全国の消費生活センターには、害虫駆除業者とのトラブルに関する相談が多く寄せられています。ここでは、特に注意が必要な4つの事例を紹介します。

事例1: 深夜のゴキブリ出現で高額請求

ある夜、ゴキブリが出現し、パニックに陥ったAさんは、ネットで「約500円～」という広告を見て業者に電話しました。業者からは「料金は1万円くらいになる」と言われましたが、訪問した作業員は約10万円の見積書と契約書を手渡しました。Aさんは「仕方ない」と思い、クレジットカードで支払ってしまいました。翌日、管理会社の委託業者に確認すると、「その業者は相場よりかなり高い」と言われました。

SNSでは、「500円で出張サービスを受けられると思ってるアホをターゲットにするとは賢いな」という意見が見られます。

事例2: 深夜のゴキブリ駆除で追加料金発生

深夜、ベッドの周りにゴキブリが現れたBさんは、「約500円、追加料金なし」というサイトを見て業者に電話しました。しかし、訪問した作業員は「ゴキブリの卵もあった」「放置すると増えるので徹底的にやったほうがいい」と言い、総額約15万円になると説明しました。Bさんが中断を申し出ると、「作業した分の料金は払ってもらう」と約7万円を請求され、強く脅されて支払う羽目になりました。

SNSでは、「見積もりどおりの値段でやれ」との声が多く見られます。

事例3: 防犯対策工事後のトラブル

ある家庭では、防犯対策工事を依頼しましたが、その後不審者が家の周りをうろつくようになり、結果的に建て替え工事を受注することに。この工事により、約4000万円の出費が発生しました。

「防犯対策工事のビラをまいたあとに不審者を歩かせて建て替え工事受注して4000万円儲かって笑いがとまらん」といったSNSの投稿が、問題の深刻さを物語っています。

事例4: 高額請求に対する不満

Cさんは、害虫駆除業者に依頼した際、見積もりの倍以上の請求を受けました。作業員は「放置すると大変なことになる」と脅し、最終的には約150万円の請求が発生しました。Cさんは警察に相談し、裁判を検討しています。

「150万とか高過ぎて普通に警察とか裁判案件だろ。馬鹿過ぎないか」というSNSの声が、この状況の理不尽さを指摘しています。

総括

害虫駆除業者とのトラブルは、深刻な経済的被害をもたらす可能性があります。SNS上でも、「利用したならちゃんと料金は払うべき」との意見がある一方、「10万円くらい貰ってコンバットを置いてくればいいよ」といった皮肉も見受けられます。

消費者は、複数の見積もりを取ることや、信頼できる業者を選ぶことが重要です。また、緊急時でも冷静に対応し、高額な請求に対しては毅然とした態度で対処することが求められます。