成城大学「学びの森 コミュニティ・カレッジ」秋冬講座開講!澤柳政太郎氏の教育思想に迫る講座も
成城大学は、生涯学習支援事業「成城学びの森 コミュニティ・カレッジ」の2024年度秋冬講座を開講。成城学園創立者・澤柳政太郎氏の教育思想を学ぶ講座など、多様なジャンルの15講座が用意されています。9月8日から申込受付開始、大学施設の利用も可能です。
成城大学「学びの森 コミュニティ・カレッジ」秋冬講座開講!澤柳政太郎氏の教育思想に迫る講座も
成城大学が、生涯学習支援の一環として展開する「成城学びの森 コミュニティ・カレッジ」の2024年度秋冬講座が、10月1日より開講されます。
今回の秋冬講座では、8つのジャンルから全15講座が開設され、語学や趣味、教養など、幅広い学びの機会が提供されます。特に注目すべきは、成城学園の創設者である澤柳政太郎氏の教育思想に焦点を当てた新設講座です。
澤柳政太郎氏は、1917年に日本の小学校教育改革を目指し、成城小学校を創設しました。そして、教師たちに対して「教育を研究する」ことの重要性と方法を常に考えさせることを重視しました。この講座では、澤柳氏の残した文章を紐解きながら、彼にとっての「研究」とは何か、そしてなぜ教師たちにそれを求めたのかを、受講生と共に探求していきます。
「成城学びの森 コミュニティ・カレッジ」は、2006年から続く成城大学の生涯学習支援事業です。個性豊かな講師陣が、それぞれが設定したテーマに基づいた2回~8回の連続講座を展開します。芸術からビジネスまで、多岐にわたるテーマが用意されており、今回は成城大学ならではの学問的な内容の講座が15講座開講されます。
このコミュニティ・カレッジの魅力は、講師と受講生との距離の近さにもあります。多くの講座は、定員25名の小教室で行われ、講座前に受講生同士が交流する光景もよく見られます。また、成城大学図書館や学生ホールなど、大学の施設を利用することも可能です。特に図書館では、地上3階から地下1階までにある豊富な蔵書を自由に閲覧できます。
講座期間は10月1日から12月23日までの間で、講座によって異なります。受講方法は対面とオンデマンドの2種類があり、受講費用は講座によって4,000円~12,000円(税込)です。申込受付は9月8日から開始されていますが、講座によって申込期限が異なるため、注意が必要です。
興味のある方は、成城大学公式ウェブサイトに掲載されている講座詳細サイトや申込専用サイトから、詳しい情報や申し込み手続きを確認することができます。
成城大学は、このコミュニティ・カレッジを通じて、地域社会の活性化と人材育成に貢献するとともに、受講生一人ひとりが学びの喜びを感じ、充実した時間を過ごせる場を提供したいと考えています。
成城大学が開講する「成城学びの森 コミュニティ・カレッジ」の秋冬講座は、多様な分野の学びを提供する魅力的なプログラムだと感じました。特に、成城学園創立者である澤柳政太郎氏の教育思想に焦点を当てた講座は、教育史や教育改革に興味を持つ人にとって、非常に興味深い内容ではないでしょうか。澤柳氏が教師たちに求めた「研究すること」の意味を、実際に彼の文章を読み解きながら探求していくという点は、単なる知識の習得にとどまらず、受講生自身の思考を深める貴重な機会となるでしょう。
また、少人数制でアットホームな雰囲気の中で行われる講座は、講師や他の受講生との交流を深め、学びの楽しさを共有できる場となりそうです。大学図書館などの施設を利用できる点も魅力的です。生涯学習の機会を提供するだけでなく、大学という学びの場を地域社会に開放し、地域の人々との交流を促進する試みは、大学の社会貢献という側面においても意義深いものと言えるでしょう。
さらに、学生と協働で制作されたチラシデザインからも、成城大学の教育理念が感じ取れます。大学が積極的に学生の創造性を育み、社会との連携を図っている姿勢は、未来を担う若い世代にとって、大きな刺激となるはずです。
今回の秋冬講座は、歴史、文学、芸術、社会問題など、幅広いテーマが取り上げられています。自分の興味関心に合った講座を受講することで、新たな知識や発見を得られるだけでなく、新たな視点や思考を育むことができるでしょう。
成城大学が提供する「学びの森 コミュニティ・カレッジ」は、地域社会の活性化に貢献するとともに、受講生が自分自身の成長を実感できる貴重な機会となるでしょう。この機会に、ぜひ積極的に参加して、新たな学びの扉を開いてみてはいかがでしょうか。