEL…
このゲームが、自分の好きなゲームだったらどうしようの不安しかない twitter.com/ASCIIART_NOVEL…
— 彼方 (@aonokanata00) Jun 12, 2022
真島文吉先生の同級生、メディアに出るとき変な被り物してる人じゃないだろうな……。 twitter.com/ASCIIART_NOVEL…
— ながの (@ToshiroNAGANO) Jun 13, 2022
こんな悪辣な奴おるんか!と思いつつも、このぐらいイカれた人間じゃないと人を強引に動かすなんて事はできないだろうなというのは実感としてあります
— あにきちゃん (@ka3jp) Jun 12, 2022
ゲームの有名プロデューサーのネジが吹き飛んでるエピソード、今までいくつか見たり聞いたりしている twitter.com/ASCIIART_NOVEL…
よし、ボケよう!
— 蜷川 新右衛門。 (@dennisbergkam20) Jun 12, 2022
「DQ5」で! twitter.com/ASCIIART_NOVEL…
作家が自作に誰かをモデルにした登場人物を出してそいつを苦しめて報復する、という話はまれに聞くけどモデル本人にバラすのは卑劣では……? やられた側であるツイ主さんの不快さを思うと立場を逆にしても全然スカッとじゃないし。 twitter.com/ASCIIART_NOVEL…
— れんちるーと (@lenchroot) Jun 12, 2022
これ一通り読んだけど創作としてはアウトでは?
— Tsubasa@ロック・ハーヴェルト (@rZnKLDpCytphG6w) Jun 12, 2022
特定個人間の問題とはいえ投影した人に対する敬意が無いどころか馬鹿にしてるのが見て取れる。 twitter.com/ASCIIART_NOVEL…
この作品知ってる人いたらDMで教えてほしい。 twitter.com/ASCIIART_NOVEL…
— 一目連💉💉 (@DjUWA0Yz4ybb1g8) Jun 12, 2022
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