2024年03月12日更新
岸田政権 IAEA 中国

処理水放出をめぐり国際社会で岸田政権は厚い信頼を獲得!IAEA総会で浮き彫りとなった中国の孤立化

IAEAの年次総会で中国は日本の処理水放出を批判しましたが、日本は中国に対して真っ向から反論しました。ASEAN首脳会議と同様、国際社会は岸田政権が重ねてきた丁寧な説明で処理水の放出について理解・支持を示しており、中国の孤立化がますます浮き彫りになったようです。

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■IAEA総会で処理水放出をめぐる中国の主張に完全にねじ伏せた日本!むしろ中国の孤立化が浮き彫りに

オーストリアの首都ウィーンで開かれた国際原子力機関(IAEA)の年次総会が9月30日未明(日本時間30日午前)、閉幕した。東京電力福島第一原子力発電所の処理水放出を批判したのは中国のみで、日本の取り組みを支持する声が上がるなど各国は理解を示した。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)

▼処理水放出について激しく応酬した日本と中国

処理水放出後、初めての総会で、初日の25日の総合討論では中国が処理水を「核汚染水」と呼んで批判したことに対し、高市科学技術相が反論するなど日本と中国の代表が応酬を繰り広げた。外務省関係者は中国の主張を「批判ありきの批判」と指摘した。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)

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中国は「日本は関係国の人々の強い反対をかえりみず、海洋放出計画を始めた」と日本を非難

このうち中国国家原子力機構の劉敬副主任は、東京電力福島第一原子力発電所の処理水を「核汚染水」と呼んだうえで「日本は関係国の人々の強い反対をかえりみず、海への放出計画を始め、国際社会の幅広い懸念を引き起こした」と日本を強く非難しました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

日本からは高市早苗経済安保相が「科学的根拠に基づき丁寧に説明している」と真っ向から反論

これに対して、日本の高市科学技術担当大臣は「IAEAのレビューで日本の取り組みは科学的基準に照らして安全であるという結論が示されている。日本政府は科学的根拠に基づき高い透明性をもって国際社会に対して丁寧に説明していて、幅広い地域が日本の取り組みを理解し支持している」と述べました。

そのうえで「IAEAの継続的な関与のもと、『最後の一滴』の海洋放出が終わるまで安全性を確保し続ける」と述べ、改めて国際社会の理解と支持を求めました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

さらに高市経済安保相は「科学的根拠を無視して主張をしているのは中国のみ」と突っぱねる

さらに高市大臣は中国の演説に反論して「IAEAに加盟しながら事実に基づかない発信や突出した輸入規制をとっているのは中国のみだ」と述べ、中国に対し「科学的根拠に基づく行動や正確な情報発信」を求めました。

さらに中国の代表が発言の機会を求め、環境や人体への影響に関する日本の説明が不十分だなどと主張したのに対し、日本の引原大使は「安全性は日々のモニタリングで証明されている。中国のいくつかの原発から年間に放出されるトリチウムは福島第一原発から放出される計画の量の5倍から10倍にのぼる」などと反論しました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

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結局、日本の処理水放出を批判するのは中国のみだった模様

3日間の総合討論で日本の取り組みや処理水放出を批判したのは中国だけだった。中国に歩調を合わせて日本産水産物の輸入制限を検討しているロシアも総合討論では言及せず、中国の孤立を印象づけた。処理水放出に「憂慮」を示したのもシリアだけだった。

一方、ドイツやイタリア、オーストラリア、マレーシアなど13か国は、IAEAの監視体制や日本の情報公開の取り組みを評価した。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)

▼先のASEAN首脳会議でも中国は孤立!各国は「科学的根拠で説明している」と日本を支持

福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐって、ASEANと日中韓3か国との首脳会議で、岸田総理大臣から安全性についての説明を受けた加盟国からは冷静に受け止める声が聞かれました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

中国・汪文斌報道官「日本に断固とした反対と強烈な非難を表明する」

中国外務省 汪文斌報道官
「日本政府は国際社会の強烈な疑問と反対を顧みず、一方的に核汚染水の海洋放出を強行した。中国はこれに断固とした反対と強烈な非難を表明する」

中国には処理水問題を対日外交カードにしたい狙いがあったとみられますが、国際社会で同調する国は少なく、その思惑は外れた格好です。各国の記者からも中国の主張には賛同できないという声が相次いでいます。
引用元:newsdig.tbs.co.jp(引用元へはこちらから)

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しかし、インドネシア・マレーシア・タイなどの首脳は「攻撃的な外交をやめるべき」と中国を批判

これについて、インドネシアのズルキフリ貿易相は「日本は処理水は安全が確保されていると言っているので、問題はないと考えている」と話していました。

また、タイ政府の関係者はNHKの取材に「日本は科学的な基準に照らして明確に説明している」と日本の対応を評価しました。

このほか、マレーシアのアンワル首相は、6日に行われた岸田総理大臣との懇談の中で、処理水放出についての日本の立場に理解を示したということです。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
マレーシアのメディア
「日本は処理水放出について透明性を保っている。中国の外交は表面上では紳士的でも、行動はそうではない」
タイのメディア
「ASEANは賛成しないと思う。攻撃的な外交ではなく、もっと適切な方法をとるべきだ」
引用元:newsdig.tbs.co.jp(引用元へはこちらから)

■これまで真摯に処理水放出の安全性と必要性を国際社会に訴え続けてきた岸田政権

岸田首相は5日午後、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出を巡り、「さまざまなマルチの会談や首脳会談を通じ、我が国の取り組みについて理解や協力が得られるよう説明を尽くしていきたい」と強調した。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)

岸田総理は言葉通り、各国に向け丁寧に説明「G20で一層理解が広まった」

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岸田文雄首相は10日、訪問先のインドの首都ニューデリーで記者会見した。東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出について「日本の対応を改めてしっかりと説明した。これまでも多くの国から処理水放出のプロセスが安全で透明性の高いものであると評価されているが、こうした理解が一層広まった」と語り、5日からのインドネシア、インド歴訪の成果を強調した。
引用元:mainichi.jp(引用元へはこちらから)

▼上川外相も就任早々から処理水放出について説明を繰り返し、理解を得ている

ニューヨークを訪問中の上川外務大臣は国連のグテーレス事務総長との会談で、原発処理水の海洋放出について説明しグテーレス氏は理解を示したということです。
外務省の発表によりますと、会談の冒頭、上川大臣はグテーレス事務総長とは「法務大臣の時にお会いして以来、6年ぶりだ」と再会に触れました。

グテーレス事務総長は外務大臣への就任と今回の国連総会出席を歓迎すると応じたということです。
上川大臣はまた、処理水の海洋放出についてこれまでの対応を説明し、グテーレス事務総長は日本の取り組みや立場を理解すると述べました。

これに先立って上川大臣はカナダのジョリー外相とも会談し、処理水について説明しジョリー外相からも理解が表明されたということです。
引用元:news.tv-asahi.co.jp(引用元へはこちらから)

また、上川外相はIAEA・グロッシ事務局長と福島第一原発処理水の海洋放出を巡る協力文書に署名

上川陽子外相は18日(日本時間19日)、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と米ニューヨークで会談した。両氏は東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡る日本とIAEAの協力文書に署名した。処理水放出に対するIAEAの関与をより明確に示す狙いがある。

文書は、IAEAが引き続き処理水のモニタリング(監視)を行い、分析・評価に取り組むとの内容。処理水放出には中国などが反発している。

上川氏は会談で「科学的根拠に基づく国内外への発信を行う」と強調した。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

▼国際社会の後押しを得て、10月5日より2回目の処理水放出が開始された

福島第一原子力発電所にたまる処理水について、東京電力は、ことし8月から行った1回目の海への放出に続き、2回目の放出を、5日午前10時18分に始めたと発表しました。

福島第一原発では、トリチウムなどの放射性物質を含む処理水が1000基余りのタンクで保管されていて、東京電力は基準を下回る濃度に薄めたうえで、ことし8月24日から海への放出を始めました。

引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

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今回も放出後の海水に含まれる放射性物質のトリチウム濃度は基準を下回り続けている

8月24日〜9月11日に実施した初回は7788トンを放出した。東電は放出後は毎日、原発周辺の海域で海水に含まれる放射性物質のトリチウム濃度を調べてきたが、基準を上回るような数値は出ていない。

放出中も毎日、目視や点検器具で設備の状態を確認し異常はなく、放出後の点検でも問題はなかったとする。

2回目の放出でも複数の機関が原発周辺で海水や魚類をモニタリングする。東電は毎日、環境省は週に1回実施する。水産庁はヒラメを中心に魚類を採取し、週に4回分析結果を公表する。それぞれトリチウムなどの濃度が基準内かを確かめる。
引用元:www.nikkei.com(引用元へはこちらから)
岸田政権がこれまで真摯に国際社会に説明してきた成果が出てきている。
中国はいい加減、政治的な理由による難癖をやめるべきだろう。
これからも岸田政権には科学的根拠に基づいて粛々と行動していってもらいたい。

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