2024年03月23日更新
メディア 安倍元総理 宮坂直史

安倍元総理銃撃事件のメディア報道が犯人の思惑通りと専門家も批判!「やっぱりマスゴミ」と国民もうんざり

安倍元総理銃撃事件についての昨今のメディアの報道姿勢に批判が集まっている。今のマスコミの報道っぷりは犯行の動機に注目させ、犯人の思惑通りに動いているに他ならない。しかし、身勝手なテロ行為が肯定されるなどあってはならないのだ。

1096
0

■7月8日 参院選中に起きた安倍元総理銃撃事件に日本中が震撼した

奈良市の近鉄大和西大寺駅前で8日午前、街頭演説中だった自民党の安倍晋三元首相が銃撃された事件は大勢の聴衆がカメラを向ける中で起きた。安倍氏がマイクを握ってから、凶弾に倒れるまでの時間はおよそ1分30秒。「AED、AEDを、どうかお助けください!」。関係者の悲鳴のような声が響く。安倍氏は現場で心肺停止となった。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

海外メディアも速報として大きく取り上げ、各国の要人からは安倍元総理を追悼する声が続々と届いた

スポンサーリンク

スポンサーリンク

■連日事件について報道しまくるメディア…その常軌を逸した報道ぶりで国民は疲弊

安倍元首相が銃撃された場面の映像が何度も流されることについて、専門家は「心の健康に影響を及ぼす恐れがある」と指摘し、同じ映像を繰り返し見ないよう注意を呼びかけている。
事件や災害、戦争などの「惨事報道」は、事実を迅速・正確に周知し、再発防止策などにつなげる役割がある。一方、2001年の米同時テロや13年のボストンマラソン爆弾テロなどでは、衝撃的な映像による心理的影響が指摘された。トラウマを体験した人や精神的な悩みを持つ人は悪影響が強まる傾向があるという。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
出典:www.yomiuri.co.jp
『衝撃的な報道映像』を繰り返しテレビに映し出す

▼もはやメディアの報道展開は犯人の思惑通り

スポンサーリンク

スポンサーリンク

統一教会に恨みを持っていた犯人……その母親が統一教会にのめり込んでいたという「不幸な境遇」をメディア各社が次々と報道

安倍晋三元首相(67)が銃で撃たれて殺害された事件で、殺人未遂容疑で奈良県警に現行犯逮捕された無職、山上(やまがみ)徹也容疑者(41)=奈良市大宮町3丁目=の親族が朝日新聞の取材に応じ、「山上容疑者は子どもの頃から、母親が入信していた宗教団体をめぐって苦労していた」と話した。
捜査関係者によると、山上容疑者は逮捕後の調べにこの宗教団体の名を挙げ、「恨む気持ちがあった」と説明。その上で、「安倍元首相が(その団体と)近いので狙った」という趣旨の供述をしているという。
引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)

▼メディアの異常な報道っぷりに「やっぱりマスゴミ」と国民は呆れ

スポンサーリンク

スポンサーリンク

■メディアの偏った報道姿勢に専門家からも続々と批判が集まっている

▼メディアによる「固定観念の罠」

事件発生当時、犯人が17年も前に海上自衛隊にいたことを繰り替えして強調したメディア

山上容疑者も奈良県随一とされた高校の優等生で応援団長を務めて人望もあったようだが、卒業後は家庭の都合からか大学には進学せず、専門学校に入った。

2年間専門学校で学んだ後、2003年から2005年まで3年間は任期制自衛官として海上自衛隊に勤めた。
任期制自衛官というのは、3カ月の基礎訓練後、階級が最下位の2等海士(2等水兵)となり、3年後本人が希望し、選考に通ればさらに2年間継続任用される。

(中略)

今回の事件では、山上容疑者が短期ながら海上自衛隊にいたことで、射撃や拳銃製作の知識、経験を得たかのように報じられている。

だが2等水兵は、小銃射撃については、基礎教育で一応習う程度だ。彼は護衛艦「まつゆき」の砲雷科に属したが、扱うのは口径76ミリの艦砲や対空、対艦、対潜水艦ミサイルで、拳銃とはほとんど無縁だ。
約17年も前に海上自衛隊にいたことを今回の銃撃事件に結び付けるのは無理がある。これも固定観念からの見方だ。
引用元:diamond.jp(引用元へはこちらから)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

当初犯罪の動機が、政治的目的ではなかったにも関わらず「自由な民主主義体制を破壊する行為」と決めつけ報道したメディアも

安倍晋三元首相銃撃事件が発生した直後、与野党の政治家や報道機関は、「政治的テロ」かのように捉えての言動や報道が相次いだ。
「言論を銃撃、暴力で封殺する行いは断じて許すことはできない」などと犯人を激しく非難し、「民主主義が決してテロに屈してはならない」と訴えた。
だが山上徹也容疑者(41)を奈良県警が取り調べたところ、独善的な政治理念といった“高尚”な動機ではなく、個人的な不遇の鬱憤を晴らす行動だったことが分かってきた。
引用元:diamond.jp(引用元へはこちらから)

犯行の政治性や選挙との関連性を決めつけた見方をすることは、かえって選挙や政治に不当な影響を与えることになりかねない

参議院選挙最終盤にもかかわらず、史上最長の在任期間を誇った元首相の突然の死去の報道一色となったが、この事件のマスコミの受け止め方、取り上げ方には、疑問な点が多々ある。

今回の事件の発生直後から、

「言論を暴力で封じ込める行為」

「自由な民主主義体制を破壊する行為」

などの言葉が、当たり前のように使われていることには違和感を覚える。

参議院選挙の投票日の2日前に、その参議院選挙の応援のための街頭演説を行っていた最中に起きた事件であり、それが、選挙に多大な影響を生じさせたことは間違いない。しかし、犯罪の動機が、選挙運動の妨害などの政治的目的であったとする根拠は、今のところない。選挙期間中の街頭演説中の犯行だったことだけで、反抗の政治性や、選挙との関連性を決めつけた見方をすることは、逆に、選挙や政治に不当な影響を与えることになりかねない。
引用元:diamond.jp(引用元へはこちらから)

▼元信者の教授が「過剰な”教団批判”は信者が逆に信仰の殻に閉じこもってしまう」と警鐘

1992年10月、仲正教授は統一教会を脱会。11年半の信者生活を終えた。安倍元総理が凶弾に倒れた今回の事件について、元信者として何を思うのか。仲正教授は現在、メディアやSNSなどを通じて教団に対して強い批判が集まっていることに警鐘を鳴らす。

「教会の方針に対して批判するならいい。もう行き先が無くて迷っているような一般の信者に『原理はもともと問題がある』など、そんなことを平気で言ってしまったら『統一教会を辞めても自分がずっと否定され続けるんだな』となってしまう。そういう負のループを断つべき。信教の自由としてここまでは認めるよと。こういう仕組みにすべきだと思うなど、(批判だけではなく)ちゃんと提示すべきだ」
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)

▼テロ研究の権威である宮坂氏も指摘「対策として大事なのは、犯行に大義があるかのような宣伝に加担しないこと」

出典:matomame.jp
宮坂 直史(みやさか なおふみ)
日本の国際政治学者で、防衛大学校総合安全保障研究科兼人文社会科学群国際関係学科教授。
専門は、国際政治学、安全保障、テロリズム研究、軍備管理。

著書『国際テロリズム論』(芦書房、2002年)
著書『日本はテロを防げるか』(筑摩書房、2004年)
編著『テロ対策入門』(亜紀書房、2006年)
編著『対テロ国際協力の構図』(ミネルヴァ書房、2010年)
単訳(チャールズ・タウンゼンド著)『テロリズム』(岩波書店、2003年)
共著『実践危機管理 国民保護訓練マニュアル』(ぎょうせい、2012年)
共著『日本最悪のシナリオ 9つの死角』(新潮社、2013年)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

――恐怖心は社会をどう変えるのですか。

 「恐怖にとらわれた国家や社会はしばしば過剰反応を起こし、監視や自粛などの規制を続ける中で疲弊したり自滅したりしていく。それがテロリストの狙いです。対策として大事なのは、犯行に大義があるかのような宣伝に加担しないことです。今回の事件を議論する際にも、事件の連続をどう防ぐかに注意をした方がいいと思います」
引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)
――選挙中に元首相が銃撃されたことで、民主主義を守ろうという声が叫ばれています。

 「犯行に対して『民主主義を破壊する行為だ』という非難が語られていますが、テロ研究の視点から見て気になるのは、自由と民主主義を壊すのはテロリストではなく、テロを受けた側の人々だということです」

――どういう意味でしょう。

 「テロリストは、自由と民主主義を最大限に利用して反自由主義的、反民主主義的な世界を作ろうとする存在ですが、実際に自由と民主主義を破壊するのはテロを受けた側、つまり国家や市民だということです。破壊されるのはテロが起きたときではなく、テロを見て人々がそれらに制限をかけたときです」

 「実はテロリストも多くの場合、自由と民主主義を破壊しようとしてテロをしているわけではありません。背景に政治的狙いがあるか否かも重要ですが、犯行を見た私たちが過剰反応せず自由で民主的な社会を変えない決意を持てるかどうかの方が、より重要だと私は思います」
引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)
事件についての昨今のメディアの報道姿勢は、見ようによっては犯人への同情を誘い、犯行を正当化しているにようにも捉えられかねない。
一連の報道っぷりで、メディアがいかに報道機関として地に落ちているか改めて露呈することになったと言えよう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ニュースの新着

【現地画像】京王線人身事故による新宿駅大混乱!小田急線入場規制で帰宅ラッシュ激化

11月21日、京王線で発生した人身事故の影響で、新宿駅の小田急線が入場規制を実施...

【事故】広島市東広島バイパスで人身事故による大渋滞発生!通行止め情報と現場状況

11月21日、広島市安芸区の東広島バイパス下り線で人身事故が発生し、中野東IC~...

【速報】六本木ヒルズ近辺で火事発生!「めちゃくちゃ煙出てて、消防車が何台も向かっていた」

2023年10月27日、六本木ヒルズ近辺で火災が発生しました。多数の消防車が駆け...

【ダイヤ遅延】京王線 下高井戸駅で人身事故発生!帰宅ラッシュ時、利用者大混乱

11月21日夕刻、京王線下高井戸駅で人身事故が発生し、帰宅ラッシュに直撃。新宿~...

【事故】札幌市東区で発生した交通事故による大規模渋滞:現場状況と詳細

11月21日、札幌市東区北23条東8丁目付近の道銀前交差点で発生した交通事故によ...

兵庫県知事選に不満の玉川徹氏「メディアは公職選挙法で縛られて云々」←それ以前に「放送法」守ってない説

元テレ朝社員の玉川徹氏が兵庫県知事選で斎藤氏が勝利したことを巡り、「メディアが公...

アクセスランキング

せきねもん給付金の注意喚起!お金配り当選者/仮想通貨投資の評判まとめ

せきねもんこと関根義光は、株式会社BLITZ Marketing及び仮想通貨取引...

【動画】石破首相、おにぎりの食べ方が汚すぎる!「カバでも、もうちょっと綺麗に食うぞこれ」

2024年11月19日、石破茂首相が食事をする際のマナーがSNSで大きな話題とな...

【事故】群馬県渋川市で人身事故発生!国道17号上武道路が一時通行止め

群馬県渋川市半田付近の国道17号上武道路上りで11月20日、人身事故が発生し、一...

【火事】埼玉県飯能市マンション火災:東飯能駅近くで火災発生

2024年11月20日午前6時58分頃、埼玉県飯能市栄町、東飯能駅東口付近のマン...

【火事】栃木県大田原市住吉町で火災発生!被害状況と詳細情報

2024年11月20日、栃木県大田原市住吉町で火災が発生しました。現場からは炎と...

【足場崩壊】東京都千代田区神田錦町でビル解体事故発生!鉄骨が道路に落下

11月19日、東京都千代田区神田錦町でビル解体工事中の事故が発生。鉄骨らしきもの...

まとめ作者