東大名誉教授・上野千鶴子(76)「アスリートに国家を背負ってほしくない。自分のためにやってほしい」

オリンピックの報道が続く中、社会学者の上野千鶴子氏がSNSで「マスメディアの報道はオリンピックばかり。うんざりする。アスリ

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オリンピックの報道が続く中、社会学者の上野千鶴子氏がSNSで「マスメディアの報道はオリンピックばかり。うんざりする。アスリートに国家など背負ってほしくない。彼らがだんだんエゴイストに見えてくる」との発言をしたことで、SNS上で大きな反響を呼んでいます。

この発言に対して、賛否両論の意見が寄せられています。批判的な意見の中には、「オリンピックを批判できるのは、そのクラスの努力を重ねてきたものにしか許されない」といった声があり、上野氏の発言に対して反感を示すものも見られます。また、「じゃあマスメディアに言って下さい。『オリンピック映すな』って」というコメントもあり、マスメディアの報道姿勢に対する疑問を呈する意見も見受けられました。

一方で、上野氏の意見に賛同する声もあります。「私はいくら日本人選手が活躍しようとこの国への誇りが湧き立ってはきません。愛国心はこの国で生きていくことに誇りと喜びをもてたとき醸成されていくものと思います」との意見があり、オリンピックに対するナショナリズムのあり方に疑問を投げかける声もありました。また、「オリンピックで応援することは楽しいのだ!上野さんも見方を変えれば楽しく思えると思うのだ!!」というコメントからは、オリンピックの楽しさを強調する意見も見られました。

さらに、オリンピックの報道が過剰であると感じる人々からは、「選手がエゴイストなのではなく、マスコミ(およびお手軽感動報道を求める国民)こそがエゴイストなのではないですか?」という意見も寄せられています。これに対し、「相変わらず、薄っぺらなポストばかりをされていますね。彼らはね、彼らに敗れた多くの人と、彼らを愛してくれる全ての人のために戦っているのですよ。その人たちを象徴するのが国家だというだけの話」という反論もあり、オリンピック選手の努力や献身を擁護する声も多く見られました。

今回の上野氏の発言は、オリンピックに対する世間の多様な見方を浮き彫りにしました。オリンピックを通じて国家や個人のアイデンティティがどのように表現されるべきか、またその報道がどのように行われるべきかについて、引き続き議論が続くことでしょう。

このように、オリンピックに対する見解は人それぞれであり、その評価や感情は多様です。今後もオリンピックをめぐる議論は続くと予想されます。

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