株式会社モンドデザイン(東京都港区、代表取締役:堀池洋平)は、2007年から廃棄タイヤをアップサイクルしてきたブランド「SEAL」より、「トロリーケース S」を新発表しました。この革新的なキャリーケースは、2024年5月20日(月)よりSEAL表参道本店にて受注販売を開始します。
今回の「トロリーケース S」は、1924年創業で兵庫県豊岡市に本社を構えるファイバー製トランクメーカー「HOKUTAN」とのコラボレーションで開発されました。その特徴は、廃タイヤチューブを特別な加工を加えずにそのまま使用している点です。これにより、タイヤチューブが持つ本来の弾力性、耐久性、そして防水性を最大限に活かした製品が完成しました。
この「トロリーケース S」は、過酷な旅先の環境にも耐える高い耐久性を持ち、雨や雪の日でも安心して使用できます。内部構造には、古紙を原料とする環境に優しいファイバーが用いられており、環境意識の高い消費者にもピッタリの製品です。さらに、このキャリーケースには、高い可動性と静音性を兼ね備えたキャスターや、2つのTSAロックキー、使うたびにしっとりと馴染む本革ハンドルが採用されており、細部まで高い品質と機能性が追求されています。
また、このトロリーケースは機内持ち込み可能なサイズで、手持ちにもさっと持ち替えができる設計です。廃棄タイヤチューブはそれぞれ異なる表情を持ち、一つとして同じものがないため、世界に一つだけのユニークなアイテムとして所有できます。この素材は、日本有数の鞄の産地である兵庫県豊岡市の職人たちによって一つ一つ丁寧に制作されており、アップサイクル製品への新たな需要を喚起し、持続可能な製品への意識を高めることを目指しています。
「SEAL」は、全ての作業が国内の高い技術を持つ職人たちによって行われているバッグブランドです。製品の製造過程では、森野帆布や藤倉航装といった異素材とのコラボレーションも行われ、オリジナル感を楽しみたい層やライフスタイルに敏感な層の利用を見込んでいます。また、WWF(世界自然保護基金ジャパン)への寄付や植林などを通じて、ユーザーが気軽に社会貢献活動に参加できる取り組みも積極的に行っています。
今回の発表に関する詳しい情報は、株式会社モンドデザインの公式サイトやSEALの公式ページから確認できます。環境に優しく、機能性も高い「トロリーケース S」について、興味がある方はぜひチェックしてみてください。